〜心のままに歩く旅〜
偶然は必然—アゼルバイジャンで出会った4人の話

偶然は必然—アゼルバイジャンで出会った4人の話

面白い体験, ストーリー, 出会い
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SIMカード売り場で出会ったRaulは空港まで見送ってくれた。シャキのShabnamは親のように世話を焼いてくれた。中国人夫婦はパンダのキーホルダーとともに2時間の深い会話をくれた。偶然は必然。

シャキで出会ったShabnam

やっぱり親って大切だなぁって思う。子供の性格や人となりは親がどう育てたかで決まると思った。アゼルバイジャンの人とお話をしていて、共通して思うのは感情をストレートに出すなぁっていうことと、言い方もすごくストレートに言ってくる。

だから普段から控えめだったり相手の気持ちを考えてものを言うタイプからしてみれば、ちょっと威圧感があって圧倒されてしまったこともあった。

だけどすべての人がそうではないということ。もちろん同じ国の中にも自分と似た人は必ずいる。それがシャキのホームステイで出会ったShabnamだった。

彼女は本当に快くて僕に対してすごく世話を焼いてくれる人だった。いつ到着する?もう到着した?シャキの訪れるべきところだったり、おすすめな場所すべて送るから待ってね。不安なこととかあれば教えてねって。すごくサポーティブだった。

出迎えはお父さんにしてもらったんだけど、お父さんもとても丁寧で礼儀正しく人が良い人ってすぐにわかった。ここから得られた教訓は、子供は親を見て学び親のような子供になるということ。

彼女は本当に心から良い人で、自分も終始緊張とかも全くせず自然体でコミュニケーションを取ることができ、自然な笑顔を作ることができた。とても心地よい人だった。

タクシー運転手の人間らしさ

タクシーのドライバーは、すごくおしゃべりで僕が日本人だとわかるとたくさん質問をしてきた。日本の家賃はいくらなの?とか物価はどれくらいなの?とか。

僕が平均の家賃は50000円だよって、マナトに換算して見せると彼はくそ!って言ってロシア語でBad wordsを使っていた。僕にそんなふうに矛先を向けられても、なんて反応すればいいのか。

僕は申し訳なく振る舞わなくてはいけないのか・・ってなんとも言えない状況だった。僕の心はドキドキして、危険な感じもした。隣の助手席に乗っていたから殴られるんじゃないかとかも恐怖だった。

だけどあとから考えてみれば、彼なりの驚きをストレートに僕に表現しただけだった。あとから考えると人間らしいなぁと思った。彼のチクショ!高すぎるぜって僕に言ってきたのは、彼なりの人間らしさだなぁって思った。

到着してバイバイするときは、グッドってサインをしてばいばいって言った。彼は全く怒っているようではなく、むしろ会話を楽しんでいた。嫉妬している感情はあるけど、全く悪気はなく、彼の正直な感情をむき出して僕にぶつけてくれたんだ。後から思うと本当に人間らしいなぁって思った。

空港で出会ったRaul

アゼルバイジャンに到着してまず一番最初にすることとしては、SIMカードを買ってATMからお金を引き出すこと。SIMカードを買おうとカウンターへ行くと彼がいた。

僕が日本人だとわかるとおすすめな場所を教えてくれたり、シャキへ行くよって言うと彼はシャキ出身っていうことで自分のおすすめなレストランだったりを教えてくれた。それで、最終的にWhatsAppを交換することになって、わからないことがあったらいつでも聞いてくれって言われた。

本当に良い出会いだし、もしここのSIMカードを選んでいなかったら出会えなかった。だから、偶然は必然で出会うべくして出会う。これが人生だったりする。だから、人生はいつもサプライズが潜んでいるんだ。

シャキへのバスチケットを買うときでも、すごくサポートしてくれて鬱陶しいくらいにたくさん教えてくれた。みんな本当に思いやりがあって、絆を大切にする人ばかりだなぁって思った。

最終日にはせっかくだから一緒に街を散策しようっていうことで、昼頃に会うことになった。結局、彼は2時間遅れで集合場所に到着した。まあ僕もあまり期待していなかったので、遅れるなら遅れるで自分でなにかしていればいいやって思うタイプ。だからカフェでのんびりしていた。

彼と会った時には、がっつり強い握手をして、近くのシャベルマレストランへ行った。フライドポテトとシャベルマを買ってくれた。彼は僕のインスタグラムのストーリーを見て、ここはここの国だねってすごくすらすら言っていた。旗を見ただけで、国がスラスラ言うことができる人を初めてみた。彼は思っていた以上に知識がすごくある人なんだなぁって思った。

偏見もあまりなくて、先日あった人とは全く違う人間性だった。これはきっと家族の絆があって大切に育てられたからなのかなって思う。

Raulにはメッセージをお願いして書いてもらった。僕は日本語で、彼にメッセージを書いた。それから彼がお手洗いに行っている間にお会計を済ませると「なんで!?」ってやや怒り気味だった。こういうときは彼が払いたいんだろうって思った。

結局、僕に20マナトをくれた。それから歩いて僕のホテルに向かってバックパックを取りに行く。ラウルは小さい方のカバンを持ってくれて、一緒に地下鉄へ向かった。メトロに乗って空港近くまでの駅まで向かい、そこからバスに乗って空港行きバスが止まる場所まで行って、空港行きのバスに乗って空港へ到着。

ちょうど出発2時間前に到着したので、ナイスラウル!って思った。彼はSIMカードの場所で働いているから、誰にも見られたくないっていうことで、僕に俺を隠して歩いてくれって言われた。でもその気持ち、めちゃくちゃわかる。

チェックインは無事に終わった。VISAはあるの?とか聞かれたけどVISAは不要だよって答えたり。10分で終わったのでさすがアゼルバイジャン航空だなぁって思った。アゼルバイジャン航空は、座席がすごく少ない分、ビジネスのように広いのでさすが石油大国だなぁって思ったりもした。

抹茶ラテとFlat White

僕たちは外のコーヒーショップでコーヒーを飲んだ。彼はコーヒーを普段飲むことがないので何を飲んだらいいかわからないっていうことだったのでFlat Whiteをおすすめしてみた。僕は抹茶ラテを注文した。

そこでも僕がお会計をするとなんで!?ってちょっと怒り気味だった。彼はどうしてもそういうことをしてあげたい性格なんだなぁって。僕が抹茶ラテを飲みながらどこか一点を見つめているとYou are overthinkerって言ってきた(笑)。

僕のことをよくわかっているなぁって。彼の動画を撮影してみた。すると彼は僕のカメラを持って僕にインタビューしてきた。僕も彼にインタビューをした。カメラを向けられるとすごく緊張するんだけどこういうショットも大切だなぁって思う。

最後は出発ゲートで彼とハグをしてまた日本で会おうねっていうことでバイバイした。最後まで見送ってくれて本当に優しかった。偶然は必然。そうなんだよなぁ。

シャキで出会った中国人夫婦

シャキの夜ご飯のレストランに到着してメニューを見ていたときのこと。アジア人カップルが入ってきて、一人の男性が僕の方を見てWhere are you from?って聞いてきた。Japanって言うと彼はああそうなんだ!僕たちは中国からだよ〜!良かったら一緒に食事しない?ってすごくOpenでWelcomeな人だった。

奥さんとの新婚旅行で来ているらしく最近結婚したらしい。だからおめでとう!って祝った。彼は「太っているからなんでも食べられるぜ!」みたいな自虐ネタを言い出していて笑った。

ポケットからパンダのキーホルダーを取り出して、僕にほらこれお土産だよってくれた。なんてジェントルマンなんだろうって。

日本の漫画が大好きでベルセルクだったりを読んでいたらしい。そこからはお互いの国の文化や歴史についていろんなお話をした。どうしたらお互いの国がもっと仲良くなることができると思う?っていうことについて、2時間くらいお話をしていた。

奥さんはとても控えめなのか全く会話に参加してこずにただ見つめているだけだった。でもこうやって面と向かって、お互いの国についてお話するっていう経験は本当に貴重な経験になった。

彼も気を使って僕の立場を思いながら会話をしてくれたし、本当に良い教養のある人だなぁって思った。最後は写真を撮って電話番号をもらった。もし将来、中国に来てなにか問題が起こったりしたら僕に電話をして!いつでも駆けつけるからって言ってくれた。本当に良い人だなぁって思ったし、出会えて良かった。

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● Profile

Kota Ishihara(いしはら こうた)

近畿大学理工学部生命科学科卒業。卒業後は、Webサイト制作を独学で勉強し、2022年10月にフリーランスに。その後、海外に拠点を移すために海外視察を開始し、ヨーロッパ、東南アジアなどを一人で冒険をし、さまざまな人と交流する。将来の夢は、ヨーロッパに移住し、クリエイティブ・多国籍企業を作り、多種多様なクリエイティブプロジェクトをしていくと共に、パイロットになり世界を旅すること。音楽・ファッションなしでは生きられない。イヤホンにはとても辛口評価。尊敬する人は岡本太郎。

#同じ旅の余韻