〜心のままに歩く旅〜
病み上がりで駅を間違えた!でも映画『TAXi』のようなバイクに救われる

病み上がりで駅を間違えた!でも映画『TAXi』のようなバイクに救われる

出会い, 面白い体験, ストーリー
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チェックアウトに遅刻し、駅を8km間違え、70kmのバイクタクシーで爆走。クーラーなし窓全開の列車で辿り着いた2回目のアユタヤ。DIYホテルの温かいオーナーと、車で迎えに来てくれた友人。ホットポットとパパイヤサラダの夜、遺跡ツアー。ドタバタの一日の先に待っていた、穏やかな夜の記録。

突然のドアのノックオン。鼻歌を歌いながらドアの外にいる清掃員の人。彼女のノックの音で再び目が覚める。最初は目覚ましで起きたんだけど二度寝をしてしまって、すっかりチェックアウトの時間になってしまっていた。急いで飛び起きて、ドア越しに「Wait a minute!」と叫びながら準備を始める。シャワーを浴びて、髪を整える。

再びドアがノックされたので「Please wait 5 minutes」と言って、急いで身支度。歯磨き、日焼け止め、髭剃り、荷物をバックパックに詰めて完了。20分くらいオーバーしてしまったけれど、鍵はクリーニングレディに渡した。

カウンターで、寝起きで頭がまだ動いていない状態のまま「鍵はクリーニングレディに渡しました。チェックアウトお願いします」と伝えた。追加料金を請求されるかと思ったけど、大丈夫だったので良かった。

クリスピーポークと、まだ万全じゃない体

近くのソファに座って、お昼ごはんを考える。先日行った揚げ豚肉のお店がめちゃくちゃ美味しかったことを思い出して、そこに行くことにした。

やっぱり本当に美味しい。同じクリスピーポークとご飯セットを注文して、今回は前回1プレートじゃ足りなかった記憶があったので卵チャーハンも追加。合計150バーツだからすごく安い。お腹いっぱい食べた。だけど少しだけ残してしまった。まだ万全の調子じゃないのか、胃がびっくりしている感じだった。

駅を間違えた僕、映画『TAXi』のようなバイクに救われる

駅までは歩いていける距離だったので、せっかくだし歩くことにした。でも途中で本当に疲れてしまい、ポカリスエットもすべて飲み干してしまった。近くのセブンでポカリを2本購入してから、バイクタクシーを呼ぶことにした。

ここで事件が起きる。今回の駅は「クルンテープ」という駅だったのだけど、僕はそれを勘違いしていた。実はクルンテープ駅は、僕が行こうとしていた駅の次の駅で、直線距離で8km先だった。やばい!めちゃくちゃ焦った。

だけど出発は14時15分で、到着予定は14時5分。なんとかなる!とタクシーを信じた。今回のバイクタクシーは、まさにフランス映画『TAXi』のようだった。おっちゃんがかっこいい風よけのサングラスをかけて、70〜80kmでガンガン飛ばす。本当に超かっこよかった。何度も後ろに落ちそうになりながらも、無事にクルンテープに到着。急いでターミナルを走って、ようやく列車に間に合った!

汗だくになりながら座席に座る。本当に安心した。これは間違いなく自分のリサーチ不足だった。なんでここまでリサーチするのが面倒だと思ってしまうんだろう。とりあえずなんとかなるという楽天家すぎるところは、反省しなければ。

クーラーなしの車両、窓全開で1時間

予約した車両にはクーラーがなくて、窓が全開だった。待つこと1時間、アユタヤに到着。久しぶりのアユタヤで、やや懐かしさがある。実は2回目で、前回は今年の1月にホステルで出会ったインドネシアの友達と日帰りで来た場所だ。

すぐにタクシーを予約してホテルへ向かう。タクシーの後ろにGrabのケースがあったので、18kgのバックパックありで乗れるか心配だったけど、無事に乗れた。

よく考えたら、自分が筋肉マッチョになったらそれと同じくらいの重さだから、まあ一人の人間と変わらないか。

DIYで作られたホテルと、気遣いの塊のオーナー

ホテルにチェックイン。オーナーさんはとても優しくて、どうやら開業したばかりのようだった。僕以外のゲストは1人しかいなくて、本当にDIYで作ったという感じの部屋。受付のお姉さんは英語がわからないということでオーナーに電話してくれて、オーナーがすぐに駆けつけてきた。びっくりするくらい丁寧に説明してくれて、「階段気をつけてね」と何度も言われた。気遣いの塊。本当にすごいなぁと思った。

部屋に入ってすぐに休憩。クーラーの効きがすごく良くて、寒いくらいだった。今日はFahという友達と会う日なので、19時の集合時間まで仮眠をとる。

Fahとの夜 — ホットポットとアユタヤの遺跡

仮眠をして、シャワーを浴びて準備。Fahはホテルまで迎えに来てくれるという。仕事終わりにわざわざ来てくれるなんて、かっこいいなぁと思った。外に出てみると彼女の姿が見えなかったのだけど、「Kota!」と呼んでくれたのですぐに気づいた。

驚いたことに、車で来ていた。僕は頭の中で100%バイクだと思っていたので、これは本当に驚いた。

早速ローカルレストランに連れて行ってくれて、アユタヤ名物のイサーン料理を食べた。パパイヤサラダや、ホットポットに肉や野菜を入れてタレにつけて食べるスタイル。Fahはすべてリードしてくれた。水を汲んでくれて、ホットポットの準備をしてくれて、すべて取ってくれて。自分がなにもしなくてもいい状況に、少し情けなさを感じてしまうほどだった。

ホットポットの味はとても美味しかった。日本の胡麻鍋とほぼ変わらない。パパイヤサラダは初めて食べたけど、まあふぅーんって感じ。美味しくも不味くもない。

お互いの大学のこと、仕事のこと、タイの滞在予定についていろいろ話した。Fahはチェンマイに10年間住んでいて、大学もチェンマイだったので、チェンマイについて知り尽くしている人だった。おすすめのレストランやホテルをたくさん教えてくれた。本当にサポーティブで親切な人。

彼女は12月に日本に来るらしく、そのプランを楽しそうに話してくれた。日本にはすでに5回くらい行っているらしい。USJが大好きで、今回のメインもUSJ。ジェットコースターが大好きなんだとか。僕は大学の頃に年パスを買って毎週行っていた話をしたり、海遊館や京都、奈良の話をしたり。新年を日本で過ごすらしく、最高じゃん!って思った。

夜ご飯のあとは、アユタヤの遺跡ツアーに連れて行ってくれた。近くの遺跡を車でゆっくり案内してくれて、アユタヤの歴史についてたくさん知ることができた。ホテルに到着して、また明日会おうねと約束してばいばい。

Fahはすごく論理的に物事を考えるタイプで、また一つ面白い人に出会えたなぁと感じた。

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● Profile

Kota Ishihara(いしはら こうた)

近畿大学理工学部生命科学科卒業。卒業後は、Webサイト制作を独学で勉強し、2022年10月にフリーランスに。その後、海外に拠点を移すために海外視察を開始し、ヨーロッパ、東南アジアなどを一人で冒険をし、さまざまな人と交流する。将来の夢は、ヨーロッパに移住し、クリエイティブ・多国籍企業を作り、多種多様なクリエイティブプロジェクトをしていくと共に、パイロットになり世界を旅すること。音楽・ファッションなしでは生きられない。イヤホンにはとても辛口評価。尊敬する人は岡本太郎。

#同じ旅の余韻