「砂糖なし」なのにめちゃくちゃ甘い——ベトナムが好きな理由。
13時起床、まずはロッテリア
今日は13時に起きてしまった。本当は10時に起床したんだけど、まだすごく眠たくて気力がなかった。きっと昨日すごくはちゃめちゃしたからなのかな。
起きてからはシャワーを浴びてスキンケアをして、まずはロッテリアのハンバーガーとチキンとライスのセットをオーダーした。
今日はFMPというところでデング熱のワクチン2回目を打つ予定なので、その前にご飯を食べておこうって思って。2つで100,000ドン(550円くらい)だった。ベトナムは安いなって感じるけど、前ほど安いとはあまり思っていない。世界はどんどん良くなっていき、物価もどんどん上がっていく。これはとてもいいことだと思う。
デング熱ワクチン、日本語ペラペラの病院

バイクタクシーに乗ってFMPへ向かった。久しぶりのバイクタクシーで、ベトナムのVibeを感じる。やっぱりベトナムは本当に心地いいなぁっていうか、このVibeが大好きだった。
FMPに到着して受付でデング熱のワクチンを打ちたいと伝える。お値段は59ドル。驚くことに日本語がネイティブレベルの受付の人だった。日本人がよく来るからなのかな。
登録してからすぐに呼ばれて、15分後にワクチンを打つことになった。まず常温にする必要があるとのこと。診察でドクターのもとに案内されたんだけど、驚くことに彼は日本人だった。

「今は旅中なんですか?楽しんでくださいね〜」みたいな感じですごくフレンドリーだった。彼は看護師さんと英語でお話していたので、ベトナム語を話せるわけではないけど、すごく快かった。きっとベトナムの人生を楽しんでるんだろうなぁって思ったし、日本みたいな圧力や正解や真面目を求める文化がないから、きっと生きやすいんだろうなぁって思った。
15分待ってデング熱のワクチンを打った。打っているときに「動画撮影してくれる?」って聞いたら、どうやらだめっていうことだった。
日本だったらなんか恥ずかしいって思うし、そもそもそんなこと聞けないんだけど、ベトナムではだめって言われても全く「ああそうなんだ」って流す程度。この違いってなんだろうか。ベトナムって本当にいいなぁって思った。
「砂糖なし」なのにめちゃくちゃ甘い

注射を打ってから30分待って、外に出て歩いた。近くにあるHighland Coffeeで仕事をした。店員さんはとても快くて、なんだか無垢だった。僕が英語で注文していて、彼女はかたことの英語でいろいろと教えてくれた。
台湾ミルクティーを注文したんだけど、「砂糖はないですよね?」って確認したら「Sorry, there is no sugar in this drink」と言われたので安心した。だけど、実際に飲んでみるとめちゃくちゃ甘かった。
こういうところがベトナムを好きになる理由。みんな適当だし、こういう不器用というか人間らしいところ。日本だったら「めちゃくちゃ甘いんですけど。砂糖なしで作ってくれますか?」「大変申し訳ございません」という感じになる。なんか嫌な感じ。なにも悪いことしてないじゃんって思う。むしろ、甘いなら甘いなりでそれを楽しめばいいんだよって思う。
1時間くらい仕事をしていたら、すぐに閉まってしまうということで歩き出した。合計で4キロくらい歩いて、バイクを呼んでAirbnbの近くのサークルKに到着。お水とブルーベリーのヨーグルトを購入して部屋へ。
隠れ家カフェで、グレープフルーツティー

今日はNgaが21時に迎えに来てくれて、一緒に近くのカフェへ行くことにした。彼女はいつも優柔不断なのかなって思ったんだけど、今日は「ここに行こう」って言ってくれた。Ngaは21時過ぎに到着。見るからにとても疲れていた。目の下にクマができていて、元気がなさそうだった。
手を繋いで一緒に歩いた。カフェは車の道を渡った向こう岸にあった。車やバイクがたくさん通っているのに、Ngaはびくともせずに渡る。これがベトナム人なんだなぁって思いながら、少し圧倒された。
今回のカフェも隠れ家的なカフェで、雰囲気が最高だった。薄暗いオレンジのライト。階段は石でできていたんだけど、まだ建設途中と言わんばかりのぐしゃぐしゃだった。入口には若者がだべっていた。
レジですべてベトナム語のメニューだったので、Ngaや店員さんに聞きながら注文。僕はグレープフルーツのお茶、Ngaはライチティーを注文した。
2階のテラスに座った。グレープフルーツティーは本当に美味しかった。果肉が入っていて、底には白色のタピオカではないなにかが入っていた。この味を日本で再現できるカフェがあればいいのになぁって思うばかり。日本では、こんな味のティーは味わったことがない。
前には電車が時折通る。ここでベトナム人の若者はいろいろお話し合って、人生の今を楽しんでいるんだなぁって感じた。ベトナムってやっぱりいいなぁって思った。
Ngaの家庭のこと
Ngaの家庭についても聞いた。お母さんがすごく厳しいらしくて、まだ彼女の収入を管理してお小遣い制らしい。22歳にもなってそんなお母さんから管理を受けているなんて、なんだか驚きというか、すごいなぁって思った。弟やお姉ちゃんがいて、一番下の弟は13歳。3人兄弟姉妹。僕は一人っ子だから、そういうところはわからなかったりする。
僕がなぜ世界を旅しているのかを聞いてくれた。僕は小さい頃にいろんな制限をかけられて、自分の自由になれない時に自由になりたいという強い感情があった。それが今につながっていて、一種の反逆なんだっていうことを話した。
そうすると彼女は「なるほどね。今わかったよ。なんであなたがTravelしているのか」って。珍しく、彼女はしっかりコミュニケーションをしていた。
甘い時間、そして帰り道
Ngaとは相変わらず、多くを語らない。ただ一緒に時間を共有するという時間だった。だけど、その時間でさえも愛おしく感じる。最初はすごく疲れていたのに、一緒にいる時はテンションが高くて、彼女の笑顔は本当に純粋で美しかった。いつまでも見ていたいって思った。
彼女は内向的だけど、言葉よりも態度で愛を伝えてくれるタイプ。お話をしない分、一緒にいるだけで心が満たされる。そんなところが本当に美しいなぁって思った。
気づいたら夜遅くなっていて、彼女は家に帰ってしまった。一人になってなんだかさみしい気持ちになった。今は彼女とずっと一緒にいたいって思った。きっと心でつながっているからこそ、満たされている。これが「心で満たされる」なんだと気づいた。



