〜心のままに歩く旅〜
オンラインの中の人が、本当に目の前に現れた30分

オンラインの中の人が、本当に目の前に現れた30分

ストーリー, 出会い
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オンラインで出会ったNaziliに会いに行ったが、すれ違って会えなかった。その後、空港で友達のBusraと過ごした30分。

彼女はクッキーをわざわざ作ってくれていた。僕もお土産を準備していた。

結局、二人とも渡せなかった。

マニサへ、始発列車で

早朝6時。今日はイスタンブールに向かうフライトの日。オンラインで出会ったNaziliがManisaに住んでいるということだったから、会いに行くことにした。

イズミルからのフライトが14時30分だから、ManisaからIzmirに戻る必要があって、Manisaにはたった1時間30分しかいられない。だけど、一生に一度しか会えないかもしれない。チャンスがあるなら掴まないと。それがチャンスかどうかもわからないけど、僕はやっぱり人間が好きだし、いろんな人と話すことで自分の人間性を豊かにしていきたい。彼女のファッションはすごくエレガントだったので、きっと何か自分と合うんじゃないかって思っていた。

早朝の電車で、1時間40分かけてManisaに到着した。

彼女はその10分後に到着すると言っていたので、近くのカフェへ歩き始めた。

1時間待って、それでも会えなかった

スタバもまだやっていなくて、その近くのカフェもOPENまで30分ほど。テラス席に座って待つことにした。

待つこと1時間。

Naziliはバスがなかなか進まないのか1時間遅れていて、僕がカフェを出て駅に向かわないといけない時間になっても到着しなかった。

フライトをキャンセルしてバスで行くのも悪くないと思ったんだけど、そう簡単には変えなかった。プライドが許さなかったのかもしれない。彼女が遅れたのが悪い、僕は時間通りに来たんだからっていうのを示したかったのかな。結局、電車に乗ってIzmirに戻ることにした。

最初は会う予定だったんだけど、彼女が仕事を探していて、お金もあまりないから行くことができないということでキャンセルになっていた。でも昨日連絡があって、仕事を見つけたからManisaに行けるということになった。

それで、朝の2時間だけ会おうという話になったのに、結局会えなかった。本当に残念で悲しかった。でも、これも人生だし、仕方がないことだと思う。今回は会うべきではなかったし、縁がなかったと思えばいい。それでも彼女はクッキーをわざわざ作ってくれていて、僕もお土産を準備していた。また次会おうねっていうことになった。こんなことも、旅ではある。受け入れなければいけないって僕は思った。

イズミルの意地悪な改札

電車でIzmirに到着して急いでホステルに向かい、バックパックを担いでメトロへ。

途中乗り換えで別のラインに乗る必要があったんだけど、そこはIzmirのカードしか使えず、現金もクレカも使えないラインだった。

警備員にもカードがないと入れないと言われて、めちゃくちゃ迷惑でめんどくさい。このラインが空港に直結していると思うと信じられなかった。近くにいたおじさんが「カードあるから、助けようか?」って言ってくれたので、120リラを払ってタッチしてもらい、無事に中に入れた。

なんだけど、ChatGPTで調べると降りるときにもタッチする必要があると書いてあったので、警備員に翻訳を見せて確認していたら電車に乗り遅れてしまった。おじさんに「カードを発行するか一緒に来て」「タクシー?」と言われたけど、絶対にNoって答えた。もういいやってなって、駅員さんに事情を説明すればいいだろうと空港まで行くことにした。

結局、空港の改札を見るとタッチする必要がなかった。ChatGPT!!!。彼はまだ100%信用できないなと思った。

空港で30分だけ、Busraと

無事に空港に到着。オンラインで出会ったBusraと空港で30分だけ会うことになった。彼女はわざわざ来てくれた。

オンラインでしか見たことがない人が目の前にいるんだっ!って、すごく不思議な感じがした。

彼女は、僕の友達の中で一番笑顔が素敵で、心が綺麗な人。話しているだけで、僕の心も浄化されている感じがした。

初対面だから少し緊張していたけど、話すたびに慣れていった。でも、一つ感じるものもあった。彼女がいつもニコニコ笑っているから、僕も笑わなきゃいけないのかって思って、少しそれがプレッシャーだった。だから、少しだけ疲れてしまった。だけど、それも勉強なのかな。僕が真顔でいてもいい状態にさせてくれる人も心地良いと思うけど、Busraのような笑顔が素敵で心がきれいな人と一緒にいると、僕も自然に心がもっときれいになるような感じがした。

彼女はキャビンアテンダントになりたいらしく、それに応募するだとか。恋愛の話もした。僕たち世代の恋愛はLoyalな人よりもBad boyの方がモテるという話や、ブス男でもイケメンでも浮気する人はするし、しない人はしないという彼女の見解を聞いた。彼女は目が細いアジアの人がタイプで、僕はSlavic girlがタイプ。人それぞれ違って面白い。

行かなければいけない時間になり、Busraとはばいばいした。今度来たときは街を案内させてねって。彼女は最後に「You are handsome by the way」って言ってくれた。すごく嬉しかった。彼女の笑顔も本当に素敵だよって言った。

イスタンブールへ

ラウンジで急いで食事をして、ゲートへ向かった。

急いで食べて、搭乗口へ。

イスタンブールまでは1時間もかからずに到着。

荷物をかついで長いメトロとマルマライに乗り、ホステルに無事チェックイン。リセプションの人はマニュアル人間のようなロボットだった。まあ、ときにはこういう人もいる。空港から市内まで1時間以上かかるイスタンブール、これはすごく疲れると思った。

猫と一緒に、ロカンタのご飯

少し休憩してから、午後はTripBffで見つけた友達Kubraとビールを飲む予定だったんだけど、疲れてしまっていたので今日はスキップさせてと連絡した。

マクドナルドに向かったけど高すぎて買う気を失せてしまい、代わりにロカンタでライスとビーンズ、チキンとポテトの炒め物を食べた。

すごく美味しかった。猫ちゃんがそばにいたので、触りながら食事をした。

食事を終えてゆったりしていると、座る席がなかったのか一人の男性が同席してきた。彼はドイツ人で、Holidayだから一人で旅をしているとか。少しの時間だけどお話をした。僕は旅をしている気分だった。毎日、出会いがあり、さようならがある。それが旅だったりする。

彼ともバイバイした。もう一生会わないと思う。だけど、ほんの一瞬の出会い。この人生の一瞬でも出会えて、他愛もない話をできることが、素晴らしい価値のあるものだと僕は思う。

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● Profile

Kota Ishihara(いしはら こうた)

近畿大学理工学部生命科学科卒業。卒業後、Web制作を独学で学び、2022年よりフリーランスとして活動開始。現在は世界一周をしながら、Webエンジニアとして働きつつ、「旅するように生きる。感動するように働く。心でつながる。」をテーマに、ブログ・YouTube・SNSで発信を続けている。観光地を巡るのではなく、“その国の空気を吸い、その土地で暮らすように滞在すること”を大切にしている。将来の夢は、ヨーロッパに拠点を置き、クリエイティブで多国籍なチームをつくり、国境を越えたプロジェクトを生み出すこと。そして、自ら操縦桿を握るパイロットになること。音楽とファッションは人生のインフラ。イヤホンには非常に辛口。尊敬する人は岡本太郎。

#同じ旅の余韻