〜心のままに歩く旅〜
似ている者同士が引き寄せる。ジャカルタで出会った心温かいエンジニア

似ている者同士が引き寄せる。ジャカルタで出会った心温かいエンジニア

出会い, , ストーリー
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画面越しでしか会ったことがなかったエンジニアFachrulとジャカルタで初対面。ピサンゴレンとダックの屋台で手づかみディナー。排水溝地獄のホステルから脱出した朝と、「人生は生まれた場所ゲー」だなって感じた夜。

今日はFachrulと会う日!彼とは前の会社に勤めていたときの取引先で働いていたエンジニアで、せっかくだから連絡先交換しようよ!っていうことでその時に仲良くなった仲。ついに僕がインドネシアへ行くことになったので彼とジャカルタで会うことに!

初対面だからなんか緊張する。やっぱり初対面はドキドキするよなぁ。どうやって話そうかとかどんな人なんだろうとか。そういうドキドキがすごくあるんだ。

地獄から天国へ

まずは宿泊施設を移動することに。今回最初に泊まったところは最悪だった。一人部屋とはいえ排水溝のきつい匂いが部屋中に充満していて虫は10匹以上壁に止まっているし匂いもきつくて夜中にマスクをしているのに眠れなかったり寝付きがわるかったり。

それは匂いのせい。だから匂いも健康を維持する上で本当に大切なんだなぁってわかった。人間は適応できてしまう生き物だからずっと臭い匂いの中で生きていたらそりゃ慣れてくるとは思う。

だけどそれでも初日だから本当にきつかった。っていうことで夜中の4時に起きてしまってすぐにBooking.comを開いて宿を予約した。

インドネシアのホテル選びはとにかく「排水溝が臭くないか」をしっかり見るとよいなっていうことを今回学んだ。フィリピンはお湯が出ないところがほとんど、ベトナムは水が臭いところがほとんどとか国によって見るべきところが違ったりする。それはそれで面白い。

今日はそこにまずはチェックインすることに。そのホテルはBlockMの中心街にあるからめちゃくちゃ便利なところで立地も最高だった。入るといい匂いがしていたのできっと排水溝から臭い匂いがすることはないだろうと期待していた。

チェックインが完了してホテルの部屋の中に入る。大丈夫だった。臭い匂いはしなかった。地獄から天国へ行った気分だった。僕は匂いにすごく敏感なのでこれは本当に嬉しかった。ああもう臭い匂いじゃないっていうことが本当に幸せだった。

Fachrulとの初対面

荷物をほどいてゆっくりしていた。Fachrulと会うのは15時過ぎだったのでそれまでゆったりしてそれからはメトロというかモノレールのようなものを使って一番上の終点まで乗った。

その時は電子書籍で岡本太郎の本を読んでいた。今は恋愛に関する章を読んでいる。彼の一言一言が本当に重みがあり意味があり美しさがある。

終点駅に到着してからは歩いてショッピングモールへ向かう。インドネシアの商品がたくさん売っているショッピングモールだった。彼はすでに到着しているということで歩きながらも少し緊張していた。

到着してからは1Fを見て回った。僕がほしいBatikが売っていたのでどれくらいするんだろうって見たらなんと10万円くらいだった。オーダーメイドで生地から作ってくれるみたいなんだけどさすがに高すぎて驚いてしまった。

いろいろ見て回っているとFachrulらしき人が見えたので僕はすぐにわかって手を降って会った。握手をしてハグをして。僕はずっと笑顔だった。

ちょっと長い間笑顔でいると疲れてしまって顔が引きつってしまったりもするんだけどでも感情が優位だった。彼も満遍の笑みですごく気遣いができる人だなぁって思った。彼は僕を楽しませよう僕たちのテンションを上げようと楽しませてくれる人だとすぐにわかった。

彼は人がとても良い人とすぐにわかった。PCの画面越しでしか会ったことがなかったからわからなかった。

ピサンゴレンとバリ島のサテー

僕たちはカフェへ行くことにした。本当に会えて嬉しい!!っていうことを言いながら。でも行こうとしていたカフェはなんと閉まっていたので別のインドネシア料理店へ行くことにした。

そこはけっこう高級なところで割高だった。僕はライチのティーFachrulはなにか飲み物を注文していて二人でピサンゴレンとバリ島のサテーを食べようっていうことになった。彼は日本企業で働いているからなのか相手を立てるっていうことにすごく長けていると思った。僕が後ろに歩いていたのに彼はどうぞって僕を奥の席に案内してくれた。すごく紳士だなぁって思った。

待っているときはジャカルタや彼の故郷のスマランについて教えてくれたり。今日の夜に弟が卒業式があるらしくスマランに帰るだとか。本当はもしそれがなかったらバイクに乗ってジャカルタを一緒にドライブしようと思っていたのにって。

すごく優しい人だなぁって思ったし彼の人を楽しませたいっていう心がすごく伝わった。ピサンゴレンはめちゃくちゃ美味しかった。

僕の顔を見てKota今疲れてるよねって。本当におっしゃるとおりで僕はすごく疲れていた。旅続きで休憩がなくていつもなにか考えているからだ。仕事、旅、ホテルの予約、予定・・そして自分についてや人生について。

たくさん考えることがあって頭をフル回転させているからなのか本当に疲れてしまっている。旅は簡単ではないなって思った。だけどなによりそれを彼がわかってしまっていることが本当にすごいなぁって思った。きっとENFPなんだろうって思った。

彼がすべてご馳走してくれた

彼の働いている会社のお話だったりメンバーのお話だったりもした。1年前が本当に懐かしいなぁって思う。僕は2024年の1月から12月まで雇用されていた。その時に出会った友達。もう1年が経つのかと思うと本当に早いなぁって思ってしまう。

2時間くらいお話をしていた。それから夜はジャカルタでおすすめなダックのお店に行く?っていうことになった。

お支払いはどうするんだろうって思っていたんだけどなんと彼がすべて払ってくれた。4000円くらいでけっこう思っていたよりも高かったのに。

インドネシアは月の給与が5万円〜7万円くらいとのことなのでさぞかしきついんじゃないのかなって思ったんだけど彼は日本企業で働いているから給与は日本人と同じくらいらしい。だからそのお金でジャカルタに住むことができているから心に余裕がある感じだった。

最近結婚もしたということで奥さんとは連日ラブラブ投稿ばかり(笑)。すごく幸せそうだった。彼は日々の小さなことに幸せを見出すのがうまい人だなぁと感じた。彼のエネルギーが好きになった。

手で食べるダックの屋台

ダックのお店は屋台だった。そこに到着する。早速驚くのが手で食べているところ。インドネシアもフィリピンと同じで手で食べることが普通らしい。だから家では手で食べることもあるだとか。すごいなぁって改めて思う。

Fachrulはそれを2つ注文してくれた。黒色のダックの揚げ物とご飯っていう感じだった。味は普通だった。とにかく辛かった。本当は緑色のソース(これがめっちゃ辛い)をつけて食べるのが普通らしいんだけど僕はそれなしのプレートを注文されたんだけどただそのダックを食べているだけで辛かった。

そして手で食べるからこそ揚げたてだからなのかめちゃくちゃ熱かった。みんな平気で食べるからすごいなぁって思った。

インドネシアは生きやすい

インドネシアの雰囲気や空気を感じながら僕は食を彼と共にする。インドネシア人は本当に気さくでストレートだからとても関わりやすいなぁって思った。そして距離が近い。

日本ではちょっと近いだけでもう少しずれてくれますか?とか言ってきたりする。つまり、その人は他人を気にしているっていうこと。

インドネシアは近くたって別にお前のことずっと見てねーよっていう感じがするというか、やっぱり自分の人生を生きるのに精一杯というかそんなものを感じる。自分に集中して生きているか、人の目を気にしながら生きているかの違いなのかなと思ったりもする。

インドネシアはやっぱり生きやすいなって思った。だけど汚いのでそれは問題だったりもする。そして平和でもなかったりもする。最近のデモについてもお話をしてインドネシアの人口がとても多いからみんな団結して政府に抗議した結果その案がなくなったとか。それはすごいなぁって思った。

愛国心があるからこそ自分たちの国を良くしたいっていう気持ちが強いんだろうなって思う。

だけど同時にスキルを身につける時間すらも得られない人が多いっていう現実もある。僕はその経験がないからこそ日本人として本当に日本に生まれてよかったって思うし、人生は生まれた場所ゲーだなって思ったりもする。

僕は日本人に生まれたからこそしっかり生を全うしなきゃなと思った。

似ている者同士が引き寄せる

彼と楽しい夜ご飯は終盤。いくらかお支払いをして一緒に少し歩くことにした。ジャカルタの有名なホテルがあるらしくそこを見せてくれるとのこと。一緒に歩いたんだけどもはや気を使っていなかった。

彼と一緒に歩くだけで心地よい。やっぱりポジティブで思慮深く気遣いができる人っていいなぁって思った。彼の場合は自分を殺していない気遣いだから人間らしく彼らしい性格を出しながらっていう感じだったからなお良いなと思った。

こうやって新しい人と関わることによって自分がどんな人と関わっているときが好きなのかそういう自己を発見する機会になったりもする。それは本当にすばらしいものだし彼には感謝の気持ちでいっぱい。

また次いつか日本かまたインドネシアで会おうっていうことになって僕たちはばいばいした。優しいことに彼は一緒にメトロに乗ってくれて僕の最寄り駅まで送ってくれた。こんなに優しい心温かい人に出会えて僕はラッキーだった。

でもやっぱり似ている者同士が引き寄せるっていうかそういう不思議なパワーはあるんだなぁって思った。同じVibeな人あるいは正反対なVibeな人が引き合う。僕たち人間はすべて原子の集まりなんだからね。ちょっとスピリチュアルだけど。

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● Profile

Kota Ishihara(いしはら こうた)

近畿大学理工学部生命科学科卒業。卒業後は、Webサイト制作を独学で勉強し、2022年10月にフリーランスに。その後、海外に拠点を移すために海外視察を開始し、ヨーロッパ、東南アジアなどを一人で冒険をし、さまざまな人と交流する。将来の夢は、ヨーロッパに移住し、クリエイティブ・多国籍企業を作り、多種多様なクリエイティブプロジェクトをしていくと共に、パイロットになり世界を旅すること。音楽・ファッションなしでは生きられない。イヤホンにはとても辛口評価。尊敬する人は岡本太郎。

#同じ旅の余韻