〜心のままに歩く旅〜
人は自尊心を満たしてくれる人を好きになる。Waynに会えなかった夜

人は自尊心を満たしてくれる人を好きになる。Waynに会えなかった夜

面白い体験, ストーリー
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2年前に心を動かされたWaynに会いにコタキナバルの海鮮屋台へ。同じFried rice with chickenを注文したけど、彼はいなかった。カフェの店員さんが心を開いてくれたのに閉じてしまった自分と、「人は自尊心を満たしてくれる人を好きになる」という教訓。

コタキナバル2日目。今日は結局2時に起きた。起きてから準備が整うまでにすごく時間がかかってしまう。なんでこんなにダラダラしてしまうんだろうって思う自分がいるし、だらけてるんだろうなぁって思う自分もいる。

仕事の出勤もないし、やらなければいけないものもない。本当に自由だからこそのものだなって思う。だけど同時にそれは良くないことでもあるから、自己を統制することは本当に大切だなと感じた。

カフェの店員さんが心を開いてくれたのに

近くの中華レストランでスチームチキンとご飯を注文。ここのレストランは絶対に美味しいと思って食べてみると実際に美味しかった。ここコタキナバルにいるのは中国人かマレー人。僕のような日本人は超レアだった。

ホテルに戻って洗濯をする。洗っていなかった衣類が溜まっていたのでやっとのことで洗濯できて嬉しい。

洗浄とドライが終わってからはパソコンをつめて前に来たカフェへ行くことにした。そこのカフェはすごく美味しくてお気に入りだったりする。店員さんがすごくフレンドリーにWhere are you from?とか、ここに来たのは初めてなの?とかそんな他愛もないお話をしてくれた。インスタグラムも聞いてくれた。

僕をきっと気になったんだろうって思うけど、彼女の勇気はすごいなぁって思った。

僕は最後にNice to meet youとかWhat's your nameって聞くことすらできなくて、それは自分がシャイなのか、あるいは僕がそんなふうに迎えられる価値がある人間だと思えていないっていうのが根幹にあるかもしれない。

だからそれを確かめてしまっているような感じで本当に悲しかった。この低い自己肯定感はなんとかしたいなって思ったりもする。せっかく心を開いてくれたのになぜ僕は心を閉じてしまうんだろう。

Waynに会いたい

店内で仕事をしていたんだけどWifiのスピードが遅すぎた。きりの良いところまでやってお店を出た。今日はWaynと会いたい!って思って懐かしい海鮮レストランへ行くことにした。Waynがいるかなって僕はドキドキして、内心どうやって写真を撮ろうとかいい笑顔になるかなとかそんなことを考えていた。

マンゴージュースを近くのマーケットで購入して2年前と同じようにしたいって思った。歩いて海鮮料理へ向かう。客引きが本当にうっとおしくて体を触ってきたりもするので本当にやめてほしいって思った。

当時座っていたレストランの前に到着して、あれ?Waynはいるかなって思ったんだけど彼はいなかった。写真を見せて聞いてみるとOh this is my friendってお兄さんは言ってきたんだけど、彼はどこにいるの?って聞くとよくわからない感じで買い物に行ってるとかなんとか。よくわからなかった。

なにを注文する?って言われたのでもちろんFried rice with chicken。2年前と全く変わらない同じメニュー。

けっこうボリューミーでやっぱりここのFried riceは野性的で美味しいなぁって思った。レストランで食べるものよりもこういう屋台で食べるものがやっぱり一番美味しい。

「人は自尊心を満たしてくれる人を好きになる」

食べながらずっと考えていた。僕はWaynやKasiに心を動かされた。思い返してみると彼らは僕を大事に扱ってくれただけだった。スターバックスで僕の名前を言ったときに唯一、彼がとっても思いやりの気持ちを持って僕の名前を書いてくれた。

「君は日本人の美しいKotaだよ。Cityではないよ」って言ってくれた。そしてWaynは僕がチャーハンを食べていると腰掛けて僕に話しかけてくれて、日本はどうなの?とか何をしてるの?とか。

無料で揚げバナナをくれたり無料でジュースをくれたりした。彼の優しさ、そして僕を手厚くもてなしてくれた。つまり自尊心を満たしてくれた。

だから「人は自尊心を満たしてくれる人を好きになる」っていうのは本当に大きな教訓。大切にされるとそれ以上を返したくなってしまう。これは大きな学びだった。「相手の自尊心を満たす」つまり相手を大切に扱うこと。

これはずっとこのさきの人生で念頭に置いておきたいなって思う。大切にされてなさそうな人ほどそれは効果がある。

夜のウォーキングロード

Waynはいなかった。それはすごく悲しかったし、やっぱりウキウキしていて妄想していると実際には起こらないんだなって思う。なんでそうなんだろう?なんで起こらないことが多いんだろう?それはすごく疑問だったりする。

10リンギットをお支払いして出る。ずっとずっと歩いてウォーキングロードに到着する。僕はひたすら歩いて懐かしい場所を思い出す。2年前もここにいたなぁとか。夜の道を音楽を聞きながら散歩する。

合計で6Km歩いてしまったんだけどすごく楽しかった。コタキナバルはウォーキングロードや自然が豊かだし飛行機が頻繁に到着するからこそ、僕が好きな要素が多いなって思った。だけど住みたいとは思わないけどね。

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● Profile

Kota Ishihara(いしはら こうた)

近畿大学理工学部生命科学科卒業。卒業後は、Webサイト制作を独学で勉強し、2022年10月にフリーランスに。その後、海外に拠点を移すために海外視察を開始し、ヨーロッパ、東南アジアなどを一人で冒険をし、さまざまな人と交流する。将来の夢は、ヨーロッパに移住し、クリエイティブ・多国籍企業を作り、多種多様なクリエイティブプロジェクトをしていくと共に、パイロットになり世界を旅すること。音楽・ファッションなしでは生きられない。イヤホンにはとても辛口評価。尊敬する人は岡本太郎。

#同じ旅の余韻