〜心のままに歩く旅〜
「カルバペネム知ってる?」──40階のコワーキングで、一つ前の席にいた薬学生との出会い

「カルバペネム知ってる?」──40階のコワーキングで、一つ前の席にいた薬学生との出会い

出会い, , ストーリー
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バンコク40階のコワーキングスペースで、一つ前の席にいたのが連絡を取り合っていた友達だった。薬学生の彼女と抗生物質について語り合い、Kao Soiを食べた夜。「シャイ」はタイ語で「Yes」だと知った日。

今日もまたMTG。終わってからは、近くにあったカオマンガイのお店でお昼ごはんを食べる。チャイナタウンのど真ん中だから、そりゃ美味しい。しかも90バーツで蒸し鶏と揚げ鶏とご飯とスープが食べられる。本当に安くて美味しいお店だった。

Paper Plan Project、2日目

タクシーを呼んで、昨日と同じPaper Plan Projectというコワーキングスペースへ向かう。今日もここで案件をこなす。たくさんの人が同じ志を持って集まる場所だから、空気に刺激されてずっとフロー状態になれる。

今日はパンナコッタとエスプレッソを混ぜたドリンクを注文。レジをしてくれた子がケンダル・ジェンナーにすごく似ていて、愛想も良くて、姿勢もしっかりしていてめちゃくちゃ魅力的だった。惚れちゃった。

だけど思った。やっぱり、可愛い人やきれいな人にはすぐに慣れてしまうなって。ここで集中して仕事を続ける。

「一つ前の席にいたの、私だよ」

実はこのカフェを教えてくれた友達に「いまここにいるよ〜」と連絡すると、「まじか!私も行くわ!」という流れになった。ただ、僕はずっと案件をやっていたので「18時以降に会おう」ということに。

インスタグラムを交換して、彼女のストーリーを見たら、なんとすでにこのカフェにいた。だけど、どれが彼女かわからない。

一瞬でめちゃくちゃ緊張してしまった。日記を書き終えてから外に出て、メッセージしてみると「まだいるよ」とのこと。もう一度カフェに行って話しかけてみると、なんと僕の一つ前の席でずっと勉強していたのが彼女だった。

こういうパターンってすごく緊張する。同じ空間を共有していながらも、まだ他人。だけど同時に友達でもあるし初対面でもある。お互いが緊張状態にあるというか。だけど、1分くらいで正気に戻って会話を進めることができた。

抗生物質について語れる友達

彼女は大学5年生で薬学を勉強しているとのこと。6年間大学で学んで、卒業後は薬局で働いたりするらしい。本当にすごいなぁって思う。

一緒にKao Soiを食べに行くことにした。彼女はとても気さくで、のりが良くて、おしゃべりで話しやすかった。歩いているとき、ずっと「シャイシャイ」と言っているので「何言ってるの?」って聞いたら、シャイはタイ語で「Yes」だった。爆笑。

薬学についてけっこう話が盛り上がった。「ねえ、カルバペネムって知ってる?」って振ったら、もちろん知っていた。アミノグリコシドやマクロライドの話もできて、「なんでKotaも知ってるの?!」と驚かれた。抗生物質についてお話ができる相手は、人生で初めてだった。なんだか嬉しい気持ちだった。

Kao Soiディナーと、彼女の夢

Kao Soiのお店に到着。外国人が多くて、お値段もけっこう高め。だけど、楽しいディナーだった。彼女は音楽が好きで、Taylor SwiftやOlivia Rodrigoのライブにタイで行ったこともあるらしい。将来は「トラベルしたい!!」ってずっと言っていたのが印象的だった。本当に自由奔放な人だなぁって感じた。

彼女はタイ北東部の出身で、今は薬学を学びにバンコクに来ている。卒業後は家族をサポートするために実家に戻るか、旅行をするか、まだ決まっていないらしい。

ENFPが出会うENFP

彼女と話していて、きっと僕と同じENFPだなと感じた。家の中にいるのは嫌で、とにかく外に出たいっていうタイプ。間違いなくENFPだって思う。なぜなら、僕がそうだから。

僕自身がENFPなんだけど、ENFP同士の相性はどうかというと、正直「恋愛面ではあんまり」だったりする。僕はどちらかというと、外交的で人と会うことでエネルギーを得るタイプだからこそ、内面に深いものを持っているINFJやINFP、ISFPに惹かれやすい。これも旅を通じての自己発見だった。

面白いのは、1年前の自分がENTJだったときは、優柔不断に見えるISFPやINFPは全く合わないと思っていたこと。こんなにも変わってしまうのかと思うと、人間って面白い。だから「今」はそうだけど、未来ではそうではないかもしれない。それでも大丈夫。ただ今を生きるんだ。

帰りは歩きながら「今度バドミントンやランニングを一緒にできたらいいね」という話になった。バドミントンやランニングが好きな僕にとっては最高の提案だった。

彼女はわざわざ僕を送り届けるためにBTSで一緒に来てくれて、MRTに乗り換える駅まで付き添ってくれた。本当に思いやりがあって、その気持ちに感謝だった。彼女と出会えてよかったなって思う。

それからは、Kao Soiの量が少なくて足りなかったので、セブンイレブンでサンドイッチを買ってホステルで食べた。

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● Profile

Kota Ishihara(いしはら こうた)

近畿大学理工学部生命科学科卒業。卒業後は、Webサイト制作を独学で勉強し、2022年10月にフリーランスに。その後、海外に拠点を移すために海外視察を開始し、ヨーロッパ、東南アジアなどを一人で冒険をし、さまざまな人と交流する。将来の夢は、ヨーロッパに移住し、クリエイティブ・多国籍企業を作り、多種多様なクリエイティブプロジェクトをしていくと共に、パイロットになり世界を旅すること。音楽・ファッションなしでは生きられない。イヤホンにはとても辛口評価。尊敬する人は岡本太郎。

#同じ旅の余韻