〜心のままに歩く旅〜
ベトナムの山で叫ぶ。日本では『変な人』、ここでは『人間らしい』

ベトナムの山で叫ぶ。日本では『変な人』、ここでは『人間らしい』

面白い体験, ストーリー, , 出会い, カルチャー
|
Clock

3 min to read

二日酔いから復活して13時スタート。ランソンの山に登り、頂上で叫ぶおじさんに触発されて自分も雄叫び。Sua Chua Nep Camという最高のヨーグルト、バドミントン少年との写真撮影、ビデオ通話の練習。そしてココナッツ屋のおじちゃんとの交流。トアンとの冒険はいつも話が止まらない。

山の頂上で叫ぶおじさんと、ビデオ通話の練習。

二日酔いからの復活、13時スタート

夜にビールを飲んだせいですごく体調が悪くなってしまって、ホテルでずっとクラクラして戻したりしていた。体調が回復するのは本当に遅くて、気づいたら13時になっていた。せっかく2日目はたくさん冒険しようってトアンと約束していたのに。だけど体調は十分に回復したから、冒険を再開しようということになった。

トアンがホテルに迎えに来てくれて、バイクに乗ってお出かけ。今日は山に行くとのこと!ランソンはかつて砦だったらしく、山を利用して御城があったりしたんだ。

バイクに乗ったまま「営業してる?」

山に行く前にお昼ご飯。Bun Chaを食べることに。ランソンは13時くらいになるとみんなお店が閉まってしまってお昼寝の時間らしい。たくさんの店が閉まっていて、結局残っているのがBun Chaのみだった。

トアンはバイクに乗ったまま大きな声で「いまって営業してる?」って聞いていた。なんかいいなぁって思った。僕もそうやってフランクに地元の人に話しかけたいなぁって。人の目を気にして無視されたらどうしようって思ってなかなか言わない人もいるなかで、トアンはすごくワイルドだなぁって思った。

このBun Chaに使われている牛肉がたまらなく本当に美味しかった。スープと牛肉をつけて食べる。この絶妙なバランスは日本の焼肉よりも美味しいって思ってしまうくらい。炭火焼きだからなのかな。揚げ春巻きも注文。

僕はすごくお腹が空いていたので白色の糸こんにゃくはすぐに食べてしまった。トアンはお腹いっぱいと言っていたのでもらっちゃった。

山の頂上で雄叫び

近くの小さなお店でポカリスエットとベトナムのヨーグルトを購入して山へ。

たくさんのローカルの人たちが山を登っていてみんな楽しそうだった。トアンもいつも陽気で共感能力が異常に高くて、一緒に冒険して山登りして本当に楽しかった。僕たちは話が止まらなかった。

頂上に到達して一息。そこからはランソンの街全体を見ることができた。本当にきれいだった。今日はすごく暑かったけど山の頂上は少し寒いくらいだった。

となんと、おじさんが急に大きな声で叫びだした。ふうぅううううう〜って。まるで雄叫びを上げる狼のように。それが滑稽で面白かった。僕もやってみたかったからめちゃくちゃ大きな声で叫んでみた。聞くところによるとベトナム人はストレスが溜まったらこうやって解放する人もいるらしい。

みんな共通だなぁって思った。でも日本でこれをやると「変な人」と思う人がいると思う。でもこれは偏った常識が定着してしまったせいで、本来の人間の感情に従った行動を「変」と解釈してしまう頭になってしまったと思う。普通に叫びたければ叫べばいいんだよって思った。ベトナム人はまだ人間らしい人がたくさんいて過ごしやすいなぁって。

頂上では先程買ったヨーグルトを食べた。どうやらあずきや米が入っていてめちゃくちゃ美味しかった。たぶん僕の大好きなヨーグルトの1つになったに違いない。それくらい本当に美味しかった。名前はSua Chua Nep Cam。

夕日と、バドミントン少年

山を降りて別の山にも登った。けっこう急だったけど案外すぐにてっぺんに到着した。そこで一緒に夕日を見ながら人生だったりいろんなことをお話した。

彼女と出会ったのは2023年、初めての東南アジアの旅に出かける時。最初の国がベトナムで最初の街がハノイだった。数日前にHelloTalkというアプリでてきとーにベトナム人に話しかけに行って、その中の一人が彼女だった。それでせっかくだから会おうかということでハノイで2023年に会って、3日間一緒に冒険をしたっていう友達。

そうしていると、バドミントンのラケットを背負った少年3人組が自撮りをしようとしていたので、僕が「撮ろうか?」って言った。すごく嬉しがっていて、僕はプロのように撮った。プロのカメラマンではないけど構図は間違いなく上手な方だと思う(笑)。

彼らはカタコトの英語で「どこから来たの?」ってお話をして、日本のバドミントン選手を尊敬していてその人知ってる?って聞かれた。僕は知らないって答えた。結局最後は一緒に写真を撮った(笑)。

たくさん写真も撮影して、暗くなったので下山。

ワイルドなダッグと、ビデオ通話の練習

夜ご飯はランソンで有名なダッグを食べに行った。めちゃくちゃワイルドで、美味しいかと言われたら別に美味しいとは思わなかった。

だけどいい思い出になった。ベトナムは一人で食べる文化がないのでいつもテーブルが大きい。2人ではとてもじゃないけど貴族だと思ってしまうくらいの広さだった。

ベトナムではビデオ通話をするのが普通らしくて、僕はそれに慣れていないからシャイでできないっていうことを話していたら、「じゃあ練習でやるか」ということになった。

一緒にそばにいるのに電話をして、僕の練習に付き合ってくれた(笑)。

恒例のデザートとココナッツ

その後はデザート。2023年の時も食後はいつもデザートに連れて行ってくれた恒例行事。今日はフエのデザートとランソンのデザートを食べることになった。

氷だったり果物だったりもちもちしたなにかが入っていてすごく甘かった。トアンはこのお店は10点中6点だってけっこう辛口評価だった。

僕は基準がわからないけど「もう一度食べたい」とは思わなかった。でも普通に美味しかったのかなって思う。

ショッピングモールへ行っていろんな商品を見た。こういうどうでもいいとは言っちゃいけないけど、どうでもいい時間っていいなぁって思った。トアンが「なにか買いなよ」と言ってきたのでマスカットを買うことにした。(これ実はホテルに戻ってから結局食べずにゴミ箱行きになってしまった(泣))

帰りの途中ココナッツがあったのでせっかくだから飲むかということで買うことにした。2023年にハノイのバッチャン村へ行くときに高速道路から出るところにココナッツがあってそれを買ったのが懐かしいなぁって。

道端のココナッツ屋さんだけど人が誰もいなくて待っているとおじちゃんが来てくれてココナッツを切ってくれた。すごく陽気で自分の娘がオーストラリアへ留学しているだとかそんなことをお話していた。こういうローカルとの交流っていいなぁって思った。トアンはとにかくコミュ力が高すぎて見習うところばかりだった。

僕もコミュ力が低いわけではないんだけど本来の力が出ていない状態というかそんな感じなんだと思う。

ホテルに戻り、また明日ということでばいばい。今日も本当に楽しかった。

#Keywords

● Profile

Kota Ishihara(いしはら こうた)

近畿大学理工学部生命科学科卒業。卒業後は、Webサイト制作を独学で勉強し、2022年10月にフリーランスに。その後、海外に拠点を移すために海外視察を開始し、ヨーロッパ、東南アジアなどを一人で冒険をし、さまざまな人と交流する。将来の夢は、ヨーロッパに移住し、クリエイティブ・多国籍企業を作り、多種多様なクリエイティブプロジェクトをしていくと共に、パイロットになり世界を旅すること。音楽・ファッションなしでは生きられない。イヤホンにはとても辛口評価。尊敬する人は岡本太郎。

#同じ旅の余韻