〜心のままに歩く旅〜
「なりたい」じゃなくて「戻りたい」——本来の自分を取り戻す旅

「なりたい」じゃなくて「戻りたい」——本来の自分を取り戻す旅

気づき, ストーリー
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グループの会話に入れず、逃げてしまった朝食。ジムで4時間体を鍛え、カオマンガイでタンパク質を補給し、夜にはオープンなオランダ人に救われた。「なりたい」じゃなくて「戻りたい」。本来の自分を取り戻す旅の途中。

今日は9時30分に起床。最近、朝早く起きることができていて本当に嬉しい。シャワーを浴びて朝ご飯を食べに行こうと思ったら、ルカが起きたようだった。Good morningって言うと、彼はお腹が痛くて少し熱があるみたい。

料理教室は明日でいい?ということになった。もちろん大丈夫。こういうとき、なんて声をかければいいんだろうって思ってしまう。I hope you feel better soonとは言ったけど、それからなんて言えばいいんだろうって。そんな些細なことで悩んでしまうのが僕だったりする。

気さくな自分と、そうでない自分

朝ご飯でオムレツを注文して、スイカやフルーツを食べた。バナナケーキにありがたくさんいたので、スタッフの人に「ありさんがいるよ」って笑いながら言った。今日の僕はとても気さくだった。日によってなんでこんなに変わるんだろう。勇気を持ってお話できた日は達成感があって、気分がいいのかもしれない。挑戦して、それをクリアした時の気持ち良さ。

一人で朝ご飯を食べていると、ルカが降りてきた。同時に、新しい子を連れてきた。知り合いなの?って思ったら、今出会ったばかりらしい。友達作るの早すぎる(笑)。彼女はオランダ人で、一人旅をしていた。

3人で会話をしたんだけど、彼女は本当にExtrovertで、ホステルでほぼみんなに話しかけるタイプ。人と会うことでエネルギーを充填する人。大学では心理学を勉強していて、子どもから大人まで診察に関わっているらしい。おそらくギャップイヤーでタイを旅行しているのかなって思った。

本当にお話が止まらなくてすごいなぁって思った。だけど、僕はグループに慣れていなさすぎて、どう話に入ったらいいのかわからなかった。

自分の話になると緊張してしまうし、うまく話そうとしてしまう。これは完全に「慣れ」不足、そして経験不足だ。過去のトラウマの影響でグループが苦手になり、ずっと1対1の関係ばかり作ってきた。だからこそ深い仲は作れたけど、その分グループでの振る舞い方がわからなくなっていた。

練習が必要だ

去り際も、なんて言えばいいかわからなかった。See you laterって、別にあとから会うわけでもないし。感じよくバイバイしたいのに、言葉が出てこない。結局、皿を洗ってトイレに行っている間にみんないなくなっていた。

でも、無理しなくていい。気さくに、自分が感じたことを心から話せばいい。頭であまり考えなくていい。そして、慣れていないだけ。久しぶりだから戸惑ってしまっただけ。グループの中に入るという挑戦は、これから練習していけばいい。

ジム4時間、フォームは命

部屋に戻ってジムへ。プロテインの粉をペットボトルに入れるのが大変で、ホステルのおばさんが漏斗をくれた。おかげで効率よく入れることができた。外は連日の雨。

今日は筋肉痛もほぼ回復していたから、腹筋、肩、背中、胸をトレーニングした。腕だけはまだ痛かったのでやめておいた。1つ1つのトレーニングが初めてのものばかりだから、毎回インスタのリールやTikTokで学びながらやっている。だから4時間くらい経ってしまう。最初が肝心で、体のフォームは命だと思っている。間違ったフォームでやってしまったら、意味がない。だからこそ時間がかかるけど、新しい種目を覚えて、フォームも覚えて、体を鍛えることができている自分が本当に誇らしい。ジムに投資して本当に良かった。

カオマンガイとプロテインの日々

ホステルに帰ってすぐにカオマンガイを注文。チキンを食べたい、タンパク質を取りたい。コンビニでもプロテインドリンクを買って飲んだ。運動後はアドレナリンとドーパミンのおかげで本当に元気はつらつとしていて、店員さんにもはっきりものを言えるし、声も大きくなる。これは本当に気持ちいい。

ルカに「セブンへ行くから欲しいものある?」って気遣いで聞いたら、「Oh you gonna go? I will go too」となって、一緒に行くことに。実はさっき行ったばかりなのに(笑)。ルカは僕がジムで4時間トレーニングしたことをすごく褒めてくれた。彼はサッカーを16年やっているらしい。仕事のことも話して、タイで生活できるくらいの収入があるの?って聞かれて、そうだよ〜!って。

それからホステルに戻って、洗濯を取りに行ってからスタバへ。18時を過ぎていた。時間が経つのは早い。

気持ちの整理

夜は22時までスタバでReactの勉強をしたり、YouTubeを見たり。ふと、気になっている彼女のことを考えてしまう自分がいた。自分の軸を曲げてまで誰かに没頭するのは良くないと思って、彼女のインスタグラムをミュートすることにした。自分の感情をコントロールする。人生は結局どうなるかわからないんだから、今を精一杯生きる。それに尽きる。

時間を「消費」する人と「創造」する人

ふと思ったんだけど、どれだけの人が時間を無駄にしているんだろう。道を歩いていると、スマホで動画を見ている人が山ほどいる。タイにも、ベトナムにも。なにかを生み出しているのであればいいけど、ただ見て消費して、時間を潰しているだけ。それではなにも魅力ある人間にはなれないぜって思いながら見ている。

そう考えると、僕はいい方なのかな。毎日本を読み、勉強し、日記を書き、顎トレーニングをし、フランス語の日記を収録してTikTokに投稿。これが毎日の日課。

Instagramのリールである人が言っていた。「寝る前に、いつも俺は『今日もやりきった!』って思えるようにして寝るんだよね」って。その言葉にインスピレーションをもらった。僕も、精一杯時間を大切にして、やりきった!と言える毎日にしたい。

「戻りたい」

夜、ホステルで日記を書いていると、今朝出会ったオランダ人の子がHelloって声をかけてくれた。彼女は明日ホステルを移動するらしい。人がぜんぜん来なくてさみしいからだとか。友達と別のホステルに行ったら人がたくさんいたので、そこに移動するとのこと。バイバイの挨拶をしたくて声をかけてくれたらしい。

本当に気さくで、すごくオープンな人だった。彼女のように自分もオープンになりたい。というか、それが本来の僕なんだ。だから、「なりたい」ではなく「戻りたい」が正しい。彼女のおかげで、「受け入れられる」という経験ができた。ありがとう。これも、少しポジティブな影響だなって思った。

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● Profile

Kota Ishihara(いしはら こうた)

近畿大学理工学部生命科学科卒業。卒業後は、Webサイト制作を独学で勉強し、2022年10月にフリーランスに。その後、海外に拠点を移すために海外視察を開始し、ヨーロッパ、東南アジアなどを一人で冒険をし、さまざまな人と交流する。将来の夢は、ヨーロッパに移住し、クリエイティブ・多国籍企業を作り、多種多様なクリエイティブプロジェクトをしていくと共に、パイロットになり世界を旅すること。音楽・ファッションなしでは生きられない。イヤホンにはとても辛口評価。尊敬する人は岡本太郎。

#同じ旅の余韻