朝5時くらいに、熱で起きてしまった。昨夜から寝付きが悪いなと感じていたけど、こういうことだったのか。原因はすぐにわかった。筋トレのやりすぎだ。調べてみると、やはり筋肉の炎症で免疫が過剰反応しているらしい。ポカリスエットを飲んで、解熱剤を1錠。2時間くらいして少し効果が出たけど、汗が出てまた熱が上がる。今日はなにもできないと覚悟して、ホステルで一日過ごすことにした。
2階のソファーに寝転んだり、本を読んだり。熱がなかなか下がらない。おばあちゃんやお母さんにも久しぶりに電話した。急ぎの仕事もあったので、39℃の中で少しだけ作業もした。
熱があると、Overthinkが消える
夕方、さすがになにか食べないとと思ってカオマンガイを注文して食べていたら、隣に座っていた女の子に話しかけられた。最初は中国語で話しかけられたので、What?っていう感じ。「Are you Korean?」と聞かれて「I'm Japanese」と答えたら、「え!中国人みたい。中国にいても絶対みんな中国語で話しかけるよ(笑)」って。
彼女はチェンマイに1ヶ月滞在していて、IELTSの勉強をしているらしい。来年イタリアの大学院に留学したくて、そのための準備期間とのこと。上海はみんな忙しくてなんだか合わないから、チェンマイのようなスローライフな場所が好きらしい。すごいなぁって思った。
僕も自分のことを話した。エンジニアとして働きながら世界一周をしていること。自然と会話が弾んだ。


ここで、すごい発見があった。39℃の熱があると、Overthinkという概念すら消えてしまう。前頭葉にエネルギーが行っていないからなのか、めちゃくちゃ流暢にコミュニケーションができた。いつもは感受性が上がりすぎて、それが円滑な会話を阻害してしまう。だけど、熱があるからこそ、余計なことを考える余裕がなくて、本当に自然に話すことができた。
つまり、僕はコミュニケーションが上手なんだ。いつもは考えすぎているだけで、本来の自分はこんなに陽気で、流暢に人と話せる。これは大きな発見だった。
ノートにメッセージを

彼女にノートにメッセージを書いてほしいとお願いした。毎回緊張するお願いなんだけど、今回ほどスムーズに言えたことはない。「ねえ、ノートに書いてよ!」って自然に。相手が話しやすい人だったのもあるけど、それよりも熱が出ていて細かいことに気を使う余裕がなかったからだと思う。
本当の自分はこんなに陽気なんだって、自分でも感動してしまった。
彼女はちょうど授業があったので、あとで書くねということに。3時間くらいして書いてきてくれた。僕もメッセージカードを渡した。彼女の名前が中国語で複雑すぎて、発音を聞いても覚えられなかった。最後は「Thank you very much」でバイバイ。何やねん(笑)。
一緒に写真も撮った。いい出会いだった。
夜、熱はピークへ
寝るときになると、寒気が止まらなくなっていた。顔がものすごく熱くて、おそらく40℃近くまで上がっていたと思う。汗が出て、同時に寒気がして。免疫が暴走しているのかなとか、いろんな心配があった。とりあえず早く良くなりますように。
でも、39℃の熱があったからこその発見があった日だった。悪くない。



