〜心のままに歩く旅〜
バックパッカーの秘境、カオバンへ—人生初のバイク旅前夜

バックパッカーの秘境、カオバンへ—人生初のバイク旅前夜

ストーリー, 気づき, 面白い体験
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バス停でCao Bangと連呼して辿り着いた秘境。Green Riderでバイクの操作を5分で学び、イタリア人冒険家とHiから30分の会話。鴨のフォーとポカリスエットを買い込んで、明日のカオバンループに備える。

バス停でCao Bangを連呼する

今日はカオバンへ行く日!朝急いでホテルから起きてチェックアウト!タクシーに乗ってトアンに言われたバス停留所へ向かう。そこは思ったよりも巨大でいろんなバスが停車していた。まるで鉄道駅のようにいろんな方向へ行くバスが止まっている。

とにかくいろんな人にCao Bangっていう単語を言ってみてどうなるかを試す。人は誰も頼る人がいなくなると嫌でも普段しないことをするようになる。これこそが環境の大切さに直結するのかなって思う。だからこそ逆境はチャンスってよく言われるのかな。逆境になると「やるしかなくなる」状態なのでやる。

バス停で色んな人に話しかけているとCao Bangって書かれたボードがあるバスを見つけた!話しかけてみるといまどうやらCao Bangに到着したみたいで次の発車は1時間後くらいとのこと。なんやねん!めっちゃ遅いやんって思いながらもバスを待つこと1時間無事にバスに乗ることができて発車!

道の途中でいろんな人を乗せながらも無事にCao Bangに到着!3時間程度で到着したので意外と早いなぁって思った。

Green Rider

ホステルの名前はGreen Riderでまさにバイクをレンタルできて同時に宿泊できるホステルっていう感じ。ここに宿泊する人は全員バイクで旅をする人たち。チェックインすると誰もいなかった。みんな旅に出ているところだった。

北ベトナムといえばサパのハイジャンループがすごく有名だと思うんだけどカオバンはまだ有名ではなくてバックパッカーの秘境と言われるところだった。僕も友達がカオバンループをしているのをインスタグラムで見て初めて知ったところだった。

お腹が空いたので近くにあるバインミーを食べることに。そこのバインミーのおばちゃんはすぐに作ってくれてめちゃくちゃ美味しかった。これこそ手作りのバインミーというかこういう屋台で食べるローカルで食べるバインミーはやっぱり最高だなぁって思った。

明日のルートを立てる

ホステルに戻ると日本語が上手なお姉さんがやってきて一緒に明日のプランを立てていた。当初は誰かが運転をしてくれて僕が後ろに乗るっていう感じを予定していたんだけどどうやら運転手さんたちはみんな冒険に出かけていて不在とのことだった。だから僕が自分で運転することになった。

お姉さんが地図を見ながら一緒に1日のルートはここをこういって次のここに行くといいよ〜っていうことを教えてくれた。その時はワクワクがしすぎてたまらなかった。

自分にとって人生初めてのバイクの旅!本当は日帰りで行く予定だったんだけど結局全部行きたいってなる場合はそれじゃ足りないっていうことなので1泊することにした。おすすめのホステルを教えてくれてそこで1泊することにした。

やってみれば、うまくなる

一通りルートを教えてもらってからは気分転換に近くのカフェに行くことに。バイクはオートマかセミオートマだった。セミオートマを紹介してもらって運転の仕方とかも5分くらい教えてもらってそれからいきなり道を走らされた。

だけどやってるうちにすぐに慣れてしまった。なによりブレーキが手になく足でブレーキをするしギアの変え方もブレーキと同じ場所にあるんだからなんだこれって思っていたけど意外にも簡単だった。

ここからの教訓もある。結局何事も「やってみる」。やってみればそのうちうまくなるんだ。何事でもそうだ。何事でも。慣れというものは存在するので最初はぎこちなくても最初は下手でもやっていくうちにうまくなる。だから考えるのではなくて手と足を動かしてやっていくことが一番効率よく手っ取り早く何でも上達させる方法だ。

イタリア人の冒険家

ホステルにはもう一人いて彼はイタリア人だった。僕と彼の2人しかいなかったのでせっかくだから話しかけに行くことにした。最初はすごくドキドキした。自分から話しかけるってなんでこんなにも勇気がいることなんだろうって思いつつも自分が課した挑戦だから挑んだ。Hiって話しかけてとりあえず自分の名前を言って自己紹介した。そこからいろんなお話をして気づいたら30分以上お話していた。

彼はカザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタンを冒険してきたらしく3ヶ月滞在していただとか。自分のキャンプを持っているので自由にどこにでもテントを張って寝ることができたらしい。まさに生粋の冒険家だった。めちゃくちゃおもしろいなぁって思ったしたくさんのインスピレーションをもらった。

トルクメニスタンにも冒険したことがあってツアーでしか行けなかったらしいけどビザは取得することができただとか。金額は高かったけど違う世界を見ることはとてつもない価値になると思うし自分も旅行してみたいなぁって思った。WhatsAppを交換してまたなにかあったらいつでも聞いて!って言われた。そしてスペインに来たらバルセロナにおいで〜!って。

ただHi!って言っただけでここまで友達になることができて改めて「怖い」ということはその先に「宝物」が眠っていることが多いという教訓を得た。

鴨のフォーとポカリスエット

夜はバイクに乗って充電器を買いに行った。ランソンに充電器を忘れてしまったのでこのままだとスマホの充電が持たない。夜ご飯を近くのホステル兼レストランのところで買った。町中にもいろんなホステルがあるんだけどみんなカオバンループに来ている感じだった。

こうやってみんな同じ目標がありみんな同じ目標に向かって無条件に挑む。こういうの大好きだなぁって思った。みんなわからないみんな未知の世界。みんなが無条件でみんな同じ。そんなみんなと一緒に挑戦するっていうのがどれだけ気持ちよく心が躍るのか。僕はその感情は本当に大好きだ。

ご飯を食べたあとは有名なフォーのお店へ。カオバンですごく有名なフォーのお店だからぜひとも一度は味わってみたいなってことで。お肉が鶏肉ではなくて鴨の肉を使っていたからなかなか独特な味わいだった。だけどそれはそれでカオバンらしい味だった。鴨は北ベトナムの料理でよく使われるだとか。

その後はポカリスエットを買いにスーパーへ行き何かあったときのためにたっぷりポカリスエットを買ってバイクの引き出しに入れた。

ホステルに到着してからは寝た。

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● Profile

Kota Ishihara(いしはら こうた)

近畿大学理工学部生命科学科卒業。卒業後、Web制作を独学で学び、2022年よりフリーランスとして活動開始。現在は世界一周をしながら、Webエンジニアとして働きつつ、「旅するように生きる。感動するように働く。心でつながる。」をテーマに、ブログ・YouTube・SNSで発信を続けている。観光地を巡るのではなく、“その国の空気を吸い、その土地で暮らすように滞在すること”を大切にしている。将来の夢は、ヨーロッパに拠点を置き、クリエイティブで多国籍なチームをつくり、国境を越えたプロジェクトを生み出すこと。そして、自ら操縦桿を握るパイロットになること。音楽とファッションは人生のインフラ。イヤホンには非常に辛口。尊敬する人は岡本太郎。

#同じ旅の余韻