〜心のままに歩く旅〜
ホーチミンの墓とナイトマーケット、記憶が重なる街 | 世界一周

ホーチミンの墓とナイトマーケット、記憶が重なる街 | 世界一周

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ハノイのナイトマーケットを歩くと、2年前の記憶が次々と蘇る。「ここでトアンと話したな」「ここで一緒に絵を描いてもらったな」。お金は前より稼げるようになった、フランス語も話せるようになった。でも、大きなことを成し遂げたかと言われると——少し立ち止まって、自分と向き合った夜。

今日は起きたのは12時。
起きてすぐ、緊急で対応しないといけない仕事があったので、それをこなす。

ホステルだから天井はそこまで高くないけど、2段ベッドの下側なのがありがたい。
みんなもう外出しているみたいで、部屋には誰もいなかった。
静かな空間で、1時間くらい集中して仕事をする。

それからすぐにシャワーを浴びて出発。
今日は、ホーチミンのお墓へ行くことにした。

まずは近くのレストランへ。
フォーと、バインセオというクレープのような料理を注文する。
どちらもすごく美味しかった。

クレープを食べるのは、おそらく人生で初めて。
食べ方がわからなくて、フォークとナイフで切って食べていたら、店員さんが
「ごめん!」という感じで、ライスシートと手袋を持ってきてくれた。

どうやら、クレープをカットして、いろんな具材をライスシートに乗せて、
それをタレにつけて食べるらしい。
丁寧にレクチャーしてくれたので、その通りに食べてみた。
結果、とっても美味しかった。

また一つ、新しい発見。
フォーにはもちろん劣る。
正直、フォーより好きな食べ物が今後見つかるのだろうか、と思ってしまうくらいだ。
だけど、それでも本当に美味しかった。

それから、バイクを呼んでホーチミンのお墓へ向かう。
そのバイクの運転手がめちゃくちゃせっかちで、
常にクラクションを鳴らしていて爆笑だった。
ただの迷惑な人やん、って心の中で突っ込みながら。

ホーチミンのお墓に到着すると、まずセキュリティガードを通過する。
中はすごく厳戒態勢という感じで、
白い服を着た警備員がたくさんいて、検査もかなり厳しかった。

ホーチミンのお墓に来るのは今回が初めて。
想像以上に大きかった。

中では、ホーチミン本人の遺体を見ることができるらしいけど、
見学できるのは朝7時30分〜10時までとのこと。
完全に時間を逃していた。

また改めて来よう、と思う。
もっと調べてから来ればよかったなぁ、とも思った。
でも、それでもいい。
リサーチがないからこそ、何も知らずに行くワクワクもあるじゃないか。

ホーチミンのお墓を出たあとは、コンカフェへ。
ここは、ベトナムの軍事カフェのような雰囲気で、
チェーン店がたくさんある場所だ。

そこでココアを注文して、いまこの日記を書いている。
ハノイ2日目。

コンカフェを出たあと、頭がジンジンしてきた。
急いでサークルKに入ってポカリを買う。
それからスタバへ向かう。

今回はアサイーフルーツジュースを注文。
東南アジアのスタバには、どこの国にもこのメニューがある。
日本にも導入してほしいなぁって、いつも思う。

スタバで仕事をしようとしたけど、VPNがうまく動かず、
結局ほとんど何もできなかった。
こんな日もある。

おまけに、疲れなのか、自律神経なのか、肩こりなのか、
血管がドクドクしていて、こめかみの下や首の裏がかなり痛い。

でも、やっぱり旅を1ヶ月続けていると、
こうやって疲れが出てくるんだなぁって思う。

だけど、その疲れこそが面白いじゃないか。
旅している証拠。
毎日違う環境に自分を置いているからこそ出てくるもの。
旅を続けているからこその疲れ。

ハノイの列車のところ

旅疲れ。

それでいい。

そんなこんなで、一度ホステルに戻る。
荷物を置いて、今度はナイトマーケットへ。

CHANELのコピー品(笑)それにしても面白い

ナイトマーケットは本当に懐かしかった。
2年前、初めてベトナムに来たときに歩いた場所だ。

2日前にHelloTalkで出会ったトアンと、
すごく深い話をしながら歩いた思い出がある。

小さな湖の周りには屋台がたくさん並んでいて、
僕はフライドポテトを食べた。

CHANELのコピー品(笑)それにしても面白い

2年前は、北朝鮮のお金が売られていたけど、今はもうなかった。
その代わり、偽物の香水売り場が大量にあった。
どう見ても偽物なのに、堂々と売られている。
しかも、西洋のおばあちゃんが普通に買っていて、
それがまた面白かった。

湖を一周歩く。
ベトナムは本当に活気がある。

2年前に歩いていたときも、
「ベトナムは経済成長がすごいよね」とか、
「ベトナムってカップル多いよね」とか、
そんな話をしていたのを思い出す。

やっぱり、場所って記憶を一気に呼び起こす。
少し恋しいような気持ちにもなった。

22時なのに、周りには本当にたくさんの人。
子どもたちも、子ども用の乗り物に乗って楽しそうにしている。
この活気は、やっぱりすごい。

一周してからホステルに戻る。
「ああ、ここでトアンと話したな」
「ああ、ここで一緒に描いてもらったな」
「ハーゲンダッツ食べたな」
「ドリアンも食べたな」

そんな記憶が、次々と浮かんでくる。

2年前と比べて、今の僕はどうだろう。
何か変わっただろうか。

お金は前より稼げるようになった。
フランス語も話せるようになった。
だけど、これといって大きなことを成し遂げたかと言われると、
正直、あまり変わっていない気もする。

それが、自分にとって少し問題だった。
2年の間に、たくさんの経験はしてきた。
でも、もっとできたことがあったんじゃないか、と。

だからこそ、経験を無駄にしないように。
自分と向き合って、自分を大切にして、
もっとたくさん挑戦していきたい。

毎日、違う初体験を重ねて、
自分をもっと豊かにしていきたいと思う。

夜寝る前に食べたPho

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● Profile

Kota Ishihara(いしはら こうた)

近畿大学理工学部生命科学科卒業。卒業後は、Webサイト制作を独学で勉強し、2022年10月にフリーランスに。その後、海外に拠点を移すために海外視察を開始し、ヨーロッパ、東南アジアなどを一人で冒険をし、さまざまな人と交流する。将来の夢は、ヨーロッパに移住し、クリエイティブ・多国籍企業を作り、多種多様なクリエイティブプロジェクトをしていくと共に、パイロットになり世界を旅すること。音楽・ファッションなしでは生きられない。イヤホンにはとても辛口評価。尊敬する人は岡本太郎。

#同じ旅の余韻