1.5年越しの初対面、はじめてのフランス、顔も知らなかった友達の家へ。
パスポートコントロールがない。
ラトビアを離れるとき、ゲートを間違えたのかと本気で焦った。 調べてみると、シェンゲン協定でEU域内の移動にはパスポートが不要らしい。最高だなぁって思った。
ヨーロッパを横断する夜
不安がありつつも、ラトビアから飛び立ち、まずはオランダのアムステルダムへ。
到着してお水を買ったら、3ユーロ。めちゃくちゃ高い。しかもすごく小さいのに。 2時間くらいの待ち時間があったので、パソコンを開いて写真やビデオを見ていた。

そして、ついにトゥールーズへ。
オランダを出発し、飛行機はベルギーを通過し、パリへ。そして左に旋回してトゥールーズへ向かう。

窓の外は光しか見えなかった。すごく綺麗だった。 ヨーロッパを横断するっていうことはこのことなんだなぁって、感激だった。


通常よりも早くトゥールーズに到着。パスポートコントロールはなしで、そのまま外に出られた。
エレーナとの初対面
到着ロビーへいくと、彼女の姿はまだなかった。 Aprilに返信をしたりしながら待つこと10分。エレーナが来た。
それから、彼女のお母さん。
僕のイメージとは全く違っていた。どんなイメージをしていたのかは書きたくないので、書かない。 すごく親しみやすいお母さんで、ほんとうに素敵な人だった。見た瞬間、絶対に気が合うなっていうことがわかった。エレーナのお母さんは絶対にジャズが好きだっていうことがすごくわかった。
僕はエレーナにハグをして、お母さんにはフランス語で「よろしくおねがいします!」と伝えた。
深夜のドライブ、エレーナの家へ

夜11時。駐車場へ向かう途中、エレーナのお母さんに「どう?今の気分は?」と聞かれた。 たくさんの飛行機の乗り継ぎで大変な一日だったから、少し疲れたとお話しした。
リュックサックを車の後ろに載せた。僕がバックパックだけで来ていることに、エレーナはとても驚いていた。
フランスの冷たい夜の空気を吸いながら、車に乗ってオカンヴィルへ向かった。
車の中ではお母さんの仕事の話になった。とある航空機メーカーで働いているらしい。すごすぎた。 日本の航空会社はBOEINGを使っているんだよと伝えると、「あぁいやだ。いつも事故する機体はBOEING製だもの」と(笑)。 「じゃあ、エレーナはJALやANAは使えないね!」なんてジョークを飛ばしていたりした。
20分くらいで到着。オカンヴィルへ。
キャンドルの灯る家
エレーナの家は本当に綺麗だった。
入った瞬間、キャンドルがたくさんあって、家だとは思えないほどおしゃれだった。たくさんの芸術作品が置いてあって、2人で住んでいる家だと思うと、とてもいい雰囲気で、優しくて、生活感がない感じ。素敵な部屋だった。
もともとタンスとかそういう家具がなくて、内部に収納する作りになっている。だから不要な家具がなくて、すっきりとした空間。外観もとってもかわいらしい家で素敵だった。
部屋に案内されると、そこはお母さんの書斎だった。 たくさんのエレーナの写真がいたるところに置いてあって、子供のころの写真も飾ってあった。大切にされて育ったんだなぁっていうことがわかった。彼女の子供のころの写真がとてもかわいかった。
ベッドの上にはたくさんの毛布が置かれていて、すごく素敵な場所だなぁって。

エレーナとお母さんは12時を超えていたので、すぐに寝るということで、僕だけシャワーを浴びた。
こんな家に、お母さんと2人で住むなんて素敵だなぁって。とってもおしゃれだった。
目の前に、彼女がいる
そのあと、僕とエレーナはリビングで、お茶を飲んでスモールトークをした。
目の前に、彼女がいるなんて信じられなかった。
1.5年前、テキトーにフランス人の友達がほしくて、メッセージを送りまくった。その中の一人がエレーナで、彼女の顔も会うまではっきりとわからなかった。その彼女の家に、いまいる。
全く信じられなかった。こんなことがあるんだっていう感じ。
これも偶然ではなく、必然なんだなぁって思うと、人生は面白い。いまここにいることができるのも、僕がロシアへ留学して、自分の居場所は外国だと気づき、それで必死に5か月勉強してフリーランスになったからこそ。まさか、彼女と新年を迎えるなんて1μも思っていなかった。
僕はすごく幸せを感じた。
本当に、初対面で出会ったことがないのに、僕をフランスに招待してくれて、本当にありがとう。本当に、ありがとう。 とてもいい人。そして心が綺麗な人。
このさきもずっと、定期的にお話できるといいなぁって。 本当にそう思った。




