〜心のままに歩く旅〜
引きつった顔が笑顔に変わった、サヌールの夜

引きつった顔が笑顔に変わった、サヌールの夜

冒険の記録, 出会い,
|
Clock

2 min to read

サヌールで初めて会ったインドネシア人の友達。緊張、海辺の散歩、こぼれたジュース、そしてマルタバを求めた夜の話

クタの宿泊をすべてキャンセルして、サヌールへ向かった。 もうクタにいる理由はなかった。

Grabのバイクに乗って、風を浴びながら走る。 久しぶりに涼しかった。

サヌールへ

サヌールのホステル、Blind Dog Innに到着。 バイクが着いた瞬間、犬が僕たちに吠えてきて、管理人さんが出てきた。 どうやら、犬を警備員にしているらしい。

プールがあって、鳥の鳴き声が聞こえるロビー。 平和的で、美しいなぁって思った。

今日はインドネシア人の友達のMelaと会う予定。 歩いてサヌールビーチにあるカフェに集合とのことで、海へ向かう。

Melaはまだ到着していなかったので、海沿いを歩くことに。

乾季だからほとんど波がなく、ボートがたくさん浮かんでいた。 泳ぐには最適ではないけど、美しい海。

僕は目を閉じて、体を丸くして、足を組んで、水平線を見つめる。 かすかな波の音が聞こえる。

Melaとの対面

ついにMelaと会った。

彼女はとても緊張していた。顔も引きつっていたし、作り笑いをしていたし、早口だった。 だから、僕はすごくゆっくりのスピードで話すことにした。

どうやら僕がBumbleで会った初めての外国人らしい。 今まではインドネシア人としか会わなかったから、英語がしっかり使えるかすごく緊張していたんだとか。

だから、あれだけ緊張していた理由がわかった。

僕たちはまずインドネシアの食べ物についてお話しあった。 ケチャップマニス、ナシゴレン、サテー。東南アジアでインドネシア料理が一番美味しいよねって。彼女は決まってナシゴレンをよく食べるらしい。作るのがすごく簡単だとか。

彼女は日本が大好きで、特に寿司。サーモンが一番好きだけど、インドネシアで食べるのはすごく高いらしい。 日本の寿司の価格を伝えると、すごく驚いていた。

彼女は小さい頃にバイオリンをやっていた。 バイオリンのような難しい楽器を演奏できるなんて、信じられなかった。

スタジオジブリも好きらしくて、一番好きなのはハウルの動く城。 僕の友達のほとんども、ハウルの動く城が一番好き。不思議な力だなぁって思う。

僕たちは一緒に海を歩くことに。

海を歩いていると、犬がそこらじゅうにいる。 写真を撮ろうと近づきすぎたら、怖がって吠えてきた。

砂浜に座って、風を感じ、自然を感じる。

彼女は夢について語ってくれた。 人のために役立つことをしたい。ファッション関係の起業家になりたい。人にインスピレーションを与え、影響を与えられるリーダーになりたい。

彼女を見ていると、責任感が強くて、リーダーのようなふるまいで、自分の内側を簡単には見せない。すごくサポーティブ。 絶対に経営者向きだなぁって思った。

メッセージノートにメッセージを書いてもらうことにした。 彼女はこの考えを気に入ってくれて、インドネシア語で書いてくれた。

テーブルにこぼれたジュース

今日はムスリムの犠牲祭で、インドネシア全体がお休み。 夜市は賑わっていなかったので、彼女が知っているデンパサールのレストランへ行くことにした。

彼女のバイクに乗って、駆け抜ける。 久しぶりにナビを担当する。

Soto ayamとご飯とサテーを注文した。 サテーはどれだけ食べても美味しい。

Es chandolというインドネシアの伝統的な飲み物も注文した。 お米でできた緑色のゼリーのようなものが入ったジュース。

ストローで穴を開けて飲もうとしたら、カップが裂けてしまって、テーブル一面にこぼれた。

だけど、僕たちは笑った。

彼女はティッシュを持ってきてくれて、僕は別のカップをもらった。

日本だったら、大惨事のようにふるまう人も多いかもしれない。 だけど、こういうとき、笑って終わらせられる雰囲気は、すごく素敵だなぁって思った。

マルタバを求めて

僕はマルタバが食べたすぎた。 バイクで探すも、2件目まで見つからず。3件目でついに屋台を発見。

チーズとナッツとチョコレートのマルタバを購入。260円。

コーヒーショップでお茶を注文して、マルタバを食べる。 ついに食べられたことに感動して、味わって食べた。舌と鼻で感じる、その味は本当に素敵だった。

Melaとはバイバイをして、明日の夜にもう一度会うことにした。 ハグをして、僕は家に帰った。

#Keywords

● Profile

Kota Ishihara(いしはら こうた)

近畿大学理工学部生命科学科卒業。卒業後、Web制作を独学で学び、2022年よりフリーランスとして活動開始。現在は世界一周をしながら、Webエンジニアとして働きつつ、「旅するように生きる。感動するように働く。心でつながる。」をテーマに、ブログ・YouTube・SNSで発信を続けている。観光地を巡るのではなく、“その国の空気を吸い、その土地で暮らすように滞在すること”を大切にしている。将来の夢は、ヨーロッパに拠点を置き、クリエイティブで多国籍なチームをつくり、国境を越えたプロジェクトを生み出すこと。そして、自ら操縦桿を握るパイロットになること。音楽とファッションは人生のインフラ。イヤホンには非常に辛口。尊敬する人は岡本太郎。

#同じ旅の余韻