〜心のままに歩く旅〜
「どう生きたか」が一番輝く。タオ島からバンコクへの14時間移動のバスで学んだ岡本太郎

「どう生きたか」が一番輝く。タオ島からバンコクへの14時間移動のバスで学んだ岡本太郎

気づき, ストーリー
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出港時間を勘違いして慌てた朝。21Kgのバックパックで2.3Km歩き、アジア人ゼロの港で船に乗る。デッキで太陽を浴び、7時間のバスで岡本太郎を読みながら「どう生きたか」を考えた。バンコクのホステルは8人部屋を独り占め。

今日は8時に目が覚めた。最近は毎日7時に起きたり朝6時に起きたりの日々が続いていたので勝手に目が覚めるようになった。それはそれでとてもいいことだと思う。念の為、今日の船の出港時間を見る。自分は夜の9時だと思っていたんだけど、見たらなんと朝の10時15分だった。ああやっぱりスケジュール管理は苦手だなぁって思いつつも、今見てよかったって思った。なので結局のところ今から少しだけ寝ることができて、それからはすぐに準備をして港に向かわないといけない。

21Kgのバックパックで2.3Km歩く

時間になったら起きてシャワーを浴びて荷物をすべて整理して完了。みんなまだ寝ている感じだった。ここのホステルはうるさくてなかなか寝れない日もあった。だけど距離が近いからこそ人間らしい関わりがたくさんあった。すごくフランクにみんな話しかけるし、人と人との距離がすごく近いホステルだった。でも自分にとっては近すぎるのでもう少し遠くてもいいかなぁって思ったりもする。

ホステルを出てチェックアウトする。スタッフがすごく優しく、もうチケットはあるの?何時のなの?タクシーは?って聞いてきたので、僕は歩いてここに来たから歩いて戻る予定だよって言った。そしたらびっくりしていた。確かに21Kgのバックパックをかついで2.3Kmを歩くのはなかなかないことだと思う。でもそれこそ冒険だし、自分はそういう経験を自らしていきたい。そんなことでへこたれていたりタクシーを使っていたら、冒険という要素がなくなってしまうじゃないかって思うからね。

アジア人は僕だけだった

港まで歩いた。そこにいた人にチケットを見せてこれどこ?って聞いたりして、ようやくチケットをチェックインする場所までたどり着いた。無事にチケットをもらって船が来るまで待った。

待っているときはセブンイレブンで購入したほうれん草のサンドを食べていた。あたりを見るとたくさんの人が待っているんだけど、そこにアジア人の姿が誰一人いない。中国人、韓国人、日本人だれもいない。

僕だけだった。だから自分が特別に感じていて、ああやっぱり自分はレアなんだな、嬉しいなぁって思った。「みんなと違うことをやる」っていうことが本当に大切だと思うから、周りに同じアジア人がいない。それはいいサインだった。

デッキで太陽を浴びながら

船に乗り込む。今日は寝不足だったからなのかすぐに酔ってしまった。けっこう横揺れが酷かったんだけど、外に出ている人がたくさんいたので残りの時間はずっと外で過ごすことにした。

太陽に照らされる中、僕はデッキの横に座り込んで自然を楽しんでいた。そこで少しだけ寝ていたりもした。日焼けやばそうだなぁって思った。だけどそれはそれでいいじゃないかって思ったり。少なくとも首と顔に日焼け止めを塗っているから大丈夫だと祈りたい。

7時間のバスと岡本太郎

2時間くらいかけてタイの本土に到着。あっという間だった。バスのチェックインをしてバスチケットをもらった。今から7時間かけてバンコクへ向かう。チャーハンを食べてお手洗いへ行って準備を整えた。

バスに乗車しているときはいろんなことを考えていた。最近は自己分析にハマっている。特定の行動をしたり特定の考え方をしたときに、「これってどんな性格でどんな深層心理があるの?」って考えたり。そうやって自分についての部屋を作って、そこでいろいろと自己分析する。自己分析するとすごく楽しいし、自分についてまた理解が一つ深まったなって思ってそれがすごく嬉しい気持ちになる。

岡本太郎の「自分の中に毒を持て」を読んでいたりもした。とにかく彼の書く文章は1つ1つに深さがあって、改めてすごさ、そしてインスピレーションをたくさん得る。彼の生き方はかっこいいなぁって思う。やっぱり人間、最終的に「どう生きたか」なんだよね。どんな服を持っていてもどんなブランドの服を持っていても、「どう生きたか」が一番輝く。というかこれ以外ない。だから僕は常に自分が主人公で、映画のような人生を生きていきたいと思う。だからこそそれをドキュメンタリーにしていくんだ。

バンコクに到着、8人部屋を独り占め

途中休憩もしながらバスはバンコクに到着。バイクタクシーに乗ってPepper Plane Projectの近くのホステルへ向かう。チェックインしようとしたんだけど誰もいなくて、ちょうど1階にいた女の子にドアを開けてもらった。彼女はすごく積極的な感じで、僕が困っていると「電話したら!」ってフランクに言ってくれた。

スタッフが眠たそうに降りてきて丁寧に説明してくれた。無事にチェックインすることができた。なんと8人部屋なんだけど今日は誰もいない!部屋を使い放題だった。それは本当に嬉しすぎることだった。

フランス語の収録をしたりコンビニでチャーハンとほうれん草のサンドを買って食べて、ゆったりして今日1日は終わった。

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● Profile

Kota Ishihara(いしはら こうた)

近畿大学理工学部生命科学科卒業。卒業後は、Webサイト制作を独学で勉強し、2022年10月にフリーランスに。その後、海外に拠点を移すために海外視察を開始し、ヨーロッパ、東南アジアなどを一人で冒険をし、さまざまな人と交流する。将来の夢は、ヨーロッパに移住し、クリエイティブ・多国籍企業を作り、多種多様なクリエイティブプロジェクトをしていくと共に、パイロットになり世界を旅すること。音楽・ファッションなしでは生きられない。イヤホンにはとても辛口評価。尊敬する人は岡本太郎。

#同じ旅の余韻