〜心のままに歩く旅〜
旅と体調不良と孤独感。それでも撮り始めた僕の世界一周ドキュメンタリー

旅と体調不良と孤独感。それでも撮り始めた僕の世界一周ドキュメンタリー

ストーリー, 面白い体験,
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ブンタオ行きの船を降りると、バイクだタクシーだと声をかけられ、全部断った。Grabでタクシーを呼ぶと、さっき話しかけてきたおっちゃんだった。気まずいけど乗る。日本人だと伝えると「ありがとう」と日本語で返してくれた。風邪と下痢と孤独感の中、Ciciおすすめの廃墟みたいなカフェで日記を書いた一日。

映画から帰ると、もう朝の3時だった。
ということで、少しインスタグラムのリールを見る。そこには、毎日続けることに意味があるという言葉だったり、世界一周をしながら毎日モチベーションを発信している人、自分をドキュメンティングしている人たちの動画がたくさん流れていた。
改めて、自分の人生をドキュメントすることの重要性、そしてストーリーが感動を生むということを強く感じる。

今こそ、もちろんDay1から撮影しておけばよかったなと思った。でも、後悔してもしょうがない。だから今日から、自分のドキュメンティングを始めていこうと思う。フォロワー0からのスタートだ。

それと同時に、自分の写真も投稿して、少しずつ広げていきたい。思うのは簡単だけど、やるのは本当に難しい。どうしても、怠惰な性格だったり、移動の疲れだったりを理由にしてしまう。改めて、トラベル中にコンテンツを作って投稿し続けている人たちは本当にすごいなと思う。その大変さを、今まさに実感している。

朝起きて、急いで準備をしてホテルを出る。今日はブンタオに行く日だ。昨日チケットを買えなかったので、今日行くことにした。

ホテルからはバイクで7分くらい。すぐに到着した。出発の20分前に来てねと言われていたけれど、気づけばもう15分前だった。でもきっと、それはベトナム人の性格に合わせて「20分前」と言っているだけで、ちょうどの時間に来るようになるのかな、なんて思っていた。

無事に乗船場に着いて、船の中へ。典型的な船で、座席もかなり空いている。僕は窓側の席に座り、景色を眺めながら時間を過ごす。

体調が万全じゃないからなのか、自己批判みたいなものが顔を出す。うまく笑えないし、自然にスマイルもできない。やっぱり体調って大事だな、と改めて思う。

HCMCからブンタオへ

船に乗っている間は、日記を書いていた。大きなしぶきを上げながら進む船。そのしぶきを見ていると、子どもの頃にじいちゃんが教えてくれたことをふと思い出す。そんな記憶をたどりながら、2時間の旅をする。

到着すると、すぐにバイクだ、タクシーだと声をかけられる。またか、と思いながら断り続ける。とりあえず帰りのチケットを購入。32万ドン、だいたい1500円くらい。

それからゆっくりホテルを探し、最終的にGrabでタクシーを呼ぶことにした。すると、さっき話しかけてきたおっちゃんだった。
少し気まずいけどバイクに乗る。日本だと伝えると、「ありがとう」と日本語を話してくれる。すごく快い人でよかった。無事にホテルに着いて、ひと段落。

今日からは日記を撮ろうと思い、ありのままの自分の日記動画を撮ることにした。

その後、ATMでお金を下ろして、近くのフランス料理屋へ。メニューにmusselと書いてあったのでタラかなと思ったら、ムール貝だった。大量のムール貝が運ばれてくる。全部食べられるか少し心配だったけれど、開いていない貝以外は、なんとか食べ切ることができた。

ムール貝。これをきっかけに大好きになってしまった

ただ、割れている貝もあって、食中毒が少し心配になる。
食後すぐに2回下痢があり、昨日のフォーがまた当たったのかな、なんて思ったり。ベトナムに来ると、毎回決まって下痢が続くので、もしかしたら単純に体に合っていないのかもしれない、と考えてしまう。

それから、Ciciにおすすめしてもらった、昔は映画館だった場所をリニューアルしたコーヒーショップへ向かう。外観はまるで廃墟のようだけど、中はちゃんとしたカフェで、2階にはテーブルがたくさんあった。そこで作業をしたり、日記を書いたりする。

昔映画館だったカフェ

ただ、湿度があまりにも高くて汗が止まらない。体がじんじんしてきて、だんだん集中できなくなる。
自分は一体、何をやっているんだろう、と思ったり、急に孤独を感じたり。

いろんな感情と、「やらなきゃいけない」というプレッシャーが一気に押し寄せてくる。少し辛い気持ちになる。過度な期待って、どうやってコントロールすればいいんだろう、そんなことも考えていた。

そんな感じでカフェを出て、歩いてホテルへ戻る。

夜は仕事をこなして、気づけば夜中の2時。ようやくベッドに入る。
最近ずっと風邪を引いていて、エネルギーが湧かない。気持ちも少しダウン気味だ。
それでも、こんなものに負けるわけにはいかない、と負けん気だけは残っている。
早く治して、ちゃんと旅を味わいたい。

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● Profile

Kota Ishihara(いしはら こうた)

近畿大学理工学部生命科学科卒業。卒業後は、Webサイト制作を独学で勉強し、2022年10月にフリーランスに。その後、海外に拠点を移すために海外視察を開始し、ヨーロッパ、東南アジアなどを一人で冒険をし、さまざまな人と交流する。将来の夢は、ヨーロッパに移住し、クリエイティブ・多国籍企業を作り、多種多様なクリエイティブプロジェクトをしていくと共に、パイロットになり世界を旅すること。音楽・ファッションなしでは生きられない。イヤホンにはとても辛口評価。尊敬する人は岡本太郎。

#同じ旅の余韻