〜心のままに歩く旅〜
ノルウェー人のおともだちができた朝

ノルウェー人のおともだちができた朝

冒険の記録, 出会い
|
Clock

2 min to read

チャングー最後の朝、ノルウェーの友達と写真を撮り、踊り、ノートに日本語の手紙を残した話

チャングーのホステルで過ごす、最後の朝。 今日はクタへ移動する日だった。

せっかくだから、近くの大好きなインドネシア料理店で最後のモーニング。

朝から栄養満点。 ホステルに戻りながら、彼女たちに最後のバイバイを言いたいなぁって思っていた。

「Hey! Let's take a photo together!」

ホステルに戻ると、アンドレアが荷物の準備をしていた。 どうやら彼女たちも今日チェックアウトで、モンキービーチへ行くらしい。

僕は、記念に写真を撮りたかった。 だけど、フロントに行くとアレクサンドラがオーストラリア人たちとお話をしていて、僕はすぐに内向的になってしまった。 グループの中で、どのタイミングで話しかければいいかわからない。

とりあえずチェックアウトを済ませて、部屋に戻る。 1分くらい呼吸を整えた。いまから「写真撮ろう!」って言わなきゃいけない。僕にとって、それは挑戦だった。

髪を整えて、ロビーに向かう。 思い切って言った。「Hey! Let's take a photo together!」

するとアレクサンドラは「Oh! You are here」って。 僕がここにいたことに、気づいていなかった。

不安の90%は起こらない。やれやれ。

近くにいた子にお願いして、プールの前で写真を撮ってもらった。 緊張していたけど、イメージ通り真ん中で撮れた。

写真の後、僕は彼女たちに気持ちを伝えた。 ありがとうということ。出会えて嬉しかったということ。僕はシャイだから、勇敢なアレクサンドラのおかげで仲良くなれたこと。

アレクサンドラは、僕が前に書いた手紙がすごく嬉しかったと伝えてくれた。

パイナップルパンケーキとスウェーデンの音楽

そのまま、ホステルで一緒にご飯を食べることにした。

僕はパイナップルパンケーキ。食べたことのない組み合わせで、興味深かった。 アンドレアはナシゴレン、アレクサンドラはフルーツとパンと卵。

今日はすごく暑い。パンケーキを食べながら、お水を飲んで休憩する。

会話の流れで、アレクサンドラが描いている絵を見せてくれた。 不気味なものからクリエイティブなものまでさまざま。 どう考えたらこの絵が描けるんだろう。彼女の頭の中が気になった。

ホステルのロビーにはいつもフランス語の曲がかかっていた。 アンドレアが「スウェーデンの曲もリクエストしよう」とリモコンを持ってきた。 周りは「何この曲?」という反応だったけど、僕たちだけはハイテンション。

音楽が流れると、アンドレアが急に立ち上がって踊りだす。 人の目を気にせず、ひたすらリズミカルに。25歳とは思えない、純粋で無垢な感じ。

僕は夜中に部屋でイヤホンをつけて、一人で踊っている。 だけど彼女は、昼間のロビーで堂々と。それがとても眩しかった。

ABBAの話にもなった。アンドレアはクオーターで、おばあちゃんがスウェーデン人。おばあちゃんがよくABBAを聴いているらしい。 マンマ・ミーアのダンシング・クイーンのシーンで踊りたくなったことを共有したら、「めちゃくちゃわかる!わたしも大好き!」って。

こんなふうに話が通じる人がいることが、すごく嬉しかった。

ノートに残した日本語の手紙

アレクサンドラがノートを取り出して、メッセージを書いてほしいと言った。 僕は日本語で書くことにした。

あえて日本語で書くからこそ、純粋に、心赴くままに伝えることができる。 1ページぎゅうぎゅうに書いてしまった。

最後に日付とサインを書いて渡す。 「Google翻訳で訳せば読めるよ!」って(笑)。

さよなら、チャングー

タクシーの時間がきても、僕たちの話は尽きなかった。

アンドレアは「ノルウェーに来たら、泊まりにおいでよ」って言ってくれた。

最後にハグをして、バイバイした。 僕は11キロのバックパックを背負って、クタへ向かった。

#Keywords

● Profile

Kota Ishihara(いしはら こうた)

近畿大学理工学部生命科学科卒業。卒業後、Web制作を独学で学び、2022年よりフリーランスとして活動開始。現在は世界一周をしながら、Webエンジニアとして働きつつ、「旅するように生きる。感動するように働く。心でつながる。」をテーマに、ブログ・YouTube・SNSで発信を続けている。観光地を巡るのではなく、“その国の空気を吸い、その土地で暮らすように滞在すること”を大切にしている。将来の夢は、ヨーロッパに拠点を置き、クリエイティブで多国籍なチームをつくり、国境を越えたプロジェクトを生み出すこと。そして、自ら操縦桿を握るパイロットになること。音楽とファッションは人生のインフラ。イヤホンには非常に辛口。尊敬する人は岡本太郎。

#同じ旅の余韻