〜心のままに歩く旅〜
未完だから惹かれる。それが人間というものらしい

未完だから惹かれる。それが人間というものらしい

カルチャー, 気づき, ストーリー
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13時に起きた体調回復中の一日。400年以上タイの首都だったアユタヤの博物館で歴史に触れ、ナイトマーケットで人生初のタイミルクティーアイスを食べる。一人の時間に浮かんでくる未完のストーリーと、未練があるからこそ人間は面白いという気づき。明日はいよいよ12時間の電車でチェンマイへ。

今日はたくさん寝た。本当は10時30分に起きる予定が、なんと13時に起床。だめだなとも思いつつも、体調が完全に回復するにはたくさん寝る必要があるらしいと体に問い合わせて、納得した。起きてからシャワーを浴びて、カオマンガイをデリバリー。バンコクよりも並外れて安くて、2つ注文しても400円くらいだった。

アユタヤの博物館 — 400年の首都の記憶

バイクタクシーに乗ってアユタヤの博物館へ。そこにはアユタヤ王朝(1760年頃)に使われていたリングや仏像、骨董品がたくさん展示されていた。アユタヤはなんと400年以上もタイ王国の首都だったという。それだけでもすごいことだ。

しかし、ミャンマー(ビルマ)の侵攻によって首都は陥落し、多くのものが破壊されてしまった。仏像の頭だけを持ち去られたという過去もあるらしい。

本当に痛ましいことだと思った。それでも、歴史を肌で感じることができる、興味深い場所だった。

ナイトマーケットと、人生初のタイミルクティーアイス

博物館のあとは歩いてホステルへ向かう途中、ナイトマーケットに立ち寄った。ココナッツが25バーツですごく安かったので1つ購入して、その場で飲む。それから近くのアイスクリーム屋さんで、タイミルクティー味のアイスクリームを食べた。人生で初めての味。本当に美味しかった。

アユタヤはバンコクからすぐ近くなのに、まだ整備が追いついていない感じで、取り残されているような印象を受ける。地域格差が本当に激しいなぁと感じた。

途中、野良犬と遭遇しないかという不安もあった。僕は犬に噛まれたトラウマがあるから、どうしても野生の犬がとても怖い。

一人の時間に浮かんでくるもの

無事にホステルに到着して、少しだけ休憩。こうやって一人の時間になると、どうしても考えてしまうことがある。まだ自分の中で消化しきれていない過去のこと。自分で勝手に理想化してしまっているんだと思う。でも、それでもいい。

人間って「未練」とか「後悔」をここまで引きずるものなんだなぁと思う。だからこそ、後悔しないように、自分の思っていることはすべて伝えなければいけない。

今回の数ヶ月前の出来事で、伝えるべき思いは伝えたから大きな後悔はしていないし、すべてやりきったと思える。だけど、未完だからこそ、そこに魅力を感じてしまう。それが人間というものだったりする。

人生って面白いなぁと思うし、こういう感情を味わえること自体が幸せだと思う。

アユタヤ最後の晩餐、そしてチェンマイへ

ホステルで準備をしてカフェへ向かおうとすると、オーナーさんと出会った。「掃除はしなくていい?」と声をかけてくれて、僕の名前もしっかり覚えてくれている。本当に気遣いが行き届いた方だ。彼にノートに手紙を書いてもらいたいなぁと思ったけれど、そう思っているうちにオーナーさんはもうどこかに行ってしまった。

カフェでは、生姜が乗ったクリアスープとブルーベリーティーを注文。最近、ホットティーが飲みたい気分なのかもしれない。アユタヤでの最後の晩餐を終える。

明日は11時30分の電車でチェンマイへ向かう。所要時間は12時間。しかもフラットではないシートでの長旅。

ワクワクとドキドキが入り混じっている。チェンマイでは毎日ジムに通って体を鍛え、精神的にも強くなりたい。もっとパワーアップできると思う。それが本当に楽しみだ。

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● Profile

Kota Ishihara(いしはら こうた)

近畿大学理工学部生命科学科卒業。卒業後は、Webサイト制作を独学で勉強し、2022年10月にフリーランスに。その後、海外に拠点を移すために海外視察を開始し、ヨーロッパ、東南アジアなどを一人で冒険をし、さまざまな人と交流する。将来の夢は、ヨーロッパに移住し、クリエイティブ・多国籍企業を作り、多種多様なクリエイティブプロジェクトをしていくと共に、パイロットになり世界を旅すること。音楽・ファッションなしでは生きられない。イヤホンにはとても辛口評価。尊敬する人は岡本太郎。

#同じ旅の余韻