〜心のままに歩く旅〜
170,000ドン払って行く価値はあった。Ky Co Beachの一日 | 世界一周

170,000ドン払って行く価値はあった。Ky Co Beachの一日 | 世界一周

面白い体験, ストーリー
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クイニョンからKy Co Beachへ。 仕事の通知に追われながらも、山道を越え、秘境のビーチで泳ぎ、夕暮れまで走る一日。 働けること、走れること、生きていることの価値を静かに噛みしめた記録。

今日はまた12時に起床してしまった。ホルモン剤の影響で、たくさん寝ないと回復しないのかな。そんなことを思いながら仕事の通知を見ると14件。あああ、世界一周をしているときに14件も通知がきて対応に追われる。だけど忘れてはいけない。
仕事があるということは、どれだけ幸せなことか。もちろん投げ出したくなる時だってあるし、もういいやって思うこともある。だけど改めて、お金をもらえることができる、仕事がある、自分が価値を見出し、それを提供して相手が受け入れてくれるからこそ成り立つもの。それを忘れてはいけないと思った。

そんなこんなで仕事の対応をしてからはビーチへ。Ky Co Beachというクイニョンでの秘境のビーチは、自分の宿泊しているところのすぐ近くに入口があるとのことだったので、そこに行くことにした。久しぶりにコンタクトレンズをして、フィリピンで買ったサングラスをはめて、マスクをして、日焼け止めを塗って、準備完了。

フロントに行くとフイがいた。いつものようにバイクを出してくれる。今日はビーチへ行くんだって言って、出発する。

Ky Co Beachに行くためには、14キロくらいある山道を駆け抜ける必要があって、その入口には看守がいた。170000ドンを支払う。実はビーチまでバイクで行けるわけではなく、途中で降りてバスに乗り換える必要があるらしい。なんてめんどくさいというか、いい感じにビジネスしてるじゃねーかと思いながら支払う。

出発すると、どんどん高度が上がっていく。気づいたら自分のホテルがとても小さく見えて、宿泊している小さな町が一望できた。

とてもきれいな景色だった。先に行ったベトナム人カップルが駐車して写真を撮っていたので、僕も近くで止めて撮影する。まるで魔女の宅急便のあの景色のようだった。

曲がりくねった道を進み、ようやく中継地点に到着。山を一つ越えた気分だった。そこで駐車代を支払い、バスに乗り込む。客は僕一人。巨大なバンでビーチに向かう。

到着したビーチは小さいけれど、めちゃくちゃきれいだった。沖縄の海と比べたら沖縄のほうがきれいかもしれないけど、エメラルドグリーンで十分すぎるほど。何より印象的だったのは、外国人がほとんどいないこと。ヨーロッパのおじさんが一人、ベトナム人女性と一緒にいただけで、それ以外は完全にベトナム人観光客だけだった。世界は広いなぁって思った。

山に囲まれたビーチで、風車や崖もあって、まるでジブリの世界。端から端まで歩いて、写真や動画を撮る。そうしているうちにお腹が空いてきた。

今日はバナナしか食べていなかったからだ。いくつかレストランを見て、人が多そうなところで、ご飯とポークリブ、キウイヨーグルトを注文。ご飯は家族用なのか本当に巨大だった。ポークリブはちょうどいい量で、それを一人で全部食べてしまった。

次は泳ぎの時間。荷物を置く場所を探したけど、パラソルの下は有料だし、誰に聞けばいいのかわからない。もういいやと思って、ビーチにリュックを置いて泳ぐ。めちゃくちゃ気持ちいい。17時を過ぎていて日差しも弱く、涼しかった。泳いでいる人は数人だけで、ほとんどの人はもう帰っていた。

20分ほど泳いだあと、ココナッツを飲む。50000ドンで少し高いけどミネラル補給。帰りのバスはぎゅうぎゅう詰めで、ベトナム人観光客だらけだった。

中継地点に戻り、バイクで帰路へ。急斜面で怖いけど、景色がきれいすぎて撮影せずにはいられない。左手でOsmo Pocket、右手で必死にブレーキをかけながら走る。こうしてKy Co Beachの旅は終わった。

宿に寄って少し休憩し、着替えてから再び出発。20km走って町中へ向かう。迷子にならないつもりが、やっぱり途中でわからなくなり、地図を確認しながらガソリンスタンドへ。

「満タンで」と翻訳アプリで見せても通じず、ジェスチャーで返される。失礼だなと思ったけど、ベトナムでは普通なのかもしれない。隣のおっちゃんに同じことを伝えたら、すぐ入れてくれた。40000ドン。安い。

安心して日本食レストランへ。別の店で、どこが一番いいか評価したいと思っていた。駐車がいつも緊張する。右折でぶつかりそうになってヒヤッとする。動揺して駐車も下手になるけど、まあ経験だ。

揚げサーモン寿司を注文。味は美味しいけど、店員さんはそっけない。待ち時間も15分くらいで長く感じた。日本人だけかもしれない。サーモンが小さすぎたので、ここはもう行かない。

帰り道、ちょっとしたレースみたいになって80kmくらい出す。真顔で全神経を運転に集中している。きっとフローに入っているんだと思う。横を見ると、飛行機の離陸みたいで、このまま飛べたらいいなと思った。

思ったより早くホテルに到着。外にいたフイと、明日17時に一緒に夕日を見に行く約束をする。Facebookも交換した。彼は自己批判が強い感じで、それは自分にも当てはまる。もっと自分を肯定していい。だって自分を肯定してくれるのは自分しかいないんだから。

そんなこんなでホテルで日記を書いて、仕事をして、寝る。
あ、ハノイのホステルを予約完了した。

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● Profile

Kota Ishihara(いしはら こうた)

近畿大学理工学部生命科学科卒業。卒業後は、Webサイト制作を独学で勉強し、2022年10月にフリーランスに。その後、海外に拠点を移すために海外視察を開始し、ヨーロッパ、東南アジアなどを一人で冒険をし、さまざまな人と交流する。将来の夢は、ヨーロッパに移住し、クリエイティブ・多国籍企業を作り、多種多様なクリエイティブプロジェクトをしていくと共に、パイロットになり世界を旅すること。音楽・ファッションなしでは生きられない。イヤホンにはとても辛口評価。尊敬する人は岡本太郎。

#同じ旅の余韻