クタの宿泊をすべてキャンセルして、サヌールへ向かった。 もうクタにいる理由はなかった。
Grabのバイクに乗って、風を浴びながら走る。 久しぶりに涼しかった。
サヌールへ
サヌールのホステル、Blind Dog Innに到着。 バイクが着いた瞬間、犬が僕たちに吠えてきて、管理人さんが出てきた。 どうやら、犬を警備員にしているらしい。

プールがあって、鳥の鳴き声が聞こえるロビー。 平和的で、美しいなぁって思った。

今日はインドネシア人の友達のMelaと会う予定。 歩いてサヌールビーチにあるカフェに集合とのことで、海へ向かう。
Melaはまだ到着していなかったので、海沿いを歩くことに。

乾季だからほとんど波がなく、ボートがたくさん浮かんでいた。 泳ぐには最適ではないけど、美しい海。
僕は目を閉じて、体を丸くして、足を組んで、水平線を見つめる。 かすかな波の音が聞こえる。
Melaとの対面
ついにMelaと会った。
彼女はとても緊張していた。顔も引きつっていたし、作り笑いをしていたし、早口だった。 だから、僕はすごくゆっくりのスピードで話すことにした。
どうやら僕がBumbleで会った初めての外国人らしい。 今まではインドネシア人としか会わなかったから、英語がしっかり使えるかすごく緊張していたんだとか。
だから、あれだけ緊張していた理由がわかった。
僕たちはまずインドネシアの食べ物についてお話しあった。 ケチャップマニス、ナシゴレン、サテー。東南アジアでインドネシア料理が一番美味しいよねって。彼女は決まってナシゴレンをよく食べるらしい。作るのがすごく簡単だとか。
彼女は日本が大好きで、特に寿司。サーモンが一番好きだけど、インドネシアで食べるのはすごく高いらしい。 日本の寿司の価格を伝えると、すごく驚いていた。
彼女は小さい頃にバイオリンをやっていた。 バイオリンのような難しい楽器を演奏できるなんて、信じられなかった。
スタジオジブリも好きらしくて、一番好きなのはハウルの動く城。 僕の友達のほとんども、ハウルの動く城が一番好き。不思議な力だなぁって思う。
僕たちは一緒に海を歩くことに。

海を歩いていると、犬がそこらじゅうにいる。 写真を撮ろうと近づきすぎたら、怖がって吠えてきた。
砂浜に座って、風を感じ、自然を感じる。
彼女は夢について語ってくれた。 人のために役立つことをしたい。ファッション関係の起業家になりたい。人にインスピレーションを与え、影響を与えられるリーダーになりたい。
彼女を見ていると、責任感が強くて、リーダーのようなふるまいで、自分の内側を簡単には見せない。すごくサポーティブ。 絶対に経営者向きだなぁって思った。
メッセージノートにメッセージを書いてもらうことにした。 彼女はこの考えを気に入ってくれて、インドネシア語で書いてくれた。
テーブルにこぼれたジュース
今日はムスリムの犠牲祭で、インドネシア全体がお休み。 夜市は賑わっていなかったので、彼女が知っているデンパサールのレストランへ行くことにした。
彼女のバイクに乗って、駆け抜ける。 久しぶりにナビを担当する。
Soto ayamとご飯とサテーを注文した。 サテーはどれだけ食べても美味しい。

Es chandolというインドネシアの伝統的な飲み物も注文した。 お米でできた緑色のゼリーのようなものが入ったジュース。
ストローで穴を開けて飲もうとしたら、カップが裂けてしまって、テーブル一面にこぼれた。
だけど、僕たちは笑った。
彼女はティッシュを持ってきてくれて、僕は別のカップをもらった。
日本だったら、大惨事のようにふるまう人も多いかもしれない。 だけど、こういうとき、笑って終わらせられる雰囲気は、すごく素敵だなぁって思った。
マルタバを求めて
僕はマルタバが食べたすぎた。 バイクで探すも、2件目まで見つからず。3件目でついに屋台を発見。
チーズとナッツとチョコレートのマルタバを購入。260円。
コーヒーショップでお茶を注文して、マルタバを食べる。 ついに食べられたことに感動して、味わって食べた。舌と鼻で感じる、その味は本当に素敵だった。

Melaとはバイバイをして、明日の夜にもう一度会うことにした。 ハグをして、僕は家に帰った。





