〜心のままに歩く旅〜
ローカルとつながる夜|クイニョンの日常

ローカルとつながる夜|クイニョンの日常

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クイニョンのPhoレストランで「Where are you from?」と聞かれ、日本だと答えると、店長は名古屋に5年住んでいたという。僕も愛知県出身で、一気に距離が縮まった。食後、勇気を出して「一緒に写真を撮りたい」と言えた自分が嬉しかった。ホテルに戻ると、洗濯物に「Clothes have been washed :)」の可愛いメモ。

目が覚めたのは朝の5時だった。
トイレに行きたくなって起きてしまった。きっとこれもホルモンの影響なんだろうな、と思う。そこからまた眠って、ちゃんと起きたのは朝の11時。めちゃくちゃ遅い。
同時にMTGに参加して、そのまま仕事を進める。期限がある仕事だったので、超特急で。一区切りついたところで、スタバに行こうと思って準備を始めた。

なんだか最近、怠惰な自分がいる。
床に物を置いたままの部屋を見渡して、ああダメだなぁって思ったりする。洗濯をフロントにお願いする。対応してくれたお姉さんは、きっと僕より年下で、外国人にもあまり慣れていない感じだった。でも笑顔で接してくれて、とても可愛かった。

スタバへ向かうためにバイクを呼ぶ前に、実は海が近かったのでビーチへ行く。泳いでいる人、走っている人。とにかくビーチは広くて大きい。そこで少し歩いたり、動画を撮ったりした。

クイニョンのビーチ。人はあまりいなくて、風が強い。

そのあとスタバに到着。
ドラゴンフルーツとマンゴー、ココナッツミルクのドリンクを注文する。フィリピンでよく飲んでいたやつと同じ。栄養満点で嬉しい。それを飲みながら、ひたすら溜まっていた仕事をこなす。気づけば19時30分。夜ご飯を食べに行くことにした。

観光バスのようで、そうではない車?笑

夜ご飯は安定のPho。
バイクタクシーを呼んでPhoレストランへ。そこからホテルまでは近いので、帰りは歩けそうだなと思った。

めちゃくちゃ美味しいPho

レストランに入ると、受付っぽい20歳くらいの男の子が「Where are you from?」と聞いてくる。Japanだよ、と答える。
席に座ってメニューを見ていると、今度は店長っぽい男性がまた「Where are you from?」と聞いてきた。Japanだよ、と答すと、なんと彼は5年間日本に住んでいて、名古屋でゼネコン関係の仕事をしていたらしい。設計士なんですね、という話になって、しかも僕も愛知県出身。一気に距離が縮まった。

おすすめの牛肉Phoを注文して、Phoに浸して食べる硬めのパンみたいなやつもありますか?と聞くと、ありますよ、ということでそれも頼んだ。

Phoが来るまでの間、日本の話や、僕のトラベルプランの話をする。
HCMC → クイニョン → ハノイ → ランソン → ハロン → ダナンというルートを話すと、「なんでダナンを通り越すの?」と聞かれた。友達がいて、ハノイで会う約束があるんだと伝える。
そんな話をしていると、たぶん彼の子どもがPhoを持ってきてくれて、「召し上がれ」という感じで出してくれた。

Phoは本当に美味しかった。
僕はベトナム料理の中でPhoが一番好きだ。どこの店で食べても、どこのPhoも美味しい。まずいと思ったことがない。全部同じ味かと言われると違うんだけど、正直そこまで違いはわからない(笑)。

もし将来、日本で飲食店をやるならPhoレストランをやりたい。それくらい好きだ。
スープまで全部飲み干して完食すると、彼が「2分待っててね」と言って、あとからパンを出してくれた。どうやらオーブントースターで温め直してくれていたみたいだった。

せっかくだから一緒に写真を撮りたいなと思って、お会計のあとに声をかけた。
今までの自分なら、シャイで言えなかったと思う。顔が引きつるかも、とか余計なことを考えて。でも今回は、自分から言って一緒に写真を撮ることができた。
Phoを食べながら立てた自分との約束、「彼と写真を撮る」。それをちゃんと達成できた。自分との約束を守れたことが、すごく嬉しかった。自己肯定感が少し上がった気がした。

Googleで評価をお願いしたいと言われたので、もちろんと答える。最後は「Have a nice day!」でバイバイ。あそこのPhoは本当に美味しかったから、また行きたい。

僕の世界一周には、ローカルの人と友達になる、コミュニケーションを取って仲を深め、その国の文化を知るというビジョンがある。
それがちゃんとできていることが、純粋に嬉しかった。

ホテルに戻ると、洗濯物はすでにDryまで終わっていて、可愛いメモが貼ってあった。
「Clothes have been washed :)」

本当に可愛いなと思ったし、その字のきれいさにも驚いた。誰が書いたんだろう。もしかして、さっきの受付の子かな、なんて考える。
その瞬間、新しい目標ができた。「明日チェックアウトのときに、彼女にノートを書いてもらおう」。

この世界一周では、出会った人に人生のライフアドバイスを書いてもらうプロジェクトをやっている。
頭の中でシミュレーションをする。どう言おうかな、どのタイミングがいいかな。でも、こういうシミュレーション通りにいく確率は0.1%くらい。だから面白い。考えすぎると、足も手も出なくなる。だから、あまり考えたくない。でも、期待もしたい。うまくいっている自分を想像してしまう。
それも、悪くないなと思った。

そんなこんなで、夜はクラリスロマイシンとホルモン剤のメドールを飲んで、就寝する。

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● Profile

Kota Ishihara(いしはら こうた)

近畿大学理工学部生命科学科卒業。卒業後は、Webサイト制作を独学で勉強し、2022年10月にフリーランスに。その後、海外に拠点を移すために海外視察を開始し、ヨーロッパ、東南アジアなどを一人で冒険をし、さまざまな人と交流する。将来の夢は、ヨーロッパに移住し、クリエイティブ・多国籍企業を作り、多種多様なクリエイティブプロジェクトをしていくと共に、パイロットになり世界を旅すること。音楽・ファッションなしでは生きられない。イヤホンにはとても辛口評価。尊敬する人は岡本太郎。

#同じ旅の余韻