〜心のままに歩く旅〜
免許なしでバイクを借りて、ベトナムの街を20Km走る | 世界一周

免許なしでバイクを借りて、ベトナムの街を20Km走る | 世界一周

面白い体験, ストーリー
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バイクタクシーが一台もいない田舎。仕方なく自分でバイクを借りることにした。パスポートを預けるのが怖くて、2万円のデポジットを選ぶ。iPhoneスタンドもなく、止まっては地図を見ての繰り返し。夜、2.5kmの橋を渡るとき、前にも後ろにも車がいなかった。怖かったけど、乗り物ってやっぱりいい。

今日は12時に起きた。
4時になっても、ちゃんと眠ることができなかった。だから、たくさん寝る必要があった。睡眠は本当に大切で、食事と同じくらい大事だと思う。取れていないと、すぐに免疫が落ちて、ウイルスや細菌に感染しやすくなってしまう。

起きた瞬間から脈がとても早く、心臓がバクバクしていた。どうやら原因は低血糖らしい。15時間以上なにも食べていないと、こういう状態になることがあるとのこと。もちろん、今はホルモン剤を服用しているから、その影響もかなり大きい。

とりあえず、目の前にあったアクエリアスを飲む。糖分を少し補給してから、シャワーを浴びて準備をする。今日はメインランドに戻って、1日過ごそうと思う。

タクシーを呼ぼうとしたけど、バイクタクシーはどのアプリでもダメだった。全く周りにいない。
仕方なく普通のタクシーを呼ぶと、周囲に5台くらいあってすぐに見つかった。メインランドに戻れるというだけで、かなり安心した。

車で30分ほど。到着。
お昼ごはんを食べたくてPhoレストランに行くけど、営業していない。別のPhoレストランまで歩くけど、そこも閉まっていた。少し残念に思いながら通りを歩いていると、ココナッツを売っているおばちゃんがいた。

1つください、と言ってその場で割ってもらう。
ビデオを回しながら飲んでいたから、ずっと見られていたけど、ナタで切ってくれて、その中のココナッツウォーターを飲んだ。本当に美味しい。無事に水分補給もできた。

ココナッツは栄養満点でいいんだけど、とにかく重い。飲み終わるまで持っているのが大変だから、すぐにおばちゃんに片付けてもらった。

そのあと、別のPhoレストランを探す。
店員さんがいたので Is here available now? と聞くと、英語が通じずベトナム語で返ってきた。翻訳アプリを使うと、Phoは注文できるとのこと。

Gaを調べたら牛肉だと思ってPho Gaを注文したけど、あとで鶏肉だと知った。値段は30000ドン。150円。安すぎる。
そこで休憩しながらPhoを食べて、薬を無事に飲む。一安心。

次はATM探し。
13時頃だからか、通りには誰も歩いていない。みんな日差しが強いことを知っているのか、ジャンパーを着ている人もいる。タンクトップなのは僕だけだった。

ATMをいくつか試すけど引き出せない。
別の国営ATMでようやく成功。でも手数料が約1000円。正直、高すぎる。

今日はバイクをレンタルしようって思ってきたので、レンタルバイク屋さんを探しながら歩く。2件あったんだけど、どちらも星5。だけど評価がたくさんあるお店にしようって思って、そちらに向かった。そしたら、ちょうどおばちゃんがいて彼女にバイクレンタルをしたいって言うと、翻訳アプリを使って会話をした。僕は「免許を持っていないから50CC以下のバイクがいい」と言ったんだけど、これこれ!っていう感じだった。スクーターだったので、たぶん50CC以下じゃない。まあいいやっていうことで、これをレンタルすることにした。一日130000ドンということだったので、とても手頃だった。それで、彼女は僕がもうバイクを運転したことがあって慣れているような感じに、いろいろと操作を教えてくれた。だけど、本当にバイクを運転するのは久しぶりだったから緊張していた。だけど、基本操作は覚えているので、実際に運転してみるとすぐに慣れることができた。

パスポートを預けなければいけないってことになったんだけど、過去にタイでそれをしたら高額を請求されたっていうインスタグラムの投稿を見たことがあるので、もちろんそんなことはないけど、怖かった。だから、別のホテルにチェックインをしないといけないのでパスポートは難しい。別の方法はない?って聞いた。
そしたら、デポジットと言われたので2000000ドンを預けることにした。約10000円。自分にとっては、本当にこちらのほうがありがたかった。

それで、おばちゃんにバイバイをしてガソリンスタンドに向かった。もうほとんどガソリンはなくてもう少しで切れそうだった。Iphoneでマップを見ながら向かう。Iphoneスタンドもいれる場所もないので、本当に大変だった。途中で止まっては、地図を確認してっていう繰り返し。

iPhoneスタンドもなく、止まっては地図を見るの繰り返し。無事に到着して満タンにしてもらうと、96000ドン(約500円)。安すぎる。お釣りも丁寧に数えて返してくれた。

そこからスタバへ。
バイクの駐車が少し心配だったけど、管理している人から番号札をもらう。料金を聞くと「いらないよ」と言われた。外国人だから騙そうと思えばできるのに、そうしない。ベトナム人はシャイというか、謙虚というか、日本人と似ているところがあるなと思った。

スタバで仕事をして、気づけば18時30分。
そのあと日本料理店へ向かう。中は本当に日本の伝統的な造りで、鯉のビオトープまであった。久しぶりに鯉を見て、少し癒やされる。

最初はアジフライ定食を頼もうとしたけど売り切れ。結局、豚汁定食を注文。
出てきたのはキムチ鍋っぽいスープだったけど、栄養はかなり取れた。サラダも白米もあって、700円くらい。本当に良心的。

スーパーでバナナと水を買って、薬局でポカリを6本購入。
準備万端で、田舎の宿へ戻る。距離は約20km。

クイニョンの街は夜になるほど活気があって、海沿いではイベントが行われていた。
意味が全くわからない伝統的なパフォーマンスを、地元の人たちが真剣に見ている。

その輪に混ざって、僕もずっと見ていた。わからなすぎるからこそ、逆に面白い。

子どもたちがたくさんいて、ローラースケートをしている。
この光景を見て、ベトナムには確かに未来があるなと思った。

そこから20kmの帰路。
バイクにはもうすっかり慣れて、走るのが楽しかった。ベトナム人はインドネシア人よりスピードが遅くて、全体的にゆったりしている印象だった。

2.5kmある長い橋を渡る。
前にも後ろにもほとんど車がいない。Osmo Pocketを片手に撮影しながら走る。少しリスキーで怖かったけど、良い経験だった。

20分ほどで到着。
周りは真っ暗で、開発途中の街。正直かなり怖かった。でも無事にホテルに着いた。

長い一日だったけど、改めて乗り物っていいなと思う。
まだ免許も持っていないけど、バイクでこんなにワクワクするなら、飛行機を操縦したらどれだけ楽しいんだろう。

ホテルに戻って、また仕事。
今日も、大冒険の1日だった。

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● Profile

Kota Ishihara(いしはら こうた)

近畿大学理工学部生命科学科卒業。卒業後は、Webサイト制作を独学で勉強し、2022年10月にフリーランスに。その後、海外に拠点を移すために海外視察を開始し、ヨーロッパ、東南アジアなどを一人で冒険をし、さまざまな人と交流する。将来の夢は、ヨーロッパに移住し、クリエイティブ・多国籍企業を作り、多種多様なクリエイティブプロジェクトをしていくと共に、パイロットになり世界を旅すること。音楽・ファッションなしでは生きられない。イヤホンにはとても辛口評価。尊敬する人は岡本太郎。

#同じ旅の余韻