〜Путешествие, ведомое сердцем〜
僕は自分の殻を破った!怖くても話しかけた夜、地下の酒場でカラオケを歌った

僕は自分の殻を破った!怖くても話しかけた夜、地下の酒場でカラオケを歌った

Встреча, опыт, история
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ジョージアのホステルで朝「Where are you from?」と声をかけた一言が、ベラルーシ人2人と3時まで続く夜に変わった話

今日は久しぶりにホステルに泊まって、そこで出会ったベラルーシ人2人と過ごした夜の話だ。

ポーランドに住んでいるベラルーシ出身の子たちで、ジョージアを一緒に旅していた。

ホステルに戻ってきた理由

バトミで1ヶ月間ずっとアパートに住んでいた。

その間、自分のスパークを失っていくような感覚があった。ずっと1人でいると、コミュニケーション能力も下がっていく。なんだか難しいな、と思いながら生活していた。

ホステルって、出会いの場所だと思う。安いから行くんじゃなくて、出会いを求めて行くという人もたくさんいる。ホテルには厚い壁がある。ホステルにはそれがない。だから人との出会いが自然と生まれる。改めてそういう場所に飛び込みたいと思って、ホステルに泊まることにした。

自分のコンフォートゾーンから飛び出して、自分から「Where are you from?」と聞くようにしよう、と決めた。

そうしたら、いつの間にか3人くらいに話しかけることができていた。日本人の人、ロシア人の人、アラビア人の人。別に友達になったわけじゃないけれど、普通に日常の話ができた。そこで達成感があった。

今まで本当にできなかったことだった。いつも相手から「Where are you from?」と聞かれて、相手が心を開いてくれてから、自分も開く、というやり方をしてきた。でも今日は、自分が先に心を開いた。相手がそれに対して開いてくれる。自分が主導になっている。それがすごく大きな挑戦だったし、突破できたことが本当に嬉しかった。

ロビーでの出会い

チェックアウトの朝、ロビーに2人の子がいた。

何もせず、ずっとぼーっとしていた。何してるんだろう、この子たちと思いながら、普通に声をかけてみた。

「Where are you from?」

ちょっと怖い表情だったから最初は怖かった。でも話してみたら、彼らはベラルーシ出身で、今ジョージアを旅行しているらしかった。男の子と女の子のカップルで、今回は彼女を連れてきたのだと言った。

男の子——ジェーニャはジョージアに来るのが3回目だという。自分のルーツにジョージアの血が入っているから、もっとジョージアについて知りたくて旅をしているらしい。いろんな国に行きながら冒険しているのだと話してくれた。

もともと2人はベラルーシ出身だけれど、2020年のデモをきっかけにベラルーシを出て、ポーランドに来たそうだ。

そんなことを話しながら、ウパリサケリ(霧がかかる崖)に行くかどうかという話もした。霧がある日とない日があるから、その日の天気を見極めることが大事だと教えてくれた。明日行くかどうか迷っているらしかった。

そしたらカメラの話になった。ジェーニャがソニーの600を持っていて、趣味の話になって、気づいたらInstagramを交換していた。

その瞬間がめちゃくちゃ嬉しかった。

「Where are you from?」と声をかけたこと。普段だったら絶対言わなかった。でもそれを言ったことによって、こうやって友達になってInstagramまで交換できた。

そのあと「後でビールでも飲もう」と言われた。今日の夜、飲みに行くことになった。

2人は博物館に行くからってバイバイになったけど、その時点で本当に嬉しかった。たった一言「Where are you from?」という一言の勇気。自分から話しかけたっていうこの勇気。これが、すべてを変えるんだと思った。挑戦することって大事だなと、改めて実感した。

15分遅れで到着した

夕方、別のホステルにチェックインして少し休んでから、9時にバーで会うことになった。

準備しているときに、旅で出会った人にメッセージを書いてもらっている冒険ノートも持っていこうと思って取りに戻ったり、コートにするかジャケットにするか迷ってまた戻ったり、行ったり戻ったりしているうちに時間が過ぎた。

結局15分遅れてタクシーに乗り、バーに到着した。

ジェーニャとリーザはもう中にいて、ワインを1杯飲み終わっていた。改めてよろしくって言って、そこでいろんな話をした。

ワインを頼んだら、ジェーニャがおごってくれた。

ポーランドの家賃の話をした。すごく安かったけど最近高くなったらしい。2人がどうやってカップルで出会ったかという話もした。アプリで出会ったらしい。

リーザは大学で国際関係学を学んでいて、今は大学院で文化学を学んでいるという。ポーランドでは大学に入るのが19〜20歳からで、大学院生なら24歳くらいが普通なのに、リーザは20歳で大学院に来ているから「みんなに若いって言われる」と少し笑った。国によって全然違うんだなと思って、面白かった。

ジェーニャは25歳で、リーザは20歳。2人とも性格が似ているなと思った。リーザは初対面はすごく控えめだった。でも心を開くとよく喋ってくれる。ジェーニャも初対面のときはほとんど喋らなくて、内向的なのかなと思っていた。でも3人で集まって話すと、会話が止まらなかった。

僕はずっと聞いていた。自分のことを喋るんじゃなくて、相手の話をたくさん聞いて、いろんなことを吸収する。改めて、話すって大事だなと思った。

「ポーランドにまた遊びに来てよ」と言ってくれた。ポーランドに行く理由ができた。ワルシャワとクラコフと、沿岸部の地域があって、そこから飛行機でオスロに行くとき14ユーロだったよ、という話も教えてくれた。ポーランドのことを知っている彼らから教えてもらえることが、自分にとって本当に知識になった。人と出会って話をするということは素晴らしいことだな、と思った。自分のないものがだんだん大きくなる感覚。これって素敵だな、と改めて感じた。

タクシーとベラルーシ語

ジェーニャが「そろそろ行こう」と言って、タクシーで2軒目に向かった。

タクシーの中で、ベラルーシ語を少し教えてよという話になった。

そこで知ったのだが、ベラルーシ語をベラルーシで喋ると反国家的とみなされるらしい。それがびっくりした。僕が喋るのは問題ない、僕は日本人だから。でもベラルーシ人がベラルーシ語を喋ることは良くないとされているらしい。

本当に興味深かった。

タクシードライバーも「どこから来たの?」と興味を持って話しかけてくれた。1人の人がいいバイブを持っていると、みんなに伝染して良いバイブになっていく。改めて、ポジティブな人や包容力が強い人って素敵だなと思った。ジェーニャのような人になりたいと思った。彼は本当にサポーティブで、男らしかった。内向的ではあるんだけど、それでも男らしかった。

地下の酒場

2軒目は地下にあるワインバーだった。

重いドアを開けると、本当にローカルの人たちが集まる酒場みたいな雰囲気だった。天井が低くて薄暗い。ゲームの世界に迷い込んだみたいだった。日本にはこういう場所、本当にないと思った。ローカルの人たちが立ち話をして、いろんな人が混じり合う場所。クラブじゃない。ワインバー。

日本人だとわかると、すぐに注目された。ワインの作り手の人と話した。その友人とも話した。店員さんが日本の東京のロゴのTシャツを着ていたから「それ好きだよ」と話しかけた。日本から来たというと、日本のどこに住んでいるの、日本行きたい、日本の車の話まで飛び出した。日本人であることの誇りと嬉しさがあった。

ワインをたくさん飲んでいたら、自然にロシア語が出てきた。ジェーニャに「なんでロシア語話せるの?」と驚かれた。ロシア語でコミュニケーションをとれて、すごく楽しかった。オーナーさんともたくさん喋って、おすすめのワインはどれって聞いて注文した。

ジェーニャとフランス語で少し話したりもした。

全部ジェーニャが払ってくれた。タクシー代も1軒目も、2軒目のワインも、全部。1円も払っていない。おもてなしってこういうことだ、と思った。次は自分がやる番だと思った。

ワインを2杯3杯と飲んでいるうちに、リーザが隣に来てまた話をした。今日出会ったばかりなのに、1週間2週間ずっと一緒にいた友達みたいな感覚だった。本当に不思議な感覚だった。新しい自分のコミュニティができた感じ。ジェーニャと僕とリーザ、この3人。なぜかそれが自分のグループみたいな新しいコミュニティみたいに感じた。

きっとそれは、彼らがアットホームだったからだと思う。外国的でもなくて、内向的な人たちだから、1人の人を大切にしてくれる感じがあった。包容力があったのかな。自分が受け入れられている、本当に興味を持ってもらっている、そういう感覚を感じることができたからこそ、そう思えたのかもしれない。

途中でワインの作り手の人が「ウェルカムドリンク」と言って、チャチャ(Chacha)を出してくれた。ジョージアのワインから作るアルコール52パーセントのやつで、ブドウの味がした。今まで飲んだチャチャの中で一番おいしかった。もともとチャチャはあまり好きじゃなかったのに、このブドウのチャチャで好きになってしまったかもしれない。

人前で歌うカラオケ初挑戦

店の奥にステージがあった。

ローカルの人たちが順番に歌っていた。みんなすごく積極的に参加していた。素敵だなと思った。日本ではなかなかこういうのがない。知らない人の前に行って自分が歌う、次は自分が歌う、という感じ。

ジェーニャが「歌おうよ」と言った。

怖かった。全然知らない人の前でマイクを持つ。下手だったら、忘れてしまったら、変に思われたら、そんな考えが頭を回った。

「誰もわかんないから、ジャッジもしないし、全然下手でもいいよ」

ジェーニャのその言葉で、決めた。歌ってみようと思うことができた。

浜田省吾を1曲。福山雅治を1曲。Stay with me。それから、英語の曲でWicked gameも歌った。

歌い終わると拍手が来た。席に戻ったらリーザが「声、素敵だよ、上手だよ」と言ってくれた。

嬉しかった。でもそれ以上に、自分が歌ったことに対してアクセプトされたという感覚が、神経の中に染みついた感じがした。これは1つの大きな成功体験になったことは間違いないと思った。

今までずっと、人前で知らない人の前で歌を歌うことに抵抗があった。すごく恥ずかしかった。でもジェーニャのおかげで、リーザのおかげで、また1つ壁をぶち壊すことができた。

そのあと、リーザがラナ・デル・レイの話をしてくれた。好きな音楽の話になって、趣味が重なっていた。「じゃあせっかくだから一緒に歌おう」となって、2人でBorn to Dieを歌った。初対面の人と同じ曲を一緒に歌う、そんな経験は初めてだった。大きな挑戦だったし、大きな達成だったなと振り返って思う。

気づいたら3時までになってた

気づいたら1時になっていた。

通常12時閉店のバーなのに、扉に内側から鍵がかかっていた。外からはもうお客さんが入れない状態。でも中にいる僕たちはまだいていい。そのコミュニティの一員になれたことが嬉しかった。その後もずっといろんな人が順番に歌い続けていた。

気づいたら3時になっていた。

「そろそろ行こうか」という話になって、ジェーニャとリーザと僕はその場を出た。

3人で歩いて、リーザのホステルまで送って、最後に握手してバイバイした。

本当にいい経験だったな、と思う。自分の殻が破けたような感覚だった。最初は怖かった。歌う前は本当にすごく怖かった。下手に思われたら、うまく歌えなかったら、忘れてしまったら、そういう気持ちがあった。でも勇気を持って歌ったら、みんながアクセプトしてくれた。


これすべてが、あの朝の「Where are you from?」がなければ実現しなかったことだ。

ジェーニャと友達になれたこと、リーザと友達になれたこと、ワインをおごってもらえたこと、カラオケに挑戦できたこと、Born to Dieを一緒に歌えたこと。

全部あの一言からだった。

だから思う。今まで自分には勇気がなくて、どれだけ多くの機会を見失ってきたんだろう、と。あの一言さえ言っていれば、こんなに友情が広がって、コミュニティが広がって、ポーランドに遊びにおいでよと言ってもらえるようになったわけじゃないか。もし他の人にも同じようにしていたら、どれだけ自分のコミュニティが広がっていたんだろう、と思うと、たくさんの機会を失ったなと感じた。

でも同時に、今日こうやって新しい挑戦をして、怖くても自分から話しかけるという挑戦をしたからこそ、得られたことだと思う。挑戦したことに対して、すごく誇りに思う。自分はよくやったと、今は思っている。

ジェーニャはトルコに行くらしい。イスタンブールで会える可能性があると話した。またポーランドに行ったときに会えるかもしれない。

あの朝ロビーでぼーっとしていた2人に「Where are you from?」と声をかけなかったら、何もなかった。それを思うと、人生って面白いなとすごく思う。人生はサプライズだ。

怖くても、やってみること。怖い怖い、と思いながらでも一歩踏み出すこと。それがすべてを変えるんだと、この夜が証明してくれた気がした。

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● Profile

Kota Ishihara

Выпускник факультета естественных наук и инженерии (кафедра наук о жизни) Университета Киндай. После окончания учёбы самостоятельно освоил веб‑разработку и начал работать фрилансером в 2022 году. Сейчас он путешествует вокруг света, параллельно работая веб‑инженером, и продолжает делиться в блоге, на YouTube и в соцсетях под темой: «Жить как путешествуешь. Работать с вдохновением. Соединяться сердцем». Вместо того чтобы просто посещать достопримечательности, он ценит «вдыхать воздух страны и оставаться там так, словно живёшь на месте». В будущем он мечтает сделать Европу своей базой, создать креативную многонациональную команду и запускать трансграничные проекты. А также стать пилотом и самому держать штурвал. Музыка и мода — инфраструктура его жизни. К наушникам он очень строг. Человек, которого он уважает, — Таро Окамото.

#В том же настроении