〜心のままに歩く旅〜
電波が届かない村で迷子。自分を信じた—北ベトナムのカオバンの1日

電波が届かない村で迷子。自分を信じた—北ベトナムのカオバンの1日

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カオバンループ1日目。全速力でバイクを走らせ、中国国境の山頂から一望し、電波が届かない村で迷子に。自分を信じて逆方向へ走った10分後、大通りに出た。牛が歩くホステルで600円のVIP船体験、フランス人とノート交換で盛り上がった夜。

朝ごはんと出発

ついに!朝を迎えた。僕は7時に起きて急いで準備をする。まだ誰も起きていなくてなんでみんな起きていないんだろうって思いながらも自分はシャワーを浴びて準備満タン!お姉さんが朝ごはんを作ってくれて卵のメニューを選んだ。

みんなぞくぞくと起きてきて一緒にランダムにいた子たちの席で朝ごはんを食べることになった。みんな朝ごはんをたくさん食べる。

みんな一緒に旅をしてきたわけではなくて最初はそれぞれ1人で途中でどこかで出会って一緒に旅をすることになって今は3人になっているだとか。

1人はイギリス、1人はインド、1人はオーストラリアってみんな違う国から来てそこから意気投合して今日はカオバン2日目だとか。みんな本当にオープンだなぁって思うし最高だった。こういう雰囲気は僕がまさしく大好きな雰囲気。

イタリア人の友達とも一緒に写真を撮った!本当は一緒にループへ行く予定だったんだけど彼の目的地は僕とは違っていてスケジュールも違っていたので僕は1人で行くことになった。

友達と一緒も楽しいと思うけど一人でもきっと楽しいだろうって思う!いつでもどこでもプランを自分で決めることができるからそれはそれで最高じゃねーかって思った。

ループの中へ

ついに僕は冒険を始めた!どんどん街から離れていってループの中へ入っていく。バイクやトラックがたくさんいる中ついに全速力でバイクを走らせる。時間が勝負で暗くなる前に中国国境の滝近くに到着していたい!って思って。

たくさんの森だったり山道を走るものだから自然しかなかった。匂いはすごく美味しくてベトナムを感じながら全速力でバイクを走らせる。

最初は怖かったけどだんだんと慣れてきた。1時間30分ほど走らせて1つ目の目的地に到着!

近くにいたドイツ人の人に写真を撮ってもらってすぐに出発!水たまりもたくさんあったせいで足がぐちゃぐちゃに泥だらけになってしまった。それもそれで冒険ってことで楽しんだ。

山と山の間の集落

2時間30分走ってついに小さな町に到着。山と山の間にある小さな集落っていう感じだったけどそこにはパン屋さんもあったり果物も売っていたりしていたからとりあえずやっと食べるものを買うことができた。

途中スピードが早いからなのかめちゃくちゃ寒くて凍えるほどだったから体温が低下していたのは間違いなかった。本当に途中で食べ物を買えてよかった。

中国国境の頂上

有名な目的地に到着!そこは中国国境のほぼ側のところでそこに到着してから40分かけて山を登って到着!頂上は本当にきれいだった。いままでバイクで走ったところを一望できるポイントでそこでバナナを食べながら30分くらい休憩した。

山を下っていたら途中でイギリス人のグループに出会った。彼らは時間と体力の都合上山に登るのをキャンセルして今下山しているだとか。ちょっと悲しかった。あのきれいな景色を見ることができないなんてもったいないなって思った。だけどまあそれはそれで仕方ない。山を下っているときに一人の大学生の子とお話をしていた。

彼女はファッションを勉強しているらしくて日本のストリートファッションが大好きだとか。日本に1ヶ月くらい旅をしていたらしくこれからは別の東南アジアの国へいくだとか。僕たちは山を下りながら20分くらいお話をしていた。

バイクでインスタグラム交換

ばいばーいって別れて僕はバイクで来た道を戻っていた。途中降りて写真を撮ったりしていたらその女の子のバイクも追いついて携帯を僕に見せてくるのでなんだろうって思いきやインスタグラムだった。

こんな形でインスタグラムを聞かれたのは初めてで面白かった。お互いにバイクに乗っていてフロントで運転している子がコントロールしながら接近してきたのでこんな面白いドラマあるかい!って思った。

迷子

Googleマップを頼りにしながら次の目的地へ向かう。次はやっとホステルだ!早くチェックインしたいと思いながら向かっていると途中で迷子に。電波が届かなくなっていて田舎すぎてGoogleマップが使えなかった。

近くの村を通り越して次どこに行けばいいんだろうって思いながらもそこをうろうろしていた。Google翻訳でダウンロードしていたベトナム語を使って道を聞いていたんだけど当然彼らはベトナム語しか話さないので本当に大変だった。何人に話しかけたやら。

その中で村人の人に話しかけるもなにを言っているのかわからないっていうことで結局写真だけ記念に撮ることになった。

迷子になってしまっているけどまあ死ぬことはないだろうって思っていたのであまり焦ってはいなかった。それにしてもこんな別の国で言語もわからない中迷子になるのは心細いなぁって思った。

自分を信じる

とにかく前に進む必要があったのでとりあえず適当に道を進むことに。ここでわかったことはここは一度も通ったことがないということだけだった。

ひたすら前に進む。途中バイクに遭遇したのでベトナム人のおじさんに「ここに行きたいんだけどどっち?」って聞くとこっちだよって言われた。

だけどしっかりマップを見てみると逆方向になっていた。途中で一度電波が届いて位置情報が更新されたのでそこからずっと見ていて自分がどこにいるかはだいたいわかっていた。

僕は自分を信じることにしておじさんに言われた方向と逆を行った。

そして10分。ついに大通りに出た!Googleマップの位置情報ももとに戻った!僕は本当にほっとした。すごく安心した。おじさんは道をよくわかっていなかったのかもしれない。だけど無事に大通りに出て良かった。

看板もない山のホステル

全速力でホステルを目指す。走ること1時間30分遠回りをしたけれどついにホステルに到着!

そのホステルもなかなかわかりにくいところにあって山の集落の入口を入ってそこから1Kmくらい進んで坂道を降りると牛が歩いていてそこを通り越した中にホステルがあった。看板もなければ名前もない。だから人に聞くしかなかった。

そんなところだからこそそこでしか味わえないものもあってベトナムの田舎を感じながら過ごすことができた。誰もまだチェックインしていないらしいので僕は荷物をとりあえず置いてすぐに外に出発した。

そこに住んでいた子供に「ねえねえこのホステルってどこにあるの?」って聞いたんだけど目をめちゃくちゃでかくしてなにも話してくれなかった。きっと慣れていないんだろうって思った。かわいい。

600円のVIP体験

滝へ向かった!滝はすごく有名な観光スポットでその近くにホステルはあるのでそれはよかった。バイクで向かうと最終入場くらいの時間帯で人は全くいなかった。まずは滝の近くで写真を撮る。

せっかくなので船に乗って近づいて写真も撮ってもらうことに。誰もいないので僕だけで行けるかなって思ったら通常価格の2倍を出せばいいよっていうことだったので600円を出して僕1人に対してガイドと運転手2人というVIP対応をしてくれた。

写真も撮り放題で動画も撮り放題僕は常にフロントに座って滝の轟音を感じながら自然を感じた。

それが終わるころには君何歳?ってガイドが聞いてきたので25だよ〜って言ったらおおお一緒じゃん!ってなって写真を撮った。ただそれだけ(笑)

無事にバイクでホステルに戻った。部屋はすごく小さいけどまあ悪くない感じだった。バイクにおいてあったバナナを持ってきて部屋においておいた。

フランス語で盛り上がる夜

ホステルに戻って夜ご飯のお時間!今日宿泊している人とホステルのオーナーとその子供、旦那さんと一緒に夜ご飯を食べることに!

ゲストはフランス人とスペイン人。彼らも現地で出会って一緒に旅をしようっていうことになってカオバンで一緒だとか。みんなすごくオープンで楽しそうだった。

彼らはノートを持っていて簡単に使えるベトナム語だったりを書いていたりしていたのでノートを交換することにした。僕は日本語でメッセージを書いて相手はフランス語、スペイン語でメッセージを書いてくれた。

僕がフランス語を話すと彼女はすごくびっくりしていた。彼女はトゥールーズに住んでいるらしく僕が初めてフランスを旅行したときに一番最初に訪れた街じゃん!って思った。

盛り上がった。ご飯もめちゃくちゃ美味しくて感動レベルだった。ホステルの宿泊費はめちゃくちゃ安くて確か1500円か2000円か。

なのにこんなに豪華な料理を出してしまっていいのかなって思ったり。経費とかを計上したら残る利益はどれくらいなんだろうって不思議に思ってしまったりしていた。

今日は本当に最高で楽しくいろんな経験をした1日だった。

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● Profile

Kota Ishihara(いしはら こうた)

近畿大学理工学部生命科学科卒業。卒業後、Web制作を独学で学び、2022年よりフリーランスとして活動開始。現在は世界一周をしながら、Webエンジニアとして働きつつ、「旅するように生きる。感動するように働く。心でつながる。」をテーマに、ブログ・YouTube・SNSで発信を続けている。観光地を巡るのではなく、“その国の空気を吸い、その土地で暮らすように滞在すること”を大切にしている。将来の夢は、ヨーロッパに拠点を置き、クリエイティブで多国籍なチームをつくり、国境を越えたプロジェクトを生み出すこと。そして、自ら操縦桿を握るパイロットになること。音楽とファッションは人生のインフラ。イヤホンには非常に辛口。尊敬する人は岡本太郎。

#同じ旅の余韻