〜心のままに歩く旅〜
クイニョンで食べた日本食が、人生レベルでうまかった | 世界一周

クイニョンで食べた日本食が、人生レベルでうまかった | 世界一周

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ベトナム・クイニョン。体調の揺らぎ、バイクで走る海沿いの道、日本食の温かさ。 「美味しい」と感じられることが、どれほど幸せなのかを一人旅の中で静かに噛みしめた一日。

今日は13時に起床。
昨日の夜中から心臓の動悸がかなり激しくて、調べてみたら、どうやらホルモン剤を止めたことによる離脱症状らしい。あらためて、こういう強めの薬は極力飲まないほうがいいなぁと思った。ホルモンのコルチゾールを強制的に体に入れるものだから、やめたときに低コルチゾール状態になってしまうらしい。それによって、動悸や不安感が出てくるとのこと。

仕方ないと思いながら、とりあえずバナナを食べる。
少し遅れたけど、抗生物質も服用する。

そのあとはシャワーを浴びて出かける準備。でもちょうど仕事が入ってしまったので、まずはそれをこなす。気づいたら、もう16時になっていた。

今日もメインランドに戻ることにする。
30分くらいかかるけど、この時間が本当に楽しい。バイクを走らせてクイニョンシティへ向かう。

途中、何度か止まって地図を確認していたけど、ほぼ見ずに行けた。なんだか、自分がこの街に、そしてベトナムに溶け込んでいる感じがして、少し嬉しくなる。

そんなこんなで、日本食レストランに到着。
ベトナムに来ても、どこに来ても、日本食を見るとやっぱり食べたくなってしまう。食事が合うなぁと感じたのは、ロシアくらいかもしれない。もちろん、ベトナムは東南アジアの中では食事が本当に最高だと思う。それでも、日本食レストランを見ると、どうしても惹かれてしまう。

今日行った日本食レストランは、とてもこじんまりした小さなお店だった。
だけどかなり本格的で、店員さんは6人くらいいるのに、お客さんは2人。さすがにバグってるやろ、と思ってしまった(笑)。

注文したのは、サーモンのフライ寿司とカツ丼。お味噌汁もついてきて、とても美味しかった。お味噌汁は、日本で飲むものとほとんど変わらなくて、少し塩気が足りないかなと思ったくらい。それ以外は完璧だった。寿司は、日本ではあまり見ない揚げ寿司で、上にマヨネーズが乗っていて、これがまたすごく美味しい。

ただ、全部は食べきれなかったので、持ち帰りをお願いすることにした。
店員さんたちはみんな裸足でサンダルを履いていて、ああ、本当にベトナムらしいなと思う。小さいことを気にしない、この国の性格が出ている感じがして、なんだかいいなと思った。

ご飯を食べたあとは、海へ向かう。

中国と似ている部分もあると思うけど、やっぱりどこか違う。
本当に面白いし、好きだなと思う。

音楽を流して楽しんでいる若者たち

近くに小さくて可愛い遊園地があったので、そこを歩いたりもした。
そんなふうに、クイニョンのビーチを感じながら、ゆっくり歩く。堪能して、そろそろホテルに帰ろうと思ったけど、途中でまた良さそうな場所を見つけてバイクを止め、そこでもビーチを歩いた。

お腹がいっぱいで、仕事をする気力なんてまったくなかったから、とりあえず海へ。広場では、ベトナムらしいダンスをしている集団がいて、海では夜19時なのに、マットを広げてピクニックしている家族もいる。本当にベトナムらしくて、このユニークさをどう表現すればいいのかわからない。

音楽に合わせて踊る人たち

そのとき、クイニョンがいつのまにか好きになっていたことに気づいた。
もしバイクをレンタルしていなかったら、こんな経験は間違いなくできていなかったと思う。改めて、バイクを借りてよかったなと感じる。

バイクに乗る楽しさ、距離があるからこそ味わえるツーリングの感覚。いいなぁと思う。

そんなこんなで、家に帰ることにする。
帰り道ではまた少し迷子になったり、途中で地図を確認しながら走ったりしていた。途中、牛が歩いていて、可愛いなと思って写真を撮ろうとしたら、「Moooow」と鳴かれて、少し怖くなってすぐに出発した。

そして、ようやくホテルに到着。

ここに来て、ふと思うことがある。
こうしてベトナムで日本料理が食べられること、そしてそれを「美味しい」と感じられることが、どれほど幸せなことなのかということ。

普段、みんな「美味しいものが食べたい」と思って、食べ物を探すよね。
でも、その「美味しい」が、どれだけありがたくて、幸せな感覚なのかを、ちゃんと考えたことはあるだろうか。

一人旅をしていると、食事が合わなかったり、「美味しい」と心から思えるものに、なかなか出会えなかったりする。だからこそ、「美味しい」と感じた瞬間、その幸せは何倍にもなる。

バイクのオーナーとワンショット(笑)

普段、当たり前のように食べている美味しい料理って、実はとんでもなく幸せなことなんだな。
そんなことを、今日あらためて感じた。

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● Profile

Kota Ishihara(いしはら こうた)

近畿大学理工学部生命科学科卒業。卒業後は、Webサイト制作を独学で勉強し、2022年10月にフリーランスに。その後、海外に拠点を移すために海外視察を開始し、ヨーロッパ、東南アジアなどを一人で冒険をし、さまざまな人と交流する。将来の夢は、ヨーロッパに移住し、クリエイティブ・多国籍企業を作り、多種多様なクリエイティブプロジェクトをしていくと共に、パイロットになり世界を旅すること。音楽・ファッションなしでは生きられない。イヤホンにはとても辛口評価。尊敬する人は岡本太郎。

#同じ旅の余韻