〜心のままに歩く旅〜
チャイナタウンでムカデを食べた夜──フィリピンで出会った友達とバンコクで再会した話

チャイナタウンでムカデを食べた夜──フィリピンで出会った友達とバンコクで再会した話

出会い, , 面白い体験, ストーリー
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フィリピンのバス停で一瞬だけ出会った友達と、バンコクで再会した。チャイナタウンでムカデを食べ、深夜のビリヤードで対決する。旅で出会った人と違う国で会えること──それは旅をしている人にしか味わえない特別な体験だと思う。

今日はワクチンの日。B型肝炎を打ちにWHOへ向かう。

B型肝炎は血液を介して感染するもので、旅人は必須とのこと。しかも一度かかったら回復しないらしいので、ワクチンを打って損はない。3日前に血液検査をしてB型肝炎の抗体を持っていないかテスト済み。

今日は人がたくさんいてすごく混んでいたけど、無事にワクチンを打つことができた。価格は350バーツ(約1,300円)。HPVワクチンの5,000バーツと比べると、どれだけ差があるんだろうって思ってしまう。

かつやとタイガーカフェ──バンコクのルーティン

お昼ごはんは近くのショッピングモールにある、かつやでチキンカツを食べる。久しぶりの日本食で、めちゃくちゃ美味しかった。やっぱり日本食は世界一か二だと思う。イタリア料理といい勝負。

それから仕事をするためにMBK近くのTigerカフェへ。ここはバンコクに来たときには必ず立ち寄る場所。ブラックシュガータイティーラテがめちゃくちゃ美味しい。

カフェで仕事をしながら考える。そろそろ本当に、自分の力でお金を作れるような状態になりたい。フリーランスとはいえ、相手の会社に依存している状態は独立とは言えない。理想は必ず現実にする。一歩ずつ着実に、前に進んでいこう。

画面の向こうの景色には戻りたくない

仕事でMTGがあった。僕は今世界を旅しているので、自分のペースでタスクをこなしている。だけど、画面の向こうの空気は全然違う。相手の表情に、仕事に追われ、心が満たされていない何かを感じる。それはまるで1年前の自分のようだった。

でも今こうやって俯瞰的に見てみると、やっぱりあの状態には戻りたくない。僕は明日死んでもいいように、毎日ハッピーに生きていたい。

そしてそれは実現可能だと、この旅を通じて確信している。人生は自分のものなんだから、自分ですべて決めるべきだ。時間は戻ってこない。だからこそ、この瞬間を一生懸命に生きたい。

フィリピンで出会った友達と、バンコクで再会

実は、フィリピンのエルニドで出会ったLewisがバンコクに来ているということで、再会することになった。彼と出会ったのは、プエルト・プリンセサ行きのバスを待っているときだった。同じバンに乗っただけの本当に一瞬の出会い。

それなのに連絡を取り合うようになって、こうしてバンコクで再会できた。世界って広いようで、狭い。

彼は28歳で、イングランドでシェフをしている。東南アジアを旅するために資金を貯めて、今はいろんな国を巡っている最中だとか。

チャイナタウンでムカデを食べる

チャイナタウンで合流して、まずは昆虫食を探す。ここにはムカデやサソリ、ゴキブリやイモムシなど、グロテスクな昆虫が売られていることを前回の訪問で知っていたので、Lewisに提案した。

今回はムカデに挑戦。動画を撮影してもらいながら食べた。面白いことに、食べる前はエキゾチックな味を期待している。気持ち悪いんだろうなぁ、変な味なんだろうなぁって。だけど実際は、リアクションに困るというか、ただ硬いものを食べているだけという感じだった。前歯では噛み切れないので、奥歯で噛むしかない。サソリもそうだったんだけど、とにかく硬い。でも僕たちは完食した。Yeah!

それからチャイナタウンのレストランで一緒にご飯を食べる。とにかく量が多くて、全部は食べきれなかった。彼はビールを飲んでいたけど、UK出身だから8本くらい飲まないと酔わないらしい。僕なんか1本飲んだらすぐ酔ってしまうのに。さすがだなぁ。

深夜のビリヤード対決

夜は繁華街を歩いて、バンコクの夜の雰囲気を味わった。ナイトスポットが立ち並ぶ通りは、昼間とはまったく違う空気で、生々しいエネルギーに満ちていた。バンコクという街の多面性を感じる時間だった。

それからビリヤードをやることにした。僕はビリヤードの経験が5回くらいしかない。Lewisと対決して、もちろん負ける。途中で、そこで働いているタイのおばちゃんが「一緒にやろう」と声をかけてきて、チーム戦になった。おばちゃんはすごく上手で慣れている感じだった。2回戦とも負けてしまったけど、すごく楽しかった。ビリヤードは頭脳戦でもあるしスポーツでもあるし、本当に面白い。

Lewisはポーカー選手でもあって、3,000人中7位になったこともあるらしい。すごいなぁって思う。リアクションが大きくて、いつも僕を元気にしてくれる。すごくポジティブでオープンな人。

彼は、リアクションがすごくて、僕をいつも元気にしてくれる。すごくポジティブでオープンで。そんな彼と出会うことができて、本当に嬉しかった。彼は、タイに来てTinderでたくさんの人とマッチするらしく、見たら99+となっていた。

男でこの数はやばいなぁって思った。それで、彼に僕のTinderのプロファイルを見てもらって、いろいろとアドバイスをもらった。この写真は不要、この写真はいいね、この写真をトップにするべきだ!とか。

どうやら、Tinderは「強さ」「自信」「ハッピー」の順で写真を掲載すると良いらしく、多くは見せる必要がないだとか。ミステリアスが超大事とのことだった。確かにそうだ。僕は太陽のようだから、ミステリアスな部分を作るのがあまり得意ではないのかもしれない。だけど、できる限り彼のアドバイスに従って、プロフィールを変えていけたらいいなぁって思う。

改めてありがとうLewis。彼に僕の冒険ノートにメッセージを書いてもらって、それでばいばいした。彼は明日ベトナムへ行くとのことだったので、今日でお別れ。僕はバイクに乗って帰路へつく。またイングランドで会おう!って約束をして。

またイングランドで会おう

旅で出会った人と、違う国で再会する。これは旅をしている人にしか味わえない特別な体験だと思う。フィリピンのバス停での一瞬の出会いが、バンコクの深夜のビリヤード場につながる。人生って、本当に面白い。

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● Profile

Kota Ishihara(いしはら こうた)

近畿大学理工学部生命科学科卒業。卒業後は、Webサイト制作を独学で勉強し、2022年10月にフリーランスに。その後、海外に拠点を移すために海外視察を開始し、ヨーロッパ、東南アジアなどを一人で冒険をし、さまざまな人と交流する。将来の夢は、ヨーロッパに移住し、クリエイティブ・多国籍企業を作り、多種多様なクリエイティブプロジェクトをしていくと共に、パイロットになり世界を旅すること。音楽・ファッションなしでは生きられない。イヤホンにはとても辛口評価。尊敬する人は岡本太郎。

#同じ旅の余韻