〜心のままに歩く旅〜
「詐欺られたんだ」。初めてのイスタンブールで学んだ、信じることの距離感

「詐欺られたんだ」。初めてのイスタンブールで学んだ、信じることの距離感

, 面白い体験
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初めてのイスタンブールで、Istanbulkartの窓口で詐欺に遭った話。それでも、ロシア語で心を開いてくれたCevaと、初めてのIskenderが忘れられない

気づいた瞬間、血の気が引いた。

さっきのお兄さんは、2回目のタップで僕のカードにチャージせず、自分のカードにチャージしていた。つまり、詐欺られたんだ。

その日は、朝4時半の起床から始まった。

5日間のエレバン、そして旅立ち

荷物をまとめてチェックアウトを済ませ、タクシーでアルメニアの空港へ向かう。エレバンは5日間しか滞在していなかったけど、本当に面白く、素晴らしい国だった。

みんな姿勢が良く、旧ソ連の国で一番ファッションが洗練されていて、自国のことを誇りに思っている人が多いように思う。

空港で無事チェックインして、最後のアルメニア料理をラウンジでご馳走する。

ラウンジで、最後のご馳走。

今日は、ついにイスタンブールへ行く日。

何も調べていないから、旅は面白い

なにもまだ調べていなくて、なにもわからない。だからこそ、旅は面白い。

エレバンからイスタンブールへ、2時間30分ほどのフライトで無事に到着。入国審査を終えて、荷物を受け取る。

まずはWifiに接続しようとするも、電話番号を要求されて結局使えなかった。物理SIMを買おうとするも、めちゃくちゃ高い。1週間でなんと4500円くらい。トルコはインフレが続いているから、きっとそのせいだと思う。仕方なく、SIMカードは買わずに自力で行くことにした。

鉄道で行く予定だったから、その方面へ歩いている途中、Wifiに接続できるカフェを見つけた。何か買えと言われたので、パン1つを購入。無事にWifiを教えてもらって接続完了。それから、Airaloで無事にeSIMを買うことができた。

イスタンブールカードの罠

街の中心へ移動するためにメトロに乗ることに。メトロにはイスタンブールカードが必要で、どこで買うのかわからなかった。マシンが2つあって、1つは1デイパス、もう1つは通常のマシンでたくさんの人が並んでいた。だから、僕もそっちに並んだ。

イスタンブールは人がめちゃくちゃ多くて、みんな自分の人生に精一杯という感じがした。だから僕が目立つこともなく、ここにいても違和感がなかった。心地よかった。

カードを買うところに私服のお兄さんがいたので、教えてくれるんだろうと思った。実際にカードを購入して、チャージした。いくら必要なんだろうと思っていたら、お兄さんは勝手に一番高い金額をチャージしようとしていた。「そんなにかかるの?」と聞くと、「いや、そこに行くにはもっと必要だよ」と言われ、もう一回500リラを購入させられて、クレカをタップさせられた。すごく眠たくて、もうなんでもいいやと思っていた。

あとから無事にメトロに乗って、スルタンアフメットに到着したときに気づいた。さっきのお兄さんは2回目のタップで、僕のカードにチャージせず、自分のカードにチャージしていた。つまり、詐欺られたんだ。

これは誠にひどかった。でも良い経験だった。絶対に人は信用してはいけない。今回は1500円くらいだけ詐欺られたので、まあ良い経験だった。

ロシア語で心を開いたCeva

それからホステルに到着。受付の人はCevaというロシア人で、ウイグル人でもあった。彼女はすごくフレンドリーで、今はロシアのモスクワに住んでいるらしく、自分の人生についていろいろと語ってくれた。

僕がロシア語を話せることを知ると、すごく驚いていて、一気にフレンドリーになった。気づくと2時間ほどずっと話していた。やっぱりロシア人のメンタリティは好きだなと思う。

髪を切ってパーマにしたいんだよねという話をすると、わざわざ友達の美容師さんに電話をしてくれた。この髪型からパーマにすることってできる?と聞いてくれたりして、行動力が鬼すごいなと思ってしまった。

高すぎるイスタンブール

結局美容院は見つからなかった。まあそれも仕方ないかなと思う。気を取り直してイスタンブールの観光へ出かけた。

雨上がりの、イスタンブールの通り。

お昼はバーガーキングで済ませたんだけど、驚いたのはその価格の高さ。クロワッサンなんて8ユーロもするらしく、信じられないほど高かった。カドキョイエリアに電車で到着。ローカルの大学生がよくいる場所らしいんだけど、それでもレストランの価格はめちゃくちゃ高くて、どこにも入りたい気がしなかった。ロンドンよりも高いじゃないかと思ってしまうほどだった。

本屋さんに入って、少しだけトルコ語の本を見て楽しんだ。

何が書いてあるのか、ほとんどわからない。

大きなモスクがそびえ立っていて、すごくきれいだった。

雲一つない、青空。

カモメと共に海を渡る

船に乗って向こう岸に渡ったんだけど、かもめが船と一緒に飛んでいて、まるでラピュタを思い浮かべさせられた。

まるでラピュタ。

船の波止場には大量に人がいて、どの船に乗ったら良いのかわからなくなってしまっていたんだけど、近くにいたおじさんが親切に教えてくれた。こんな観光地のど真ん中でも親切に教えてくれる人。それがトルコ人だったりする。

近くの橋では釣りをしている人がたくさんいて、どうやら何かを釣っているらしい。こんなに大量の釣り竿があるんだから、さぞかし魚たちも慣れてしまってなかなか来ないだろうと思うんだけど、彼らのやることはすごく興味深い。

バケツの中には、もう何匹か。

雲1つない景色は本当に美しいものそのものだった。モスクがいくつか見えていて、その景色もすごく美しかった。

向こう岸に到着してからは、夕日を見たりしていた。

初めてのトルコ。そして、初めてのイスタンブール。

人は大量にいて、観光客も信じられないほど多かったんだけど、それでも景色はすごく美しく、ロマンティックだった。

初めてのイスケンダル

夜ご飯はスルタンアフメットエリアにあるレストランに入って、人生初めてのIskenderを食べた。

味はというと、めちゃくちゃ美味しかった。パンの上に牛肉が乗っていて、そこにバターをかけるという絶妙で最高な味わいだった。信じられないくらいに香ばしくて、とっても味が深かった。

値段は2400円くらいで超絶高かったけど、トルコの観光地のど真ん中だし、まあ仕方ないかと受け入れた。

面白いことに、イスタンブールには価格が表示されていないカフェやレストランが大量にあって、信じられないほど高かったりする。だから、絶対にまず価格を聞くことが大切だなと改めて感じた。Iskenderは間違いなく、僕の好きな料理の一つになった。本当に美味しい。すごく香ばしくて、とっても味が深い味わいだった。

そして、夜のスルタンアフメットを歩きホステルに戻った。

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● Profile

Kota Ishihara(いしはら こうた)

近畿大学理工学部生命科学科卒業。卒業後、Web制作を独学で学び、2022年よりフリーランスとして活動開始。現在は世界一周をしながら、Webエンジニアとして働きつつ、「旅するように生きる。感動するように働く。心でつながる。」をテーマに、ブログ・YouTube・SNSで発信を続けている。観光地を巡るのではなく、“その国の空気を吸い、その土地で暮らすように滞在すること”を大切にしている。将来の夢は、ヨーロッパに拠点を置き、クリエイティブで多国籍なチームをつくり、国境を越えたプロジェクトを生み出すこと。そして、自ら操縦桿を握るパイロットになること。音楽とファッションは人生のインフラ。イヤホンには非常に辛口。尊敬する人は岡本太郎。

#同じ旅の余韻