〜心のままに歩く旅〜
「人を救いたい」が僕のコア。詐欺かもしれない男性と薬局に行った日

「人を救いたい」が僕のコア。詐欺かもしれない男性と薬局に行った日

面白い体験, ストーリー,
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ペナン最終日。腕に大きな傷がある男性に100リンギットを渡した。詐欺かもしれないけど、「人を救いたい」が僕のコアだから。ペナンヒルズには頭痛で行けず、体調を崩すとなにもできないと痛感した1日。

今日はまた12時に起きることになった。夜中の2時くらいには寝れたから、たぶん10時間くらい寝ることができたのかな。もちろん夜中には汗をかいて何回か起きてタオルで体を拭いたけども。やっぱりこうやって自分ですべてやらないといけない。熱が出てもだれも看病する人がいないって本当に寂しいことだよなぁって感じる。だけど自分はいま旅をしている。いろんな経験をさせてもらっている。だからこれも一つの経験と捉えて面白がるしかないじゃないか。

腕に大きな傷がある男性

今日はペナン最終日。だからペナン国立公園には絶対に行きたいって思ったんだ。まずはお昼ごはんを食べることにしようって思って歩いていた。そうしたら、インド人かパキスタン人の男性が近づいてきて、ちょっとお願いがあるんだけどって言って自分の腕を見せてきた。左手には大きな傷があって膿ができていた。たぶん10センチくらいはあると思う。ガーゼで止めてはいたんだけど、本当に傷だったと思う。

さすがにあれはどう見ても偽装工作できないだろうって思ってしまった。もし偽装工作していたら本当にすごいなぁって思ってしまう。

130リンギットを恵んでくれないかって。治療をしたいんだけど今お金がないからどうしても必要だってことだった。これは間違いなく詐欺じゃないかって思ったんだけど、傷跡を見るとどうしても助けてしまいたくなった。

じゃあ薬局行こうかっていうことで歩いて薬局へ行った。オーグメンチンを買うことができるかって聞いたら買えないとのことだった。僕はオーグメンチンを持っているのであげようかなって思った。ちょっとここで待っていてってその人に言って、僕はホステルに戻ってオーグメンチンをとってきた。

なんだけど途中で調べた。抗生物質を渡すことは違法ですかってね。違法ではないけどやめたほうがいいとのことだった。オーグメンチンはペニシリン耐性がある人じゃないとショック状態を引き起こすことがあるので、もしそうなって彼がやばい状態になったら僕が原因になってしまう。やっぱりあげるのはやめて、今回は100リンギットだけ渡すことにした。

副作用が強いし薬を渡すのはちょっとリスクがあるからっていうことで100リンギットを渡した。あと30リンギットくれない?って言ってきたから、ごめん無理って言った。彼と握手をしてグータッチをしてばいばいした。

騙されてもいいや

もし彼が本当は怪我をしていなくて本当の詐欺師だったら、本当にすごいなぁって感動してしまう。こんな僕でも詐欺にあってしまうのかってね。だけど100リンギットは3500円くらいなので大きなお金ではないし、もし本当に彼が病院に行けなくて苦しんでいるのならそれはいいことだと思う。

将来僕が旅をしていてこうやって困ったときが必ずあるから、その時に誰かに助けてもらいたいなっていうことをちょっと思いながら。でも心の奥ではまだ信用できていないのであまり笑顔になることはできなかった。

まあ騙されてもいいやっていう思いで渡した。彼はチキンを揚げていてその油が飛び散ってそうなったとか言っていた。ビザが切れてしまっていま働けなくて今はお金がないんだとか。本当なのかなって思った。

お金をもらったあとはすぐに去っていったので本当は詐欺じゃないかって思った。だけど彼の目は必死そうだった。僕は直感でそう感じた。そして僕のコアが「人を救いたい」っていう思いがあるからこそこのような行動に出たのかもしれない。まあいいか悪いかは置いておいていいんじゃないかなって思った。

チャーハンとペナンヒルズ断念

お昼ごはんを食べにレストランへ。今日のレストランは無国籍アジア系レストランで、名前は忘れたけどすごく美味しかった。チャーハンを注文したんだけどご飯がパサパサのご飯を使っていて本当にチャーハンに似合うものだった。

Friedオニオンを抜きで注文したのにFried Onionはついてきて、代わりにGreen Onionがなしで出てきてしまった。だけどまあそれもそれでいいんじゃないかっていうことで普通に食べることにした。

お昼ごはんを食べてからは今日はペナンヒルズへ行こうかなって思った。山でハイキングコースがあって自然が豊かだからせっかくだし行きたいって思った。だけど頭がズキズキ痛んでいて、このままじゃ絶対無理だって思った。だからホステルに戻って3時間仮眠を取ることにした。

起きてからはシャワーを浴びて夜ご飯をどこで食べようって歩く。だけどどこも見つからなくて人でいっぱいだったりだった。もう一度ホステルに戻ってデリバリーを頼もうと思った。だけどメニューを見てもなにもほしいと思わなかった。食欲があまりないのだろう。だから今日はやめておいた。

ペナンに来たのに、なにもしていない

夜は仕事をして終わり。こんな日。ペナンに来たのになにもしていない。なんだこれ(笑)。体調を崩すと本当になにもできないんだなって思う。

改めて体調って大事だなって思うし、健康であることが一番の幸せだなって思った。そして体調が悪い時は特に孤独を感じやすいなぁって思った。誰かそばにいてほしいなぁとか、好きな人のことを考えてしまったりもする。

マレーシアに来て気づいたのは、自分にはちょっと合わないかもしれないっていうこと。食事面でベトナムのようにフォーがあらゆるところにあったりローカルフードが気軽に食べられるっていう感じではなかったし、健康的な食事が見つけにくいなぁって感じた。

ベトナムはやっぱりそういう観点からも最高だなって思う。

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● Profile

Kota Ishihara(いしはら こうた)

近畿大学理工学部生命科学科卒業。卒業後は、Webサイト制作を独学で勉強し、2022年10月にフリーランスに。その後、海外に拠点を移すために海外視察を開始し、ヨーロッパ、東南アジアなどを一人で冒険をし、さまざまな人と交流する。将来の夢は、ヨーロッパに移住し、クリエイティブ・多国籍企業を作り、多種多様なクリエイティブプロジェクトをしていくと共に、パイロットになり世界を旅すること。音楽・ファッションなしでは生きられない。イヤホンにはとても辛口評価。尊敬する人は岡本太郎。

#同じ旅の余韻