〜心のままに歩く旅〜
深夜3時、突然のフライト変更|体調不良でも進むベトナム冒険

深夜3時、突然のフライト変更|体調不良でも進むベトナム冒険

旅のコツ, 面白い体験, ストーリー
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夜中3時、Trip.comを開くと不在着信。フライトは朝6時——完全に確認ミスだった。寝るのをやめて荷物をまとめ、真っ暗な道を空港まで歩く。到着すると8時に延期されていて、4時間待ち。でもPriority Passのラウンジでフォーを食べながら「来てよかった」と思えた。副鼻腔炎で離陸時に頭が割れそうになりながら、クイニョンに到着。

夜中の3時。全然寝れなかった。
なんとなくTrip.comを開いてみると、なんと不在着信が入っていた。何だろうと思ってフライトを確認すると、出発時間が朝の6時になっている。
え?と思った。

最初は、もうキャンセルしようかなとか、次の日に行けばいいかとか、いろいろ考えた。でも考えるのも面倒になって、もう今から準備しよう、と腹を決めた。すぐに起きて、荷物をパッキングする。
これこそが「冒険」だと思った。

早朝なのでドアは施錠されている。申し訳ないけど案内人を起こして、鍵を開けてもらい、外へ出る。空港までは約1.3km。歩いて行くことにした。
早歩きで空港へ向かいながら、同時にカメラも回す。ワクワク半分、怒り半分、疲れ半分。これも全部、冒険の一部だ。

夜中の3時30分なのに、車もバイクも多くて、なかなか道路を渡れない。近くにいたバイクタクシーの子に聞いてみる。「空港まで歩いて行ける?」
英語は通じなかったけど、身振り手振りで「大丈夫、あっちだよ」と教えてくれた。なんとなく理解して、そのまま歩き続け、無事に空港に到着。

VietJet Airのチェックインカウンターへ。人は多かったけど、反対側を見ると2人しか並んでいない場所があった。ここは穴場だと思って並ぶと、すぐにチェックインできた。
チケットを受け取ってゲートへ向かうと、表示は8時。
え?6時じゃないの?と思ったら、延期されていた。

しかもよく見ると、出発時刻は前日もその前の日も5時50分だったらしい。完全に自分の確認不足だった。
まあ、仕方ない。4時間待ち。寝不足でエネルギーもない。そう思っていたら、Priority Passが使えるラウンジがあることに気づいた。

ラウンジでたらふく食べる僕(笑)

ラウンジに入って、Phoを食べたり、いろいろなベトナム料理を少しずつ味わったり、バナナを食べたりする。不幸中の幸いだった。
あのとき、寝るのをやめてここに来てよかった、と心から思った。そんなことを考えながら、今この日記を書いて、フライトを待っている。

その後はDuolingoをしたり、YouTubeで世界のニュースを見たり、自分のドキュメンタリーをどんな構成にしたいか考えたり、参考になりそうな動画を見たりしていた。
でも次第に、どんどん眠くなってくる。鼻は詰まりすぎていて、鼻水は出ないのに、副鼻腔が炎症を起こしていて息が吸いづらい。
そんな状態で、ラウンジに3時間ほど滞在した。

ようやく搭乗時間になり、ラウンジを出て12番ゲートへ向かう。

とりあえず飛行機に乗る。ChatGPTで調べたら、副鼻腔炎のときは離陸と着陸で強い痛みが出るから、つばを飲み続けるといいと書いてあった。
実際に離陸すると、想像以上に痛かった。気圧の変化で頭が割れそうになる。それに耐えながら、1時間のフライト。
今までで一番過酷な飛行機体験だった。

クイニョンへ

着陸後は、眠気と戦いながら荷物を受け取り、タクシーアプリで車を呼ぶ。空港から街の中心まで22万ドン、約1100円。28kmもあるのに、この値段は安いと思った。

移動中はほとんど寝ていたけど、到着が近づいた瞬間、自然と目が覚めた。
ホテルにチェックインして、すぐにベッドへ。

気づいたら19時だった。7時間くらい寝ていたことになる。
その後、近くのラーメン屋へ。クイニョンは驚くほど日本料理店が多い。選択肢はたくさんあったけど、今日はどうしてもラーメンの気分だった。評価も5.0だったので、そこに決めた。

店に着いてドアを引いたら、暖簾が落ちてしまった。少し焦っていると、近くのお兄さんがすぐに助けてくれた。どうやら「引く」ではなく「押す」が正解だった。
ここにも日本人的なマインドがあるなと思う。引くという行為は、相手に立ち入らず、自分が一歩引く選択でもある。そんな心理的なことまで考えてしまった。

日本食レストランのチャーハン。めちゃくちゃ美味しい
日本食レストランのラーメン。濃厚だね。

ラーメンとチャーハンのセットに、のりときくらげをトッピング。グァバジュースも頼んだ。
店員さんは少し距離感があって、僕が苦手なのか、外国人が苦手なのかはわからないけど、あまりフレンドリーではなかった。でもラーメンは本当に美味しくて、スープまで全部飲みたくなる味だった。
フィリピンで食べたラーメンとは、クオリティがまるで違う。さすがベトナムだなと思う。

チャーハンがなかなか来ないので聞くと、今作っているとのこと。日本では同時に出てくることが多いから、ここも文化の違いだなと感じた。

食後すぐにホテルへ戻り、近くの評価が高い薬局へ。Googleマップの写真で笑顔だったお姉さんが、そこにいた。
翻訳した文章を見せると、「OK」と言って、Google翻訳を使いながら丁寧に説明してくれた。とてもフレンドリーで、カメラに向かってHiと言ってくれるほどだった。

おばちゃんが売ってくれた薬たち

抗ヒスタミン薬、生理食塩水、鼻用ステロイド、飲むステロイド(MEDROL)、抗生物質のオーグメンチン、漢方まで処方してくれた。
とても元気で笑顔で、安心できる人だった。

ホテルに戻り、ChatGPTと相談しながら、昨日買ったクラリスロマイシンとステロイドを飲むことにした。
ステロイドは免疫を抑制すると書いてあって、正直怖かった。飲んで寝ようとしたけど、途中で焦燥感のようなものが出て、落ち着かなかった。

でも、病気を治すためだと思って受け入れる。抗生物質は5日間飲み続けなければいけない。とりあえず、頑張ろうと思う。
やっぱり、自然免疫で治せるなら、それが一番いい。薬を飲むと、どうしても気分が少し下がる。

そんなこんなで、眠りについた。
クーラーはしっかり効いているのに、ベッドの上でたくさん汗をかく。
きっと、ホルモンや自律神経が今いろいろ調整されているんだろう。そう思いながら、僕は眠った。

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● Profile

Kota Ishihara(いしはら こうた)

近畿大学理工学部生命科学科卒業。卒業後は、Webサイト制作を独学で勉強し、2022年10月にフリーランスに。その後、海外に拠点を移すために海外視察を開始し、ヨーロッパ、東南アジアなどを一人で冒険をし、さまざまな人と交流する。将来の夢は、ヨーロッパに移住し、クリエイティブ・多国籍企業を作り、多種多様なクリエイティブプロジェクトをしていくと共に、パイロットになり世界を旅すること。音楽・ファッションなしでは生きられない。イヤホンにはとても辛口評価。尊敬する人は岡本太郎。

#同じ旅の余韻