〜心のままに歩く旅〜
いちご300グラムで900円。その後、Sonyaとスメタナ論争の夜

いちご300グラムで900円。その後、Sonyaとスメタナ論争の夜

旅のコツ, カルチャー, ストーリー
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Sonyaが不機嫌な朝から始まるタシュケント観光。Polisorbという覚醒剤みたいな粉を飲み、ピラフセンターで昼食。バザーでいちご300グラム900円に「泥棒だよ」。ブルーモスクで洗っていないいちごをかじり、スメタナ論争の夜。2年ぶりなのに気まずくない、特別なご縁。

Sonyaの不機嫌な朝

今日は10時に起きた。Sonyaはまだ寝ていたから僕はシャワーを浴びてTikTokの編集をしたり動画の編集をしたりして待つことに。結局11時くらいになって起きてきた。

自分は彼女の部屋のアラームで目が覚めたくらいだからあまり寝付きはよくなかった。おそらくジアルジアなのかお腹の調子が良くないからだろう。肌を見ても荒れていてシミが目立ったりしていたので本当に悲しい。

Sonyaが起きてきて僕がドアをノックして起こしてほしかったとのことだった。彼女はINFJだから予定が狂うと不機嫌になるのかなって思った。

だけど僕は彼女が疲れていたから寝ることは大切だと思ったからあえてそのままにしていた。本当は怒らずに寝かせてくれてありがとうって言ってほしかった。だけど不機嫌になったからちょっと悲しかった。

メトロニダゾールとPolisorb

準備をしてすぐに外へ。近くの薬局でメトロニダゾールとPOLISORBを買うことに。Sonyaがおすすめしてくれた薬でウイルスや細菌や塵などを吸着させて外に出してくれるものらしい。

メトロニダゾールはある?って聞いたらすぐに出してくれた。ここは250MGだった。東南アジアは500MGだからきっと東南アジアが強すぎるんだなぁって思った。

それらの薬を買うときもSonyaはとても不機嫌だった。は?ってしかめっ面で聞いていてなんでそんなに怒ってるんだろうって思った。僕は感情を出さないのかそういうことが滅多にない。

感情を出したら負けというのが染み付いているのかな。どれだけ疲れていても顔に出ない。だって相手にそうされると僕も影響されてきょとんとしてしまうもの。それで案の定僕は少し彼女に話すのが怖くなってしまった。

否定されるんじゃないかってね。きょとんとしながら歩いた。

アイダーハルとボルシチ

メトロに乗ってウォーキングスタート地点まで。お腹がすいていたから近くのレストランで朝ごはん兼お昼ご飯を食べた。アイダーハルっていうポテトにローズマリーがかかったものとボルシチを注文。

ソーニャは牛タンとチーズにご飯。まるで日本にいるかのような食事をしていて面白かった。味はまあまあで人は僕たち以外いなかった。ウズベキスタンは廃れたお店やそのままになっているお店がすごく多い。経済状況があまり良くないのかなって思ったり。

Hot waterをもらってSonyaがPolisorbを作ってくれた。スプーン2杯分の覚醒剤みたいな粉を溶かして飲む。

見るからに不味そうなんだけど胃の調子が悪くなったときはいつもこれをロシアでは飲むだとか。二酸化ケイ素だったかな。

Besh Quzonのピラフ、Caringなロシア人

噴水がある公園に行ったり大きな銅像を見たりしてからBesh Quzonっていうピラフセンターへ。僕はオリーブオイルのピラフを食べた。ソーニャはただ温かいお茶とお水だけだった。

そこでもPolisorbを飲むように言われた。さすがロシア人っていうか本当にCaringな友達だなぁって思った。ロシア人女性は本当に相手の健康に気を使ってくれて、食事を準備して風邪を引いたときはたくさんケアリングしてくれる。

押し付けがましいくらいにそうしてくれるから本当にそういうところが好き。

川のベンチで、旅の価値観

少し歩いてPolitical museumのところまで来た。川があって釣りをしている人がいた。Sonyaはベンチに座ってタバコを吸った。彼女がタバコを吸っているときはなんかかっこいいなぁって思う。性格とのギャップがあるから。

お手洗いに行きたいって言ったときは近くのカフェに寄ってくれてそこで彼女はコーヒーを買い、オーナーがトイレに案内してくれた。彼女なりの優しさ。

そこでいつも一人旅をしているから彼女がいるとAnnoyingにならない?って皮肉っぽく言ってきたのでそんなことないよ!って言った。

僕は友達と旅をしているときは場所や食べ物よりも友達との会話、どんな人かを知りたいしその人とたくさん思い出作りをしたい、その人との仲を深めたい。

そう思っているから観光地に行けなくても予定が狂ってもどうでもいいんだっていうことを共有した。そしたら彼女はちょっと嬉しそうだった。

青色のモスク

ウズベキスタンは青色のモスクが象徴的だった。いろんなモスクを訪れたんだけど、本当に神聖で、美しく、言葉を失うほどに静かで、荘厳だった。

サムサをベンチで食べてから、中に入った。本当に美しいしか言葉がない。

Peterhofを思い出す公園、ロシアの金利16%

歩いているときは巨大な公園があってサンクトペテルブルグのPeterhofを思い出した。

ここにも四季がまるであるかのように黄色だったり緑、オレンジ色の落ち葉だったりがあって木々がいろんな色に染まっていたから本当に綺麗だった。

ロシアの銀行の金利についてお話をしていた。なんと16%らしい。1年で16%ももらえるらしい。これは信じられないほどだった。日本は0.05%とかだよって言うと彼女はすごく驚いていた。

だからこそ家を買うときにローンを組むけど最終的に借金を返済したときは購入した金額よりも多くの利息を払わないといけないっていうことをお話していた。それはやばすぎる。

バザーでトヴォロクの味見

タクシーに乗ってバザーへ。17時くらいだったからほとんどのお店は閉まっていた。トヴォロクを見つけて味見をさせてもらった。

それぞれあるチーズをひとつまみずつ。手の甲にナイフについたトヴォロクをつけてもらった。サワーテイストなものもあったり甘いものもあった。

甘いものを買うことにした。こういう冒険って面白いなぁって。大量の牛や鳥や豚の肉が売られていてさすがワイルドだなぁって。

いちご1Kgで2,300円、「泥棒だよ」

外には果物も売っていた。せっかくだからなにか買おうよってSonyaが言ったのでなにかを買うことにした。僕はバナナかいちごかなぁって。

結局いちごを買うことにした。いくらか聞いてみるとなんと1Kgで1,800,000スムだった。信じられない。2,300円くらい。市場なのにこんなに高い値段で売るなんて本当に信じられないって思った。

別の場所にいたおばさんに聞いてみても1,800,000スムだった。完全にスキャムだろうって思った。

僕は横でこんなおばさんにお金を出して買うの?リジェクトしていいんだよって言った。だけど彼女はいちごが欲しいもんって言っていて結局300グラムくらい買って900円をお支払いしていた。本当に信じられない。日本よりも高いんじゃないかって思った。

Sonyaもちょっと怒っていて日本語で「泥棒だよ」って言っていた(笑)。これでもし美味しくなかったら…って怒っていた(笑)。これも面白い思い出。

ブルーモスク、洗っていないいちご

市場を出発して歩いてモスクへ向かった。向かっているときはなにか治安の悪さを感じた。大気汚染と合致しているのかスモッグがえげつなかった。

それに市場の近くだからなのか雰囲気が重かった。寒さも混じっていたからなのかな。冬の悪い寒さというか。

モスクに到着した。ブルーモスクって言われるところで本当に綺麗だった。テーマパークのようにすごくきれいで夜だからなのかライトアップされていた。人はあまりいなかった。一つのモスクに入ってお祈りをしているところを見た。すごく神聖な感じがした。

僕はいちごを一つかじってモスクの前で写真を撮ってもらった。Sonyaは食べないの?って聞いたら「洗っていないもん」って。

それ僕が食べる前に教えてよって(笑)。東南アジアを長く旅をしているからなのかもうそういうのは気にならなくなっていた。普段日本にいるときは絶対に洗うのに。

Sonyaはたくさん写真や動画を撮ってくれた。青色のドームがあるブルーモスク。ウズベキスタンを感じながら夜の散歩を楽しんだ。

モスクへ行く前に通りがかりのサムサを売っているレストランがあってたくさんのローカルの人が並んでいた。

人気そうだったから僕たちも並んでじゃがいものやつとラム肉のやつを買ってモスクの前で食べた。美味しかったなぁ。

スメタナ論争とケフィールの夜

帰る前に近くのスーパーへ行くことにした。ワインだったり夜ご飯を買って家で食べようっていうことで。パン、スメタナ、チーズ、サラミ、バター、水だったりを買った。ソビエトだったりロシアの典型的なもの。

スメタナを買おうとすると彼女はジャッジをしてきた(笑)。黒色のパンにスメタナをつけて食べるのが僕は好きなのでそれを共有するとありえないと言われた(笑)。ワインやビールはなかったのでまた別の日にしようということに。タクシーで家に戻った。

ソーニャはすぐにシャワーを浴びてそれから僕。僕がシャワーを浴びているときは彼女は夜ご飯を準備してくれていた。

テーブルにはパンだったりサラミ、チーズが並べられていてなんか家族のようだなぁって思った。彼女にはあまり気を使わずに時間を過ごすことができるので楽だなぁって感じていた。

僕たちは夕食をともにした。僕がスメタナをつけているときは動画を撮られたり。いざ彼女がスメタナをつけたパンを食べるとやっぱり好きじゃないらしい(笑)。

Kefirは胃腸にすごく良いらしい

2年ぶりなのに気まずくない

それから僕は仕事をしたり日記を書いたり。Sonyaは大学の数学の勉強をしたりして時間をともにした。僕たちは無言の時間がけっこうあるんだけど本当になにも気を使わないしなにかしゃべらなきゃっていうものがない。

2年も会っていなかったんだけどまるで最近会ったかのような感じがしているのかまったく気まずくなかった。それはいいことだなぁって思った。良い友だち良い人に恵まれてよかった。

それからのこと夜寝る前に洗濯が終わって僕たちはケフィールを飲んだ。

なんか若いからこそできる冒険だなぁって思う。彼女とはHelloTalkで出会ってそれから日本で会ってそれから話をずっと続けていたらいつの間にか仲良くなって一緒にウズベキスタンに旅行に行くようになってしまう。

それで10日を共にする。これって改めて考えてみたらすごいことだなぁって思う。2年も会っていない人と10日を共にするなんてってね。なにか特別なご縁を感じる。

夜ご飯を食べているときはムエタイだったり合気道、井上尚弥のボクシングの動画を見ていた。夜ご飯を食べてから一緒にこれらの動画を見るなんてなんか面白いなぁって思った。彼女は最近ムエタイを始めていてこういうのにすごく興味があるらしい。改めてギャップがすごいなぁって思う。

性格はすごく穏やかなのにワイルドなんだよなぁ。そしてすごく独立していてやっぱりINFJさをすごく感じる。なかなか心を開かない性格だからこそこうやって一緒に旅をしてくれるっていうのは相当心を開いてくれているんだなぁって感じた。それはすごく嬉しいこと。

明日はサマルカンド。明日も楽しもう!もう二度と帰ってこない貴重な時間。この若い時だからこそできる一緒に冒険。最高に楽しもう。

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● Profile

Kota Ishihara(いしはら こうた)

近畿大学理工学部生命科学科卒業。卒業後は、Webサイト制作を独学で勉強し、2022年10月にフリーランスに。その後、海外に拠点を移すために海外視察を開始し、ヨーロッパ、東南アジアなどを一人で冒険をし、さまざまな人と交流する。将来の夢は、ヨーロッパに移住し、クリエイティブ・多国籍企業を作り、多種多様なクリエイティブプロジェクトをしていくと共に、パイロットになり世界を旅すること。音楽・ファッションなしでは生きられない。イヤホンにはとても辛口評価。尊敬する人は岡本太郎。

#同じ旅の余韻